2014-11-17

こじらせ女子校育ちの就活

就活が始まった。

特にやりたい仕事はなかったけど、やっぱり内勤が良くて、でも一般事務じゃ将来が不安な気がしたから、総合職か少しでも専門的な知識が身につく仕事がいいな!と思って就活をしてきた。

中々決まらず、求人がもう少なくなって焦っていた頃、運よく内定をもらった。専門知識も勉強できる。一人暮らしで食べていけるだけの給料も貰える。福利厚生も良い。通勤時間も短い。

職員は15人と少なくて、全ておじさまと女子だけ。ほとんど内勤で異動もなく、ずっとこのメンツ飲み会も滅多にないらしい。自分世界があまり広がらなさそう。大人数の人がいる場所が苦手な私には有り難い職場なのかな?ちゃんとやっていけるかな、と自分のこれから未来が全部見えてしまったような気がしてドーッと不安になった。内定ブルーってやつだ。社会人は皆こんな気持ちになることがあるのだろうか?

そして、内定ブルーの中で哀しくなったのは職場の同年代男性コミュニケーションを取りながら仕事をする社会人生活は、この先一切ないということだった。若い男性はいないよ、と言われて「ああ…マジか…」って思ったけれど、とにかく内定をもらうことに必死だった。

7年女子校にいたけど学内女子に気を使うのに精いっぱいでどうすれば学外で異性と仲好くなっていけるのかわからなかった。バイトボランティアサークルもやったけど女の子ばかりだったり、男女できっちり作業が分けられていたり、こっちがアホみたいに萎縮してしまったりでからまわって疲れて、大学3年の頃には逃げておひとりさまを満喫するようになってしまった。

大学じゃ周りも似たような子ばかりで、中学高校の友人も一緒に女子校女子職場の女社会ルートを歩んでいる。職場と友人の紹介が社会人出会いでは6割を占めているらしい。絶望した。

本当は女社会から抜け出したかった。高校は異性からいじめが恐ろしくて、大学受験に失敗して女子校を選んだ。大学生になってからは異性と当たり前に机を並べて日常を送れる学生が羨ましかった。同世代男性と同じ環境で萎縮することな自然に仲良くなりたかった。社会人になって毎日顔を合わせる荒治療で頑張って治そうと思っていた。それでも若い異性がいない職場大学を受けていたのは女として扱われることを心のどこかで恐れていたのかもしれない。私の中で同年代男性は、いじめをしてきた中学生の姿のまま止まっている。

また休日習い事など始めようと思うけど、大学ダメだった私に職場の外で世界を広げるができるのだろうか。

内定先を希望した理由が「将来が不安から安定を望んで」って後ろ向きな理由からこんな気持ちになってるのかもしれない。どうにか人生目標や夢も見つけていきたい。

女子大から大手企業から地元企業まで沢山の一般事務職求人が来ていた。卒業生は一般事務職が一番多いらしい。私は一般事務で、ゆくゆくは結婚して2馬力で生きていく女性になれる自信がなかった。一般事務必要仕事だとはわかっているけれど、将来独身で一般事務のまま年をとるのが怖かった。だけどそんな考えが余計裏目にでてる気がする。

どうやって生きていこう。

  • 「きみ、おれと付き合わない?」とリアルで言えたなら。 こういう女の腐ったような考えだから童貞なんだよ。お前も処女なんだよ。ちくしょーめ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん