はてなキーワード: ひやむぎとは
https://twitter.com/mahjong_sg/status/1004767801469353984?s=19
そのちょっと前にも手延べがよいとか云々的なツイを見た。
彼らから言わせるととにかく機械延ばしがだめらしい。手で延ばせと。たしかに揖保の糸はウマい。
うどんだって手打ちがよいと。足で踏み込めと。そんなことを言われる。
なぁみんな、なんでそんなにひやむぎに対して冷たいんだよ。ひやむぎの立場も考えてやれよ。「手」ないとだめか??ひやむぎは存在が否定されている。
最近見ないがあの緑と赤の麺がウマいマズい以上に俺たちの心に夏の象徴としてぐっと残ってるんだよ。
ひやむぎのことも愛してくれよ。
最近のセブンイレブンに行くと苛ついてしょうがないので、ちょっと長文ですが喋らせてください。FBに書こうと思ったんですが、そんな内容でもないし。
何が問題なのかというとあのPB商品のパッケージの文言です。アレを見ていると自分の言語感覚が破壊されていくような印象を受けるのです。
例えば、何でもいいんですけれど、他と比較するためにパスタにしましょう。
http://www.sej.co.jp/products/pasta.html
牛肉を高温でしっかり焼くことで肉の香りを引き出し、肉汁も残さずソースに入れて煮込んだ、うま味とコクが味わえるミートソーススパゲティです。ランチなどにいかがですか?
ケチャップをしっかり炒めた後、焼いた玉ねぎを加えたソースで麺を和えた、ジューシーな味わいのナポリタンです。
ふっくらとした食感のあさりを使ったボンゴレスパゲティです。生のあさりから抽出しただしを使うことで、素材のうま味とコクを引き出しました。
高温でしっかり焼くというのは具体的に何なのか。ケチャップをしっかり炒めているから何なのか。あさりの旨みが広がらなかったらどうしてくれるんだ。具体的な言及は極力避けて、徹底して主観的で検証しようがない表現だけで字数を稼ぐ工夫がなされているわけですが、わたしは困惑せずには居られない。かつて一部で話題になった、「コシが強くなめらかなひやむぎ」「なめらかでコシが強いそうめん」も完全にこのたぐいの話。別にパスタのパッケージに反証可能性を要求するつもりはないですけれど、わたしはこれが嫌なのでセブンイレブンには行きたくない。
良い例だと言いたいわけではないですが、セブンと対照的なのは無印良品ですね。セブンのほうが後発なので、多分に無印のことは研究したのでしょうけれど。
http://www.muji.net/store/cmdty/section/S10807
国産牛と黒豚の旨みを生かし、イタリア産完熟トマトと炒め玉ねぎを加えて煮込みました。肉の旨みをシンプルに味わえるソースです。
兵庫県産バジルの風味を生かしたソースです。2種類のチーズや松の実、カシューナッツのコクを加え、バジルの風味を引き立てました。
新鮮なうにの風味を生かした濃厚なソースです。生クリームを加えたなめらかでコクのある味わいです。
うにクリームは正直セブンと大差ないですが、それ以外の2つのように(ほとんど無駄に思えるくらい)客観的な表現を多用するのが、無印良品の特徴だと思います。実際には本当にバジルが兵庫県産なのかどうかを検証するような暇なやつもいないでしょうし、無印をおいているコンビニではTポイント攻撃が待ち受けているわけですが。
こんな下らないことに違和感を持つひとは多くないようで、検索してみてもむしろナイスネーミングセンスみたいなことを言う人のほうが多いようです。実際セブン&アイはものすごく儲かっているわけだからその原動力たるPB商品にケチつけても正当な反論がビシッと返ってくるのでしょう。要するに客に約束することを極力減らすことによって、実装を組み替える自由を確保して、最終的にコストを下げるという作戦だとは思うのですが。
ただ、こんなつまらない文章で埋めなければならないほどパッケージが殺風景なのであれば、パッケージを多言語にするほうがよっぽどいいとわたしは思うのです。せめて飲み物のパッケージには英語くらいつけてやれと。