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はてなキーワード: プロデューサーとは

2024-06-06

セクシー田中さん問題根本問題

原作の改変が問題で、実写とマンガと同じには作れない、だから改変致し方なし。

この「改変」とはなんだろう?なぜ、改変が起こるのか?というところに、日テレ踏み込むべきだったのだ。

いろいろな諸事情があるとは思われるが、大きな理由は、そのほうが実写化においてベターからだ。

そのベターひとつに売れてる役者を起用したいからというのがある。

ここがバカにならない。プロダクション側の思惑もある、アイドルを起用しているとファンが目当てに見てくれるから原作を改変しても役者の出番を創造する。

また、そのアイドルイメージが悪くなるのを防ぐために原作セリフや設定を改変する、なんでも、セクシー田中さん脚本家チーフプロデューサーはそれが得意だそう。

極論になるが、つまり視聴者が悪い。

さらにいうと推し文化が悪い。

日本だけではないと思うが原作者を蔑ろにしても「そっち」を優先している方ではないか

かくいう私もピエール瀧が出演してると知るとつい見たくなる。ただ、そんなことしてるからセクシー田中さん事件は起こったのだし、これから起こるのだ。

2024-06-04

anond:20240604201325

しかプロデューサーらの会議では「短大最近の若者にはリアリティがないのでは」「リストラドラマとして重すぎる」等の意見が出て、結局「父の会社不景気になり、本当はかわいい制服私立高校に行きたかったけど、公立高校に行くことにした」という設定に変え、芦原さんに返した。

それに対して芦原さんは、かわいい制服など「心底どうでもいい」と回答したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ce70273acea7e326b068b846b1aaa8a5d94178?page=2

報告書全文読めとまでは言わないけど、要約してくれているニュース記事くらい読みましょうね。

原作者擁護したいあまり「言ったこと」も言ってないことにするのも大概不誠実よね。

で、実際のとこ川崎はどういう街なのか問題その1

先日、市民イベントや街中ポスターガルクラ知った川崎民の話の続き。長くなったんで、その1

トゲトゲのMVアルバム買った

ブルーレイ付きってなってるやつを上から順に買ってしまったのでMVアニメ見つつ「川崎とは」問題にふれてみたい。

仁菜ちゃんの声の人って16歳なの!?

いやびっくり。言われてみると1年前に出した1曲目は歌がだんだん聞こえなくなってて何を言ってるのかもわからなくなってるが、最近の歌はめっちゃ声量が出てるしパンチあるし、すごい。8話の迫力も凄いし、こんなゴリゴリっとした16歳を見たの坂本真綾以来じゃないかオッサンファンが一気に増えそう。

さておき主題歌歌詞

ガールズバンドクライ主題歌歌詞だが、固有名詞は一切出してないので「別に川崎を謳ったわけじゃないっすよ」と逃げる気まんまんという気はする。その腰砕けな態度の時点で劇中の仁菜ちゃん体当たり性格ミスマッチではなかろうか。プロデューサーお前だぞお前。で、このガルクラを川崎タイアップで作ってく企画については、音楽系の人たちの川崎いじりの流れを汲んでる気がする。

川崎いじりの歴史的経緯

ちょっとからフィクションで時々あったが、こっちの受け止め方としては「魔界都市新宿」とか馳星周新宿とかと同じジャンルという受け止め方だった。新宿渋谷がこすられ過ぎたんで川崎で新味を出してきたんだろうな、ぐらい。親戚のおばさんが町内を毎日掃除してゴミ出しの整理をしてるような町で陰鬱な国際犯罪が行われてたりするのはギャグですらあった。

川崎いじりの歴史的経緯

ラッパーの人らが川崎アイデンティティ押し出してったあたりで流れが変なほうに行ったなあ、という感じ。嘘はついてないけどフカシは相当してるよね、ぐらいの大げさアピールで、売り込むためなんだろうけど。最初面白かったんだけど、ネタいじりが繰り返され、うざったくなってきた。

デビルマンクライベイビーが雑だった

川崎舞台タイトルにクライがついてるので、たぶんガルクラと合わせて川崎クライシリーズとか言われるはず(言われない)。さておき上記ラッパーの人らの延長上みたいな川崎描写原作デビルマン最初サバトシーンが川崎のそういう場所になってる)で、途中で行政区分川崎区の中でやたら悪魔が出現するというトンチキな描写が挿入される。周囲を山と海に囲まれ地方都市舞台じゃねーんだぞ。まっ平で交通量も頻繁で交通手段も豊富首都圏のど真ん中エリア川崎区だけ悪魔が溢れてるってどういう描写だよ。湯浅政明の才能って実はイマイチではと疑った最初であった。

実際の川崎治安

新宿渋谷池袋上野といった都心部繁華街のほうがよほどアレ。あるいは周囲の監視の目が光ってる閉塞した熊本よりはそりゃ川崎は住みやすいだろう。

一方で「関東周辺と比較した場合社会人には住みやすいけど、子育てにはお勧めできない街」と思う。

上京してきた人たちが住む町なので住人の多くが地方出身者であり余所者排除がない

熊本出身者が川崎民度を下げてるなどと言われがちだが、川崎そもそも上京してきた人たちの溜り場である京浜工業地帯で働くために、あるいは都心に出勤するために、東北甲信越九州沖縄朝鮮半島ブラジルネパールベトナムetc...から出てきた人たちが10年単位で住んでいる。ルパさんは南アジア系らしいが、20年前の話、京急駅前の立食そばで働いてたおばさんお姉さん曰くお父さんがグルカ兵だったそうだ。実家でも駅前で寝てたイラン難民を連れてきて住み込みで働いてもらっていた。

ヘイト野郎をしっかり追い出した実績

ヘイトスピーチビジネスの連中が川崎活動してたが逮捕者を出すなどして現状では川崎での活動を縮小してる。最近になって埼玉活動してるのはこっちを追い出された連中が居場所を探してあっちに食いついたのでは。

東京より平均家賃が安い

大田区蒲田川崎区、多摩川河川敷工業地帯下町で条件は同じでも家賃が違う。羽田空港へのアクセスのせいもあるだろうが、似たような所得層の似たような街並みでも川崎のが安い。結果、都心で働く人、都心学校に通う人が選びがちなのが川崎で、京浜工業地帯で働くために通勤で通ってくる人と人数的にも拮抗しており、両者はあんまり交わらない。東京予備校に通う仁菜ちゃん川崎市民意識があろうはずがないのだ。

東京23区がなんだかんだで子育て教育の補助が充実してる

これは異論あんまないかと。自称保守という名の全く保守する気がない利権屋集団がいまだ蛇蝎のごとく嫌う美濃部都政ってやつの遺産デカいと思う。

川崎は進学率が低い

川崎川崎区、幸区など京浜工業地帯近辺)は伝統的に低所得層の町だったため進学率が低く、児童も、児童の親も、教師も、残念ながら外れを引く可能性がある。

具体例。80年代前半の川崎区内小学校、小6の頃だが、担任児童をどなりつけ椅子を蹴り、男子児童は移動教室というとサボって校庭で遊びまわって、音楽先生は毎週泣いていた。その騒いでる児童間でも権力闘争やってて先週までボス格だった子が学級会で子分の子から名指し批判され追い落とされたりと10年早い世紀末演出していた。学級崩壊という言葉メディアに出回るよりだいぶ早い時期の話である。昔の話だろと思うかもしれないが、それからおよそ十数年後に同じ学校授業参観に参加させられる羽目になったところ、やはり教師は生徒をまともに見る気がなく野放しの児童フリーダム自分の時ほどではないが、たぶんあまり変わってない。

中学校事情私立受験都内に進学したので実情は知らないが、行くはずだった学区公立中で新任若手教師が生徒らに虐められ失踪行方不明になったという新聞記事地元欄に出たのが中3の頃。

自分もそうだが、結局のとこ横浜にも東京にも近く進学先を選びやすいので、そこそこの所得層は地元川崎での中高進学をあえて選ぶ必要がなく、余計にそうなりがちだったのかもしれない。

 

その2https://anond.hatelabo.jp/20240604194522に続く

両方の報告書読んで日テレエグいなーって感じたところ

それは今回の問題点を、ドラマ制作サイドの意図原作者に充分伝わっていなかった、つまり説明不足」に求めているところ。

本打ちメンバーが当該原作の設定を変えようと試みたことには、それ相応の議論積極的理由があった。しかしながら、本件原作者上記返信内容をみる限り、本打ちメンバー議論した内容・意図が十分伝わっているとは思えない状況であったことがうかがえる。

いや、そうじゃないんだよ。原作が何を大切にしているかプロデューサー脚本家を含めた制作サイドがまったく理解していない改変を繰り返すことが原因なんだよ。だから原作者が誤っている箇所とその理由を事細かに指摘し、それを繰り返しても一向に直ならない状況に絶望し、心身を疲弊させていく羽目になったんだよ。

以下なんてまさにその無理解を露呈してるよね。

原作では朱里短大に進学した設定があるが、本打ちでは、同設定に関して、「短大に進学するよりも専門学校に進学する方が近時の10代、20代としてはリアリティがあるのではないか」、(短大進学の原因となっている)「父親リストラドラマとしては重すぎるのではないか」等の議論を経て、高校受験の際に、父親が勤める会社不景気になり、母親から高校公立いいんじゃない?」と言われて本当は友達と一緒に制服かわいい私立校に行きたかったけど、「うん、そうだね」と笑って受け入れたという設定に変更する旨のプロット案を送信した。(中略)上記プロット案に対する本件原作者の返事として、かわいい制服私立高校に行けなくなったことなどは「心底どうでもいい」ことである原作ジェンダー要素も逃げずに書いて欲しい、制作サイドは短大での設定を避けているのか?といった趣旨記載がなされた文章送信された。

日テレ報告書は、調査にあたった外部有識者弁護士)が、本件以外取引がなく、独立性・中立性が担保されているとわざわざ冒頭に記しているが、上記を見れば外部有識者日テレの側に立っていることは明らかだ。日テレも外部有識者もこれで騙くらかせると思ったんだろうか。舐めすぎじゃないかね。

再発防止策を本気で練るなら以下以外にありえない。

日テレ側は当初(3月9日あるいは29日打ち合わせ)で「本件原作者意見無視するような改変はしない、リスペクトをもって取り組むという趣旨の話をした」と日テレ報告書にあるが、それがなかったのは上記からも明らかである

リスペクトとは何か。それは原作が、畢竟原作者がその作品大事にしていることを同じように大事にするということであろう。

原作者は一切の改変を許さないというスタンスではなく、むしろ当初は上手く料理されることを願っていた節さえある。

芦原氏は、監修者として漫画ドラマ媒体が違うので、ドラマ用に上手にアレンジするのがベストであることは理解している。全てお任せして「ああなるほどそうくるのか!面白い!」と思える脚本が読めるなら、一番良いが、「ツッコミどころの多い辻褄の合わない改変」がされるなら、しっかり、原作通りの物を作ってほしい。脚本100 点を目指すのはもう無理だと思うので、演技や演出力で、なんとか80~90点に、引き上げて欲しい。ベストは無理だと判断したので、限りなく全力でベターを目指して欲しい。と一層の努力を求め、原作者として「作品根底流れる大切なテーマを汲み取れない様な、キャラ破綻させる様な、安易な改変」は、作家を傷つけることをしっかり自覚して欲しいと要請しつつ、役者スタッフ等多数人の労苦に感謝しており、「闇雲に原作を変えるな!と主張しているわけではなく、よりよいドラマになるように、自分を守るために、現段階でできるベストを尽くしているつもり」と結んで本件脚本家理解を期待した。

