2017-02-02

はやく楽になりたい

まず、自分の主張をする前に少し自己紹介をする。

私は百合が好きなオタクだ。女と女なら割となんでも好きだと自認しているけれど、中でも特にハマっているジャンルがあり、それは百合がメインになっているという性質のものでは多分ないのだが、私は百合としてそのコンテンツを楽しんでいる。

(このジャンルでのことについていくつか言及するが、そこに迷惑を掛けたいわけではない。読んでくださる方がいるとして、その中に具体的なことが分かってしまった方がいても心の中に秘めておいてほしい。)

それで、私は百合を楽しむに当たって、同性愛を娯楽として消費するわけだが、やはりそこにおいて相応の敬意を払うべきだと考えるし、少なくとも自分なりに真剣同性愛について向き合ってきたつもりだ。

ここで言いたいことは要するに「同性愛差別しないで」ってことなんだけど。

そんなこと3億回は言われてそう。でも、改めてそう主張したくなったというか、どこかで吐き出さないと限界だ、と思うきっかけがあったからこうして書きなぐっている。

それは私の母のことが原因だ。

母は、同性愛差別をする人間典型なんだと思う。

私はオタクなので、よくグッズなんかも買うのだけれど、その中に、大好きなキャラクターふたりウェディングドレスを着ているというものがね、あったんです。幸せそうでかわいくて、大好きなキャラクターの長年の想いが叶えられた(というように私には見えた)そのイラストが私は大好きで、それを手にした日にはずっと眺めていた。

眺めながら、かわいいな〜結婚できてよかったね〜〜〜最高〜〜〜〜とか思いながらふわふわした気持ちでいると、背後にいる母親に気づかなくて、「えっなにそれ、女同士?きもちわるいね」と言われてしまうんですね。はい。書いているだけでそのときのことを思い出して具合が悪くなってきた。

明らかに同性愛差別するような発言だと思うし、イラストの片方が男性なら母はこの発言はしなかったでしょう。でも母は同性愛差別なんてしないというし、偏見もないとなんの屈託もなく言うわけです。

現在、その母に私はめちゃくちゃ叱られ無視されている最中だ。

なぜそんなことになっているかというと、他愛もない会話が原因。ニュース番組同性愛関係する話題が取り上げられていて、それについて話していたときだ。母の発言を要約して再現すると、

世田谷区?とかで同性婚もできるようになった?みたいだし、そういうのはいいことだよね。まあでも、男同士とか、女同士とかちょっと…アレけどね!女同士でも、片方がすごくボーイッシュとかだったらわかるけど。」

もう何から何まで心底腹が立って、めんどうくさいので普段まり母に逆らうことは言わないですけれど、こればかりは「そういう偏見ってどうかと思うけど」と言ってしまった。

母は「偏見なんてないけど。何怒ってるの?自分のことでもあるまいし。みんな心の中では気持ち悪いって思ってるけど言わないだけだよ。」と。

それでなぜか今もなお逆ギレ(?)されてあたられているという次第だ。

今さっきそんなことが起きて、前述した記憶に封をしたはずの結婚イラストときのことも思い出してしまって、私は今本当に、本当に悲しいような、ムカつくような、よくわからない気持ちでいっぱいで、、、どうしたらいいかからない。

私は今差別してしまった、と思ったならどうしようもあるんだろうが、自覚がない人に直してくれというのは、まず無理な気がする。

恋愛男と女がするもの、という価値観に塗りかためられた頑なな考え方に、対抗する術を私は持っていない。

私のいるジャンルでは、それを百合として楽しんでいる人もいるし、そうでない人もいる。

からなのか、「同性愛表現はやめろ」だの「これは同性愛差別じゃないか」だのいろいろ問題になりがちで、頻繁に炎上している、気がする。

私は作品を愛しているし、同性愛にも本気だから公式側の人間差別発言や、受け手側の差別的みつきに、それを見てしまえばいちいち本気でしんどくなる。

私の母ほどあからさまなことを言う人はあんまりいないけれど、「同性愛なんか」とか「同性愛よりも良い」とかそういう…なんていうのかな。無自覚同性愛を低める発言をする人がすごく多い。

からまり見ないようにしているけれど…身内から言われるともう奇襲の域でどうにも防ぎようがない。つらい。聞きたくない。


もう何言いたいのかわからなくなってきた。

感情的になって、クソみたいに読みづらい文を書いてる気がする。

別に同性愛が嫌いでもいいんです。私がつぶあんは好きだけどこしあんは嫌いだと思うのと同じように、異性愛は好きだけど同性愛は嫌いだという人もいるでしょう。別にいいです。言葉に出さなければ殺人願望が許されるように、思うだけならいい。それに、もう、嫌いなら嫌いって言ったっていいよ。それは好みの問題だと思うから

差別してないよって笑いながら差別しないで。社会規範から逸脱することを無意識に悪だと思わないで。お願いだから。人を好きになることで差別しないで。

耳を塞いでも、内側から聞きたくないことを囁かれるのも、本当につらいです。やめて。

一生母に自身セクシャリティについて話すときはこないでしょう。一生、母に自分趣味は隠したままでしょう。

なんかもうどうでもいいな、全部。

はやく、異性愛しか世の中に存在していないと信じていたころに戻って楽になりたい。そうすれば辛くないのに。はやく死にたい

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