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はてなキーワード: 実写化とは

2024-06-07

私が中学に上がった頃って江國香織流行りだった(直木賞とったり東京タワー実写化の後くらいだった)から当時の時の人って印象が鮮明だったんだけど、このまえ一回り以上若い人のポッドキャスト聞いててら普通に江國香織小説の中で〜みたいに引用してて、いまも普遍的にウケてるのすげーと思った

また読んでみよ

いつか記憶からこぼれ落ちる前にとか好きだったな

2024-06-06

セクシー田中さん問題根本問題

原作の改変が問題で、実写とマンガと同じには作れない、だから改変致し方なし。

この「改変」とはなんだろう?なぜ、改変が起こるのか?というところに、日テレ踏み込むべきだったのだ。

いろいろな諸事情があるとは思われるが、大きな理由は、そのほうが実写化においてベターからだ。

そのベターひとつに売れてる役者を起用したいからというのがある。

ここがバカにならない。プロダクション側の思惑もある、アイドルを起用しているとファンが目当てに見てくれるから原作を改変しても役者の出番を創造する。

また、そのアイドルイメージが悪くなるのを防ぐために原作セリフや設定を改変する、なんでも、セクシー田中さん脚本家チーフプロデューサーはそれが得意だそう。

極論になるが、つまり視聴者が悪い。

さらにいうと推し文化が悪い。

日本だけではないと思うが原作者を蔑ろにしても「そっち」を優先している方ではないか

かくいう私もピエール瀧が出演してると知るとつい見たくなる。ただ、そんなことしてるからセクシー田中さん事件は起こったのだし、これから起こるのだ。

実写化したら炎上しそうなタイトル

薬屋のひとりごと

猫猫棒読みアイドル、壬氏に旧ジャニーズ配役して燃えそう

ぼっち・ざ・ろっく!

髪の色を漫画準拠したせいでコスプレ感強めで燃えそう

ダンジョン飯

日本人を配役し、ピカピカの鎧でコスプレしかなくて燃え

センシに美形おじ配役して燃え

2024-06-05

原作改変で思い出した

結構前にゲームショー的なものに参加したことがあって、プレス向け公開日だったか比較的空いてて色々回れたときのこと。

よくわからないアイドルグラビア写真集販売しているブースがあって、そこの売り子がよく見たら高橋名人だった。

何年前だか忘れたけど(多分15年くらい前かな)今ほどメディア露出しているわけではなくて、周りは全然気づいてない様子。

記憶の中の風貌とは違って丸坊主になってるし、でも顔つきは間違いなく高橋名人

小学生当時、リアルタイムで憧れの人だったかテンション爆上がりしちゃって、「高橋名人ですよね!当時めちゃくちゃ憧れてました!」って話しかけてしまった。

誰も気づかない中で気づいたのだから、きっと喜んでくれるに違いないって、助平心みたいなのもあったかもしれない。

そしたら返ってきたリアクションは思ってたのと全然違って、今で言うものすごい塩だった。

「そうなんだ。ちなみに僕のどこが好きだったわけ?」というまさか質問返し。

ちょっと気になったものの、こちらは会えた嬉しさでまだハイテンション

冒険島(ファミコンゲーム)も好きでしたけどやっぱりコミックですよね!大げさじゃなくて本当に毎日読んでました!」と、当時のことを思い出しながら素直に答える。

すると、高橋名人リアクションは更に予想外で、「あー、君もその口ね」と言ったきり、そっぽを向いてしまった。

こちらとしては握手でもしてもらえるものかと期待していたのに、全く持って取り付く島もない状態

一気に意気消沈してしまい「あー、じゃぁ頑張ってください」と言ってその場を去ることしかできなかった。

その後も思い出す度に腹が立って、好きだった相手が一気に嫌いになってしまった。

昔は名人だなんて散々チヤホヤされて、今になって仕事がなくなってアイドル写真集の売り子なんてさせられてれば人間そんなふうになってしまものか。

その程度に考えて、それ以上考えるのをやめた

それから何年かして、そんなことも忘れていたであろう頃に「しくじり先生」に高橋名人が出演しているをたまたま見てしまった。

本当は顔も見たくなかったのだけど、今更どんなことをしくじったというのか、それに対する好奇心が勝ってしまい、結局チャンネルを変えることができなかった。

そこで語られていたことは、本来自分自身と、周囲によって作られていく高橋名人というキャラクターとのギャップによる苦悩で、それが死ぬほどに苦痛だったという話だった。

それで全部が納得がいった。

そりゃそうだ。

俺が好きだったのは完全に作られた高橋名人というキャラクターで、アイドル写真集の売り子をしていた彼ではないのだから

それなのに、目を輝かせながら「マンガキャラクターが好きでした!」なんて言われれば、嬉しいわけがない。

何の話かというと、例えばマンガドラマ化でファンになった人が、そのドラマ原作レイプで改変されまくってたとした場合原作者に向かって「ドラマファンになりました!」なんて言ったら、原作者は喜ぶどころかショックを受けても仕方ないよなという話。

それを喜べるくらい厚かまし性格ならまだしも、素直で繊細な人ほど傷ついたり、ファン申し訳ないと自分を責めたりしてもおかしくないのだと思った。

そう考えると、やっぱり原作改変は悪なのかもしれないよね。

同じ作品ファンなはずなのに、原作アニメ化実写化、その他メディア展開で、それぞれファンになった理由が一緒とは限らない。

メディア展開とはそういうものなのだという認識が共有されているべきだし、原作者がそれを嫌だというのなら、どんなに期待値が高くてもやるべきではないのだろう。

高橋名人の一件も、ある意味では本人という原作無視して、キャラクターによって上書きを強要された原作改変の一つと言えるのではないか

お陰で自分は昔の彼も、当時の彼も、今の彼も、別に好きでもなんでもない存在になった。

最近高橋名人を見ていると、すっかり当時の名人キャラクターをむしろ当時より誇張して楽しんでいるようにも見える。

本人の中で折り合いがついているならいいのだけど、当時の彼を知る身としてはどこか心の片隅に不安が残ってしまう。

人は生きていれば多かれ少なかれ周囲の期待によって自分という存在が独り歩きしてしまうことはあるだろうけど、せめて自分自身だけでも、本当の自分を見失わないように気をつけていたい。

2024-06-04

田中が死んでも何も変わらない

日テレは無くならないし

ドラマ安易実写化もなくなることはない

予算が増えるわけ無いか品質も変わらない

日テレから実写化の時の契約が明示的かつ細かくなって、責任逃れが上手くなるだけ

原作実写化ドラマ視聴者

原作実写化ドラマって原作で喜んでた勢に届いても旨みが少ないのではないのか

原作知らない勢が見る→原作買う→みんなニコニコ

を想定してるのではないの?

原作に寄り添って原作勢喜ばせても金払い悪いしなあ

って思ってそう

2024-06-03

セクシー田中さんにおける「ドラマ化に必要な改変」に関するズレ

例の報告書を読むに、セクシー田中さんドラマ化にあたって原作者

実写化するにあたり必要なこと」

については改変に同意していたことが読み取れる。

報告書を信じる限り、ドラマスタッフ原作尊重して作業を進めたが、

原作者スタッフ提示してくる脚本がその範疇を逸脱して改変されていると感じ、強い不信感を抱いたようだ。

なぜそのような対立が生まれたのだろうか?

これはドラマ化に必要なことについて、

原作者は「映像にする上で技術的、予算スケジュール的に必要な改変」のみを考えており、

ドラマスタッフは「同時代コンテンツとして原作未読のターゲットに受け入れられるようにすること」も含まれると(無意識に)考えていたのが原因だ。

報告書にある具体的な改変の例を元に考えてみよう

父親リストラされたせいで短大入学した」

という設定をドラマ制作側は

父親会社不景気になり専門学校入学した」

という内容に改変した。

その理由としてドラマ側は「近時の1020代にはリアリティがない」「父親リストラドラマとしては重すぎる」というものをあげている。

まりこのドラマターゲット現代1020代(の女性)であるわけだ。

こういったターゲッティングドラマ制作が多額の予算を投じる事業である以上、多くの企画で設定されるものである

また、公共電波を使っている以上、圧倒的多数原作を読んでいない人でも楽しめるものを作らないとならない。

そのための改変は、「ドラマ化に必要な改変」なのだ

そう考えた時に、大学進学の男女格差が縮み大幅に入学者数が減ったと報じられている短大は確かにターゲットにとって存在自体ががピント来ないものになっているし、

人手不足と法的規制リストラが困難な現代日本ではリストラされるというシチュエーションはかつてのそれより深刻なイメージを伴う。

また、これに関連し原作者が「心底どうでもいい」と断じた「かわいい制服私立高校に進むことが出来なかった」という改変も、

それが悪しきジェンダーロールとされていた頃よりも世界的に肯定的に受け入れられている現代的な感覚に照らして、

視聴者がその不条理共感を得やす強調表現として判断したのだろう。

ドラマスタッフはこうした現代の状況を鑑みて改変案を考えたのであって、

決して安易に思い付きで改変したわけではないのであろうが、

不幸なことに「原作者はそのような現代自体を望んでいない」ということは気づかなかったのだ。

原作者容認していたのは台詞を尺に合わせるとかロケの都合でシチュエーションを変えるとかそういったことであって、

アラサー女性ターゲットにした雑誌であるプチコミック漫画をそれより若い女性に向けた作品アレンジすることではなかったのだ。

日テレ報告書テレビ局ドラマ製作を詳しく分析した希な資料として価値があり、

原作モノのドラマ化に際して改変の原因となる理由をまとめた表(報告書80P)はメディアに関わる人間は一読すべきである

しか上記にあげたターゲッティングのズレは言及されず「より面白くしようとするための改変」という漠然とした項目があるのみである

しかし、このようなドラマ必要面白さとはなんなのか、そのためにどんなことをするべきなのかということへの解像度の低さが、

ドラマの低品質化や外部関係者とのコミュニケーション不全に繋がる大きな原因であるというのは火を見るより明らかだ。 

2024-06-02

孤独のグルメ原作改変してないだぁ~?

前原作読んだことあるんかこのクソボケがぁ!って思ってしま

あれは原作者実写化やすいようにかなり原作を変えてるだろ

anond:20240602172625

田中さんで芦原作品テレビドラマ化は3回目。映画化含めた実写化だと4回目。

2005年「砂時計」で第50回(平成16年度)小学館漫画賞少女向け部門を受賞[5]、単行本発行部数が累計700万部を超えた。2007年には、同作品TBS系「愛の劇場」枠でテレビドラマ化され、2008年4月26日には、キャスト一新させて東宝系で映画が公開された

2012年10月日本テレビにて中山優馬主演で「Piece」がテレビドラマ化された。

2023年10月日本テレビにて木南晴夏主演で『セクシー田中さん』がテレビドラマ化[7]。この際、9話・10話の脚本を自ら担当した[注 1]

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/芦原妃名子

anond:20240601192914

ブコメトラバ原作者実写化2回目で〜って言ってる人いるけど3回目じゃなかったっけ?

anond:20240602115149

こいつらもう実写化憎し!脚本家憎し!テレビ局憎し!!で頭が凝り固まってるからそういう現実説明しても認めないよ

ミスなかもドラマ版は大ヒットしたのに脚本家のせいで駄作化して爆死した事にされてるし

anond:20240601192914

実写化憎みぬいてるなら興味示すなよ

自分が嫌いなもの好きな人がいるのを許せないだけの人で、文句が言えるチャンスがあれば全力注いでしないと気が済まない人なんだな

改めてTV局が女性向け作品破壊しているのがよくわかる。さっさとTV局の支配からしろ

今の日本エンタメ界隈ってのは大雑把に1990年代からテレビよりのドラマ邦画オタクカルチャー漫画アニメゲーム)に分裂している。

間を繋いでるのが2次元実写ドラマなわけだけど、やっぱテレビ局が介在するとすべてが駄目になるね。


少女漫画とか女性向け作品みたいな女性に人気のものってテレビ局が間に入って実写化されることが多い。

そのせいで原作破壊されるのが普通になってしまってる。

1990年代以降テレビ局はどんどん女性向けの作品を売り出すのに躍起になっていったけど未だにテレビ局はそういう風潮だよね。

根本的に日本テレビ局はオタクカルチャー作品を未だに見下していてほとんど尊重されない。

しか男性女性向けの作品尊重していないとかいうことじゃなくて、セクシー田中さんを見てもわかるけど脚本家プロデューサー女性なのに女性向け原作作品が滅茶苦茶にされてる。


たいして男性けが多いオタクカルチャー作品は昔は原作改変が当たり前だったけど、どんどん原作尊重するようになってる。

女性原作だけど鋼の錬金術師ダンジョン飯鬼滅の刃薬屋のひとりごと原作尊重が当たり前になってる。

女性向けの創作界隈の人は早くTV局と手を切るべきだと思う。

まぁジャニーズの件を見ても女性テレビ偏重は治らんかもしれんが。

ただの鴨扱いされてるだけなのに、それでも一度権力の味を知ってしまうとやめられないのかねぇ。

2024-06-01

セクシー田中さん報告書、ありえねえって思った箇所抜き書き

『セクシー田中さん』報告書、何というかこうありえない箇所が多すぎるのでいくつか抜き書きしてみた。()内は報告書のページ数を指す。

これは友情と恋のドラマです☆

企画書には、企画意図企画ポイント(①自分を縛る“呪縛から解放された時のカタルシス、②真反対なふたりの女友情がスゴい!、③9笑って、1グッとくるドラマ、④あらゆる世代に響く! 60 代専業主婦女性の1歩、⑤田中さんと笙野の恋の行方!?)、主要想定キャスト等が記載されていた。(9)

あっ……(察し)。TVドラマスタッフには恋愛しかおらんのか?

原作者の不満が高まってるらしいよ」

なお、これらの本件原作者意見については、A 氏 はコアメンバーに対してはそのまま伝えたものの、本件脚本家に対しては ドラマ化について本件原作者の不満が高まっているという 温度感のみ伝えた。一方で本件脚本家は、 8 話のやりとり あたりから本件原作者の語調が強く、こだわりが強いという印象を抱き始めた。(24

温度感のみ共有してんじゃねえよ! 具体的な指摘も共有しろよ!

「キツい指摘は見ててつらいか咀嚼して伝えて」という相沢友子要求は、メンタルケアとしては間違ってないんだけど、それは当然「パイナップルは味の相性が最悪なので絶対酢豚に入れないで」という要求を「原作者パイナップル酢豚に入れてほしくないそうだ」と伝えてほしい、という意味であって、「原作者酢豚の出来に怒ってるよ」と伝えろっていう意味じゃねえんだよ!

「もう撮影したと言ったな? あれは嘘だ」

C 氏を通じた本件原作者撮影シーンに関する問い合わせに対し、 A 氏は既に当該シーンは撮影済みである旨回答を行ったが、実際の撮影は 5 日後に予定されており、そのまま予定通り撮影が行われた。その後、これらの経緯を本件原作者が知ることになった。 A 氏によると、まだ撮影していない旨を回答すると本件原作者か ら撮影変更を求められるのは確実であると思ったが、 A 氏は当該撮影シーンは客観的にも問題ないものだと思っていたこと、及び当該シーンの撮影のために 2 か月にわたって キャストスタッフが入念に準備を重ねていたため、撮影変更はキャストを含め撮影現場に多大な迷惑をかけるので避けたいと思って咄嗟事実と異なる回答をしてしまった。このことは反省しているということであった。(25)

対応小学生すぎるだろ……

「改変はしないで」「わかった、今まで通りやるね!」

C 氏から A 氏に、 6 7 話の脚本修正文書、及び「修正について」と題する文書メールにて送付され、そのメール本文には本件原作者書き下ろした 8 10 話に関しては、撮影の都合などの理由以外では、出来るだけ改変しないでほしい旨述べられており、 A 氏は C 氏に対し電話ドラマ化の上で改変は発生するので、今まで通りやらせてほしい旨回答した。(29)

何で??? 真剣ホラーだった。TV関係者認識ってこんななの??? そら、芦原妃名子先生がなに言っても暖簾に腕押しで糠に釘で馬の耳に念仏だわな。

セリフ音楽が不一致でもOK

本件ドラマ 5 話のダンスのシーンで使われた音源は、配信 許諾が取れていなかったので、 配信使用出来る別の音楽差し替えた。しかし、セリフで「シャー・ルク・カーンの『マルジャーニ・マルジャーニ』!! 」と笙野が叫んでおり、セリフはすでに収録していたため、差し替えることが出来なかった。そのため音楽セリフの不一致が生まれた。(32)

役者が「モーツァルトの『トルコ行進曲』!」って言ってるのにジャジャジャジャーンって聞こえてくるようなもんだろ。ギャグしか聞こえんわ。マイナー音楽ならいいと思ってるのかもしんないけど、そのマイナー音楽が頻出する作品ドラマ化でやることか? 許諾を取るか、セリフ部分だけ収録し直して差し替えるとかしろよ……(アニオタ並の感想

脚本家アイデアには著作権がある!

B氏は日本テレビライツ部門に状況を共有し、同部門顧問弁護士である P 氏に本件脚本家の「クレジット約束が守られないのであれば9,10 話で本件脚本家アイデアを一切使わないでほしい、それができないのであれば 8 話までの私の脚本を使わないでほし い。」という発言法的根拠について確認を依頼した。 P 氏の見解は、この時点で脚本利用契約が未締結であるので、脚本家原著作者であるため二次利用差し止め可能であるということであった。(34-35)

この「アイデア」って何を指してるんだろう……そこの検討必要不可欠じゃない? 相沢友子が何をもって「アイデア」と呼んでいるのかがクリティカルなのにそこを書いてないのは不親切に感じる。もし相沢が「自分が考えた、原作にはないキャラセリフ」を「アイデア」と呼んでいるなら、確かに相沢には著作権は発生するので彼女要求は法的に正当なものかもしれないけど、もしも「最後溶鉱炉に沈みながらサムズアップするんですよ!」みたいな「ストーリーの展開」を「アイデア」だと思っているなら、それは著作権法で保護されるものではないわけで、彼女要求法的根拠は一切ないことになる。どっちなんです? 著作権法に詳しいであろう顧問弁護士が「可能」って言ってるってことはマジでセリフをそのまんま使ってたってこと? それとも相沢の言葉通り「アイデア」が使われていただけなの?

女だから短大に行かされた→可愛い制服を諦めた

原作では朱里短大に進学した設定があるが、本打ちでは、同設定に関して、「短大に進学するよりも専門学校に進学する方が近時の 10 代、 20 代としてはリアリティがあるのではないか」、(短大進学の原因となっている)「 父親リストラドラマとしては重すぎるのではないか」等の議論を経て、 高校受験の際に、父親が勤める会社不景気になり、母親から高校公立いいんじゃない?」と言われて 本当は友達と一緒に制服かわいい私立校に行きたかったけど、 「うん、そうだね」と笑って受け入れた という設定に変更する旨のプロット案を送信した。

2023年6月12日上記プロット案に対する本件原作者の返事として 、かわいい制服私立高校に行けなくなったことなどは「心底どうでもいい」ことである原作ジェンダー要素も逃げずに書いて欲しい、制作サイドは短大での設定を避けているのか?といった趣旨記載がなされた文章送信された。

その当否は別として、本打ちメンバーが当該原作の設定を変えようと試みたことには、それ相応の議論積極的理由があった。しかしながら、本件原作者上記返信内容をみる限り、本打ちメンバー議論した内容・意図が十分伝わっているとは思えない状況であったことがうかがえる。(60-61)

あなた女の子から短大でいいよね」という理由で進路を決められたという深刻なエピソードを「あーあ、あっちの制服の方が可愛かったのになー