上記小学館側の記載だが、原作者の当初の期待とそれが失われていった様を如実に表した一文であろう。

報告書を読んで最も強く感じたのは原作者孤独絶望である原作者小学館を間に挟んでドラマ制作サイドと戦っている感覚だったのではなかろうか。

本来なら原作者と同じスタンス原作によりそい、ともにドラマを作り上げていく仲間であるはずの制作サイドが敵となってしまったのは、本事件における最大の不幸である

なぜそんな不幸が生まれたのか、制作サイドが真剣反省し再発防止策を明文化し、プロデューサーからADに至るまでそれを徹底的に学び、実行しなければこの悲劇は繰り返される。

のではあるが…

●今回のことを受けて

・これで怖がっちゃいけない。安全ドラマを作る方法なんてない。それはみんな意見が違うし考え方が違う。その中で人間生き方みたいなもの提示していかなければいけない。意見の食い違いもケンカもいろんなことがあって、プロデューサー代表して、こういうドラマを世に問うんだと原作者脚本家をまとめやっていかなきゃいけない。それを怖がっていたら面白いモノが出来なくなってしまう。そういう危険は今後もはらんでいるだろうけれども、だからこそ話し合ってコミュニケーションをとってやっていくしかない。

放送局としてはまず第一社員を守ることが仕事社員を守るために早く結論を出すとか、その原作に係るトラブルの際に早く赤信号みたいなものキャッチし、社員ができるだけクリエイティブに物を作る環境を整えるのが会社仕事

・若手プロデューサーの起用については、(トラブルになりやすいというのは)正直言ってあるとは思うが、それを恐れていたら駄目。失敗しないと学ばないからこそ、失敗してもフォローが出来る体制を作っていく方が大事

日テレ報告書の別紙3を見る限り無理そうである

いま読むと味わい深いな

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00897/00012/

セクシー田中さん40歳自分解放20代も支持しTVer日曜首位

日本テレビ系で日曜22時30分から放送中のドラマセクシー田中さん』は、ヒューマンドラマラブコメの要素が絶妙ブレンドされ、笑いあり、感動ありの展開が評判に。「心打つ作品」とSNSでも話題となり、TVerお気に入り登録者数はスタートから増え続け、86万人超え(2023年12月14日現在)。強力なライバルが多い日曜日放送されるドラマの中でもトップに立ち、再生回数ランキングで常に上位にランクイン。終盤に向けて、さらに支持を集めている。

セクシー田中さん』のプロデューサー大井章生氏は現在33歳。本作がGPゴールデンプライムタイム)帯連続ドラマプロデュース作品となる。

 「原作にとても魅力を感じましたが、一方で驚きの急展開が続くストーリーではありません。ドラマにしたとき視聴者のみなさんがどんな反応をするのか読めないところがありましたが、幅広い世代から支持されている大人コミックなので、原作のよさを壊すことなドラマにすれば心打つ作品になると考えました」

ターゲットとしては、原作コミックを支持するF2層(35~49歳の女性)、朱里と同世代F1層20歳から34歳までの女性)に“刺さる”物語意識する。

日テレは結局脚本家を守っていない

小学館のほうのセクシー田中さん報告書を読み切ったが

日テレが出した報告書だと脚本家の非が大きく見えたものが、小学館のほうだと脚本家は仕方なかったという結論になっており、脚本家を守るような内容になっているのが何故だろうかと。

日テレ立場としても節々に脚本家を守りますという意図は読める。わりとわざとらしく。

しかし内容を読めば脚本家がこんなことを言ったので、日テレは困り果てちゃったよぉという内容なのだ

小学館の気付きは遅かったのかもしれないが、気づいてから脚本家を責める姿勢を止めている。

SNSを見た芦原先生に対して脚本家がなにも知らない可能性があると言うほどだ。

時系列をみればSNSトドメだったようにも見えるが、すでにこの時点で芦原先生限界なのである

結果論小学館の読みが正しく日テレ脚本家へのディスコミュニケーションが極まっていたのだ。

小学館脚本家批判する姿勢を全く取っていない。また内容証明なども大して問題にしていない。これは意外な態度であった。

しかし庇ってはいない。庇ってはないが事実を羅列するとそれが正しいといった感じである

また両文を読んで疑問に思うのが、制作側のスタッフが一人の若手プロデューサー中心に回っており、現場は大混乱に陥っていそうなのだが、チーフプロデューサーがなかなか出てこない。

しかたかチーフは来れなかったと日テレ結論づけているが、流石にどうだろうこれは。一人のプロデューサーが背負う責任にしてはかなり大きい事案だ。

たここに出ていないスタッフが気になる。演出存在だ。演出といえば映画で言うところの監督位置である

スタッフを見ると映画経験もあるベテラン日テレドラマ監督演出に参加している。しかしこの人物報告書ほとんど出てこない。

現場は何を知っているのか正直非常に気になっている。若手プロデューサーはこの現場ちゃんと把握していたのか?脚本家意見大事にせず、原作者意見無視し、なにに従ってドラマ制作していったのかが全くわからない。よく完成させて放送できたもんである

果たしてこの報告書日テレが庇いたかったのは誰なんだ?

日テレ演出制作スタッフ範囲を広げて追加で聞き取りすべきだろうし、小学館は…もしかしたら裁判に持ち込む気なのかもしれないが、ここで膿を出し切るのは後のために重要だろう。

これじゃあ円盤ボックスがでたときにつくようなスタッフインタビュー以下の内容だ。

2024-06-03

セクシー田中さん事件の最終防衛ライン

どこだったのか。全部両方の報告書を読んでみた意見だ。

言いたいことが両者違ったり言った言わないのところもあるが大筋としてみたときの話をする。

何度も止めるチャンスはあったと思う。初手から間違っているのはそうなのだが、ミスは起こり得るものとして、最悪を引き起こさない最終チャンスはどこか考えると、脚本家SNSに書くと言ったときだったのではないか

どちらも見ると、この状況で脚本家がなにもSNSで言わないなんてことはないだろうと思う。脚本家はこの時点でメンタルに支障をきたしているようだが、健康でも、この脚本家でなくても、声を上げる人は多いだろう。

かにSNS投稿内容は考察余地があるかもしれないが、ここでプロデューサー脚本家のところに土下座謝罪しにいって「なにも伝えていませんでした」と言っていれば、SNSの内容は日テレ批判になっていただろう。そして日テレ側はこの問題を【もみ潰せたかもしれない】。

脚本家原作者も何故そうなったのか分からない状態で、相手から批判を食らう状況になってしまっている。

これでなにか実際に悪いことをしていたら、批判も受け入れる余地があるのかもしれない。

でも原作者からしたら何故か脚本を直さな脚本家

脚本家からしたら、途中からはとくに具体的な指摘もせず悪口ばっか言ってきてついには降ろそうとしてきた原作者

最悪な図式ができあがってしまっている。

日テレが正直にごめんなさいすべきだった。経験が浅く仕事ができない、ドラマ仕事に向いてない、またはノイローゼだったのはあるのかもしれないが、謝れない社会人はどうしようもない。

これ以降の対処にも改善点はある。あるのだが、それを全部改善したところでどうしても「もう遅い」感が否めない。

バッドエンドルートはここで確定をしていて、最悪に進むしかなくなっているように思う。

もみ潰せたかも、と書いたが今回表面化したこと対策を取れるようにはなった。死を無駄にするなという言葉は嫌いだが、対策をするしかないのだ。日テレドラマを作りたいなら逃げるなよ。

「難しい作家問題

セクシー田中さん」の報告書で「難しい作家」と言及されていることにネガティブな反応が多くて驚きと反省を得た。

私はゲームコラボという形で著名IPをお借りすることが多いのだけど、出版社ライセンス担当者と話す中で、「難しい○○(先生委員会プロデューサー)」という表現はよく使われる。

これには批判的なニュアンスは薄くて、

①監修が緩い作品

普通作品

③監修が厳しい作品

の3種に分けた際に、③について事前共有として使われる言い回しだ。

監修が緩かろうが厳しかろうがやることは同じだろと思うかもしれないが、どんなものでも期限と予算があるので、その中でやれることには限りがある。

「この作品はやれることに制限がかかったり、監修に時間がかかったりして、当初予定よりも売上が見込めなかったり、期間や費用が余分にかかる可能性が高いですよ。それでも良いでしょうか?」という意味合いで使われる。

セクシー田中さん」の報告書中でも、少なくとも小学館側はこの文脈で使っているはずだけど、日テレ側は意図的ニュアンスをずらしてきてるように感じた。

2024-06-02

セクシー田中さんドラマの件

小学館担当者が一番悪いって人が結構いるみたいだ。

でも仮に小学館担当者が一番悪かったとしても、日テレプロデューサー対応脚本家言動がクソだった事も変わらないよね。

日テレ報告書読んでみても、登場人物大体クソって感想しか出てこないや。

ジャック・シャーとは

ジャック・シャー(John Jacob Sher、1913年3月16日 - 1988年8月23日)は、アメリカ新聞コラムニストソングライター映画監督映画脚本家プロデューサー

経歴

ミネアポリスまれのシャーは、『サタデー・イブニングポスト』、『エスクァイア』、『レッドブック』、『ラジオミラー』、『リーダーズ・ダイジェスト』、『コリアーズ』などの雑誌寄稿

また、ニューヨークリポーター誌のコラムニストも務め、1937年から1940年までは、デトロイトフリープレスが発行する全国シンジケーションの日曜増刊誌『スクリーンラジオウィークリー』にも寄稿していた。

1959年の『The Wild and the Innocent(邦題ワイルド・アンド・ザ・イノセント)』を含め、シャーはオーディ・マーフィーのために数多くの映画執筆し、監督も務めた。

1979年テレビ用にリメイクされた『The Kid from Left Field』では、このシリーズで主演を務めたゲイリーコールマン(1968-2010)がNAACPイメージ賞の最優秀子供向け特別エピソード賞を受賞した。

1971-1972年にシャーが手がけたテレビ劇『Goodbye, Raggedy Ann』は、エミー賞ドラマ部門脚本賞ノミネートされた。

anond:20240602111008

誰かが漫画セリフ書き起こしたの読んだだけで、絵は見てないかもよ

増田ドラマの内容は聞きづてなんだが

 

登場人物の一人が「可愛い制服高校に行きたかった」旨の原作にないセリフを言うそうだが

化学繊維業界ステマみたいだ

 

スポンサーにはProcter & Gamble Company

アメリカ合衆国オハイオ州本拠を置く世界最大の一般消費財メーカー化学・製紙)、イスラエル企業も関連ある柔軟剤ダウニー会社

報告書によれなプロデューサーは「スポンサーへの配慮等による原作の改変は発生すると考えていた」

 

またモサドかもしれんよなあ

イスラエルベリーダンスのあるようなイスラム諸国とは仲悪い

この頃はライシ大統領まで死亡しているレベル

 

日本映画テレビプロデューサー協会は何のためにあるんだろうなー

芦原妃名子さんが気づかずに、シャドウバンをかけるモサドと戦っていたとしても、ありえないとは思えん

作家暗殺陰謀実例はあるだろ

anond:20240602105441

脚本家って原作読んだのかな?

もしかしてプロデューサーからプロット聞いただけじゃね

調査報告書を書いた加害者弁護士は、そのあたりヒアリングしてないんか

改変し過ぎではないかという意見が、脚本家から出なかったのが不自然だな

原作読んでたら、わざわざ良いところをぶった切れない気がするわ

anond:20240602093521

でも、プロデューサー含めてプロット作るメンバーには見えてるしなぁ

一番最初増田はこういうのも直接見せろって言ってるんだよね。怖い

anond:20240601192914

こんなこと言ってもどうせ流されていくんだろうけど、ちょっと言いがかりが多いと思うよ

企画書には、企画意図企画ポイント(①自分を縛る“呪縛から解放された時のカタルシス、②真反対なふたりの女友情がスゴい!、③9笑って、1グッとくるドラマ、④あらゆる世代に響く! 60 代専業主婦女性の1歩、⑤田中さんと笙野の恋の行方!?)、主要想定キャスト等が記載されていた。(9)
 

小学館に出した企画書原作者の芦原先生も見て最終的にOKを出している。恋愛要素一切なしなら他局の提案もあるしドラマ自体NGにすることもあったはず

番号から企画段階のメインは自分を縛る呪縛との戦いじゃないの?

原作者の不満が高まってるらしいよ」

これは少し切り抜きすぎだと思う。

元々芦原先生↔︎小学館C氏↔︎プロデューサーA氏↔︎相沢氏でラリーは行われていた。

P23には8月31日には相沢氏がC氏が表現を丸くしてもキツい、A氏が咀嚼して欲しいと言われたことをA氏がC氏に伝えている。オフレコ脚本家には原作者の方のコメントは直接見せないのが慣習的なことをC氏に伝えてるりそしてそれをC氏は芦原先生に伝えてしまう。

そして9月11日に芦原先生メールが来ている。内容的に相沢氏個人に対しての怒りが書かれていて、その「空気感を伝えている」

A氏は送った脚本脚本家だけの意見ではないのに相沢氏に怒りが向かっているように読めたようだ。

「もう撮影したと言ったな? あれは嘘だ

それはそう。なんか参っている感は感じるけど

「改変はしないで」「わかった、今まで通りやるね!」

今まで通りというのはラリー形式でのプロット脚本作成意味だと思う。そんなに変な意味だとは思わない

セリフ音楽が不一致でもOK

放送後すぐのTVer配信に関しての話で、配信についての許諾が取れてなかったため差し替えしまった話で配信を優先させた判断だと思う

そんな現場ネコみたいな感じではないと思う

脚本家アイデアには著作権がある!

具体的には分からないが、芦原先生とA氏や相沢氏を含めたコアチームのラリーで作られたプロットの中で相沢氏が出したアイデアの部分だと思う

女だから短大に行かされた→可愛い制服を諦めた

この報告書(これを書いた弁護士先生)としては相応の議論積極的理由があったけど伝わらなかったようだと書いている。

視聴者女性の進学問題みたいなのを受け入れやすプロットにして全然伝わっていないと芦原先生は思ったのだと思う。

「神経が理解出来なさすぎてヤバい」ほどの改変かは自分には判断ができにくい。

改めてTV局が女性向け作品破壊しているのがよくわかる。さっさとTV局の支配からしろ

今の日本エンタメ界隈ってのは大雑把に1990年代からテレビよりのドラマ邦画オタクカルチャー漫画アニメゲーム)に分裂している。

間を繋いでるのが2次元実写ドラマなわけだけど、やっぱテレビ局が介在するとすべてが駄目になるね。


少女漫画とか女性向け作品みたいな女性に人気のものってテレビ局が間に入って実写化されることが多い。

そのせいで原作破壊されるのが普通になってしまってる。

1990年代以降テレビ局はどんどん女性向けの作品を売り出すのに躍起になっていったけど未だにテレビ局はそういう風潮だよね。

根本的に日本テレビ局はオタクカルチャー作品を未だに見下していてほとんど尊重されない。

しか男性女性向けの作品尊重していないとかいうことじゃなくて、セクシー田中さんを見てもわかるけど脚本家プロデューサー女性なのに女性向け原作作品が滅茶苦茶にされてる。


たいして男性けが多いオタクカルチャー作品は昔は原作改変が当たり前だったけど、どんどん原作尊重するようになってる。

女性原作だけど鋼の錬金術師ダンジョン飯鬼滅の刃薬屋のひとりごと原作尊重が当たり前になってる。

女性向けの創作界隈の人は早くTV局と手を切るべきだと思う。

まぁジャニーズの件を見ても女性テレビ偏重は治らんかもしれんが。

ただの鴨扱いされてるだけなのに、それでも一度権力の味を知ってしまうとやめられないのかねぇ。

2024-06-01

宮迫、お前テレビの"マナー"も忘れちまったのか?

なんで局が情報を"出す"前に勝手Youtubeで何もかも発表しちまったんだ。

"制作"が言ってるから"いい"と思ったのか?

テレビはさ、Youtubeと"違う"んだよ。

"制作"はあくまで"映像制作"でしかないんだよ。

Youtubeみたいに"映像制作"=放送じゃねぇんだよ。

番組プロデューサーは"映像"を流す前に各所に"お伺い"を立てるんだよ。

自体にもそうだし、スポンサードしてくれる企業様にもそうだよ。

お前だって"何度も"聞いただろ。

制作会社通じてゲスト出演の話が正式に依頼が来てたのに突然"無く"なる話。

スポンサーけが悪い、局の上層部がNOって言い出した。

いろんな"理由"で制作側が思ったように"撮れない"こと、あっただろ。

なんでお前、Youtubeに"出す"前にちゃんと"確認"しなかったんだよ。

一番"偉い"のは局、それを忘れちまったのかよ。

俺、悔しいよ。

10女性の胸を刺した自称Youtuber、割と大物だった……

元々ニコニコ動画で「ぷす(デビュー当初はじっぷす)」という名前インターネットカラオケマンボカロPをやっていた。ボカロPとして作曲していた一連の楽曲は「ヘイセイシリーズ」と呼ばれ、ボカロ小説ブームに乗って小説化、漫画化も果たしている。

その後、「ツユ」というユニットの結成を機にインターネットカラオケマン引退

ツユでは作詞作曲ギター担当プロデューサーを務め、ツユが会社化した際には社長就任

Youtube登録者数130万人の人気ユニットとなっており、東京リベンジャーズ2期のエンディングテーマ担当

なお、昨年11月に「働かなくても金が入ってくる環境で女のことしか考えられねぇわ!」的なめちゃくちゃな理由ユニット活動を休止しており、今年4月に再開したばかり。

ユニット曲以外にも音ゲーや他ユニットにも楽曲を多数提供しており、続報が待たれる。

anond:20240601073808

脚本家は運が悪いも何もスシロー皿ペロ・バイトテロと同レベルの行いをしたので燃えて当然。同情の余地無し

しろ、訴えられるレベルのことしたのにお咎め無しだったんだからラッキーだったじゃねぇか

 

ただ、脚本家燃えて当然だけど、『脚本家漫画家を殺しただけは絶対に違う』よね

通常、自死は複合的な原因の結果であり、直接的に誰かのせいでは無い

さまざまな不幸がタイミング悪く重なった結果で、何かひとつの不幸でどうこうは基本的に無い

漫画家には精神科医などの専門家の助けと休息が必要だったのだと思う

 

『お前(脚本家)が漫画家を殺したんだ』とかいトンデモ意見は、脚本家毅然とした対応とっていいと思う

脚本家人殺しなんかじゃない

 

あと、同じように、編集のせいで死んだ、小学館のせいで死んだ、プロデューサーのせいで死んだ、日テレのせいで死んだ、原作ファンのせいで死んだ、ネット民のせいで死んだ、

そんなイタコ芸もお辞めになってどうぞって思ってる

脚本家が書いた内容とやったことはこうだぞ

事実だとわかるのは、

該当の脚本家指揮権のあるュー困惑や苦い気持ちSNSで伝えたわけでもなく、

ドラマ制作のあり方を批判したわけでもなく、

何故か2次創作者の立場でありながら同業者原作者SNS批判したこと
日テレプロデューサー出演者もそれを放置したこと、 

 

ただこれだけだぞ

 

 

そこに検索バーがあるじゃろ?脚本家のインスタでの奇行貼っておきますね、気になるなら魚拓検索しよう

魚拓より

最後脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、

過去にも経験したことのない事態困惑しましたが、残念な

がら急きょ協力という形で関わることになりました

魚拓より

最終回についてコメントDMをたくさんいただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1〜8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。

 

(中略・気になるなら魚拓見て)

 

脚本家存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています

 

どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように。

魚拓より

(『個人的にはあり得ないと思っています。どんな経緯があろうとです』という同業者のリプに対して)

はい脚本家として生きるすべての人に関わることだと思います

 

 

そこに検索バーがあるじゃろ?どんなコメント脚本家が『いいね❤️』をつけていたか魚拓で見れますよ。脚本家・文業者奇行

脚本家

○○さんの一ファンとして悔しいです。🥺

1〜8話で変化、成長していった登場人物たちが、9、

10 でほぼ初期状態に戻ってしまった感じでした。

お見合い相手に断るシーンが無く、○○さんならちゃ

んと描くだろうなと思いながら観ました。

あかりの踊りも少しづつよくなってなかったけ?と

か、2年経ったのにスーパー記号的に使ってるだけ

で、その時間経過も描けてなかったですね。。

重ねてきた登場人物たちの厚みが最後に薄くなってし

まったのが残念でした。😢

私もこの事、胸に刻んでおきます

脚本家

個人的にあり得ないと思っています。どんな経緯が

あろうとです。わたしもいろいろ考えさせられまし

た。ともあれ素敵な作品をたくさんおつかれさ

までした!良いお年を迎えてください

 

(これに対して『はい脚本家として生きるすべての人に関わることだと思います。』と該当脚本家はリプ)

文業の人

はじめまして。毎週楽しみにしてました。

最終回に向かって、急に世界観テンポも変

わったので不思議でした💦そして、えっ、

ここでふんわり終わり?と。

でも訳がわかりました。

そして、私も物書きの1人として尊厳を傷つ

けられたお気持ち、お察しします。

素性不明

脚本素人に変更していたなんて初めて知っ

て驚きました。素人でも書けるものなのか

な?誰かが手を入れたりして現場も混乱した

のでは?

 

他にもドン引きコメントいいね❤️推してるのが確認できるので気になるなら魚拓見ようね

 

 

誰も得しないので黙っているが正解だったけど、何がなんでもなにか申したい、危ない橋を渡ってでも『私じゃないもん』やりたかったなら

せめて下記のように発言すれば、よかったよね、これなら表立っては誰からも責められずに『私が書いたんじゃないから』をできた

最後の2話は、な…なんと!!!原作者様がご自身脚本を書いてくださいました!サプライズプレゼント🎁🎄でしたが、原作ファンの皆様にも喜んでいただけるような作品に仕上がったと自信を持ってお伝えできます

こう言っとけば、ゴタゴタが取り沙汰されても、下記のように言えば全部問題片付いた

『このドラマ製作過程では、チームメンバーの間で様々な意見が飛び交いました。それは、原作ファンドラマ視聴者に、最高の作品を届けたいという共通の想いがあったからです。原作者の方にも、貴重なご意見やご協力をいただきました。おかげさまで、素晴らしい作品に仕上げることができました。ぜひドラマをご覧になって、製作チームの情熱を感じてください』

 

それすらもしないで、2次創作者の立場原作者ドラマ出演者と一緒の写真を添えて非難という傲慢奇行、そりゃ燃えるよね🔥

とりあえず『著作権法20条』を音読すると良いと思う

どこぞの脚本協会だって、『著作権法20条』が大事だって言ってるだろうよ

日本シナリオ作家協会脚本契約7原則

(1)「オリジナル企画」および「オリジナル脚本」の脚本家は、原作者として尊重されなければならない。

(2)「オリジナル企画」および「オリジナル脚本」が映像化に至らなかった際は、特段の取り決めがある場合を除き、いかなる場合著作者である脚本家任意に利用できなければならない。

(3)企画開発費と脚本料を一元化してはならず、企画段階の企画書・プロット執筆脚本執筆には、別途ギャランティが支払われなければならない。

(4)脚本料は受注時に取り決め、長期間に及ぶ脚本執筆場合は随時支払われるものとし、決定稿を提出した後、速やかに支払いが完了されなけれ ばならない。

(5)企画開発および脚本執筆のために必要とする取材費、資料費、交通費その他の実費については、発注者負担しなければならない。

(6)氏名表示に関して著作権法19条規定を遵守し、宣伝広告活動の際にも配慮されなければならない。

(7)著作権法20条の規定を遵守し、脚本家に無断で脚本改訂してはならない。

 

著作権法20条が理解出来てるなら、勝手オリジナルしちゃダメだし、攻撃しようなんて通常考えない

例の調査結果報告書セリフ形式で書き起こしてみた

編集先生、6巻が出ましたね!6巻が出るころにはドラマ化を考えようって話してましたよね」

漫画家(うーん……過去作品ドラマ化ではいい思い出がないけど……)

漫画家「今度こそ原作に忠実にやってくれるなら……」

編集はいテレビ局からの打診があったら前向きに考えますね」

漫画家「未完の時点でドラマ化するなら、ドラマオリジナルの終盤は私があらすじからセリフまで用意しますね」

編集はい

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テレビ局プロデューサー(以下P)「ドラマ化したいです!」

編集「いいですね!他局からも話はあるんですが、そっちは断りますね」

編集「ただ、漫画家原作にこだわりの強い『難しい人』なので、そこは配慮してくださいね

P「はいはい~」

編集過去脚本自分で書くと言い出したこともある人でして。ベテラン脚本家より若手の柔軟な脚本家さんでお願いできれば」

P「はいはい~」(※聞いてない)

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P「脚本お願いします!」

脚本家「原作おもしろいですね。お引き受けします」

P「ありがとうございます!実績あるベテランの方なので安心して任せられます!」

P「あ、原作漫画家さんはちょっと『難しい人』らしいです。一応」

脚本家「難しい人かー。まあなんとかなるでしょう」

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脚本家「前半の脚本できました」

P「ありがとうございます!」


P「編集さん、脚本できました!」

編集はい漫画家確認してもらいます

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編集脚本できたそうです。確認お願いします」

漫画家はい……」


漫画家(なぜかエピソードが並び替えられてる……セリフも変わってる……なぜここがカットされてるの??)


漫画家「納得できないところをWordにまとめました。脚本家の方にお伝え下さい」

編集はい


編集(このWord表現がきついな……ちょっとマイルドにしよう)

---

編集漫画家の指摘の文書です」

P「うーん、持ち帰ります


P「ということなんですが」

脚本家(うっ、このWord、ずいぶん辛辣

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脚本家「これでどうでしょう

P「はい


P「これでどうでしょう

編集確認します」

---

編集先生どうでしょう

漫画家「……キャラ崩壊してるしストーリー整合性もとれなくなってるじゃないですか」

漫画家「1~3話まではエピソードの入れ替えも我慢しましたが、4話はもう限界です」

編集はい……」


編集(もうWordマイルドにせずそのまま渡そう)

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編集「現状では許可が出せません。これ、指摘のWordです」

P「えー……」


P「修正お願いできますか」

脚本家「……このWordいくらなんでもひどすぎませんか。読みたくないです。Pが要約して要点だけ伝えてください」

P「はい……」

---

(※何度かやり取り)


脚本家「まあ、そこまでいうなら原作通りに戻しますか……」

P「ありがとうございます!」

---

漫画家(疲れる……この感じでは、ドラマオリジナルの終盤はとてもまかせられそうにない……やはり自分プロットを書こう)

漫画家「9、10話のプロットをざっくり書きました。疑問点やリクエストがないか聞いておいてください」

編集「お、伝えますね」

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編集「9、10話はこんな感じでお願いします」

P「むむ……これはちょっといろいろ変えたいですね。リクエストをまとめました」

編集確認しますね」

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編集「どのリクエスト却下でした」

P「うー、はい

P(まあ、脚本段階で変えればいいか

---

漫画家「8~10話の詳細なプロットを書きました。セリフもだいたい入ってます

漫画家「今後の展開のネタバレギリギリラインを探りながら書いたので、アレンジは基本しないでほしいです。尺や撮影上の都合はしょうがないですが」

編集はい

---

編集「詳細プロットです。基本アレンジはなしでお願いしたいとのことです」

P(え……変えるつもりだったんだよな)

P「……いや、脚本家が台本にする上でアレンジはどうしても発生するんですよ。ご理解ください」

編集はい、一切の変更を許さないということではないです。よろしくお願いします」

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P「そういえば脚本家の人、指摘のWordがきつくて読めないって言ってるんですよね。ここだけの話なんですが」

編集「なるほど」


編集「ということで、脚本家はWord読んでないらしくて」

漫画家「ええ……もう一切信じられない」

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編集漫画家が描き下ろした8~10話はそのままにしてください、とのことです」

編集「長過ぎるセリフカットしょうがないですが、セリフを少し変えるなどの創作NGです」

P「あの、ドラマ台本脚本家と漫画家がやりとりして作っていくものなんですよ。言ったじゃないですか」

編集「それでも、9、10話に関してはロボット的な脚本起こしでお願いします」

P「いや」

編集「できないんですか?であれば脚本家を外してください。さもなくば、配信二次使用許可しません」

P(うっ、そこを突かれると厳しい)

---

P「たいへん申し訳ないんですが、降板とさせてください」

脚本家「ええっ!?

脚本家「そんなことになってんの?はじめて聞いたんですが」

脚本家「もう10話まで脚本書いたんですけど……ショックすぎて言葉も出ない……」

脚本家「……しょうがないですね……クレジットもなしでいいです」

P「ありがとうございますクレジットちょっと考えさせてください」

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脚本家「1週間考えたんですが、やっぱりクレジットは入れてください」

P「はい、もちろん。"原作脚本漫画家名前)" "脚本脚本家の名前)"で出しますね」

脚本家「約束ですよ」

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編集「ということらしいんですが、クレジットだけ脚本家の名前を入れてもいいですか?」

漫画家ダメに決まってます脚本家の方が9、10話に関わったかのように誤解されたくないです」

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P「クレジットの件、ダメでした」

脚本家「最大限譲歩してるんですよ!?約束が守られないなら8話までの脚本を引き上げます弁護士とも相談します」

P「ええ……」

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P「脚本家に差し止め権利ってないですよね?」

テレビ局法務契約書に権利行使できない旨が書かれてますね」

P「あ、まだ契約してない……」

テレビ局法務「えっ、じゃあ脚本家の方が差し止めることは可能ですね……」

P「弱った……」

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P「どうにかお許しいただけませんか……」

脚本家「そもそも最初は、オリジナルの部分は一緒に作らせてもらうという話だったんですよ?」

脚本家「10話には自分アイデアも入ってる。これは著作物じゃないですか?」

脚本家「クレジットテレビ局が決めるもの漫画家放送差し止めを振りかざして変えられるのはおかしい」(※漫画家とも契約未締結なので、漫画家放送差し止めする権利がある)

脚本家「9、10話には"監修"として私をクレジットしてください。それもダメならせめて"協力"で。これ以上は絶対譲りません」

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編集「"協力"もダメです」

P「もう間に合わない……9話は脚本家へのクレジットなし、10話はオールスタッフクレジットで"脚本(1~8話)"として放送ちゃおう」

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視聴者「9話の脚本漫画家になってる。病気スランプ?」

脚本家(説明する必要があるね……インスタグラム事情を書こう)


脚本家「漫画家の方が最後脚本をどうしても書きたいとのことで~」


P(書いてほしくなかったな……契約書には秘密保持があるんだけど、まだ契約できてないので何も言えない……)

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視聴者「8話までは面白かったけど、9、10はいまいちだったな。漫画家が出しゃばったからだろうな」

漫画家(8話までも私がめちゃくちゃ修正したんですけど!? 脚本家の手柄になるのは納得できない。私もブログを書こう)

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あとは報道等で知れ渡っている通り。

anond:20240601021611

ほぼ素人ばかりのスタッフを割り当てたCPらの狡猾さと、作家絶望が感じられる

主演などのメインキャストキャスティング脚本家制作会社の選定など大枠の

体制は、CPチーフプロデューサー)とP(プロデューサー)で協議する。

日テレCP三上絵里子. P大井章生、田上リサ

日本映画テレビプロデューサー協会理事三上が芦原を潰したわけか

人事裁量権で人を死なせる組織ゴロゴロあるし裁判所と同じだな

ベリーダンスのごとき中東文化を広める石油派・原発反対派は、原発大臣正力松太郎東電の敵だと

彼らは爆発させたいほど原発が好きそうだから原発審査イスラム教徒はよくよく気を付けないとな

ドラマセクシー田中さん調査報告書全文を読んだ

前提としてこれは日テレ反省文ではない。

依頼された弁護士グループと社内コンプラが社内また小学館側への調査をした報告書をそのまま公開している、という話だ。もちろん調査側は問題点改善策も挙げられているが、これは日テレ結論ではない

なのでこれが日テレ結論かぁ!怒と言ってる人はそもそもこの調査報告書が何なのかは分かっていないし読解力がないにもほどがある。

要約ではなく全文、長いが、クソ長いが全文を「無責任言及した人」は読むべきであろうし、当時あの作者の「長文」ブログを読まずに好き放題言った人は数倍になってさらなる「長文(続報もあるのでまだ終わらない)」を受け取ることになったのだと理解してほしい。

本文は何月何日に誰と誰がこのようなやりとりをした。

ということをメールLINE、消してしまった分は周囲の聞き取り含めて集めて記載しているので、わりと生々しい。

勿論明らかな問題点ははっきりと明記されている。しかしすんなり誰が何をしてこうなったのだ!と言えるものでもない。

実際、多くの場合問題はいろんな要素が重なってくる。

人が一人亡くなるともなれば、AだからBになって人が亡くなった。などという簡単な図式ではないだろう。整理しながら読んでほしい。

調査報告書にはこれまで大きく取り上げられていなかった脚本家クレジット問題についてしっかり触れられているのだが、ここはおそらく当事者(達)にとってはかなり辛くなる、追い打ちをかける状況だったと思わざるを得ない。

もちろんそうなる前になんとかしろと言う話だが。

頭を抱えたのが、今回の調査報告書と照らし合わせると「アクマゲーム」で起きていることも予想できてしまうし、果たしてこの改善策だけでアクマゲームは良作になれたのだろうかということだ。

色々と触れたい部分はあるのだが、とりあえずあと一点。

個人的日テレの気になる点なのだが、よくバラエティあがりの経験のない監督プロデューサーにいきなり人気枠のドラマを任せており、演技経験のない芸人が多数登場するような低品質実写化しょっちゅう見る(ドラマファンの間では日テレドラマにかける制作費がかなり低いと言われている)

この人事についてはこの報告書にも触れられている。

サポートクレジットされているようなベテランプロデューサー等が結局参加できるようなスケジュールではなく、業界人で同じ局というだけの、ほぼ素人制作ドラマが乱雑に作られたという話だ。

この乱雑さは「人間関係の構築」部分であると読んでいて認識した。サラリーマンも頭が痛くなる内容だ。

日テレも素晴らしいドラマはあるのだが、キャストスタッフ原作関係良好の場合が多い。丁寧にすれば作れないわけではないのだ。

日テレは、いやテレビ業界は、あまりにも雑に仕事をこなしていないだろうかと思ってしまう。結果跳ね返ってくる。

それはおそらく小学館である

小学館はたしか立ち位置としては一貫して作者側だったようだ。作者のための対応をしていたとは思うが、足りない。全く足りていなかった。

でもどうだろうか。例えば集英社講談社契約書を絶対に作らせていたなんて話は聞かないわけで…。

業界ルール自体が物凄く曖昧でかつ「頭が悪い

人を守る側の無知は罪である

この罪が跳ね返った先にあるのが会社の体面であればいいのだが、人が命を込めて作ったものであるということを忘れてはならない。

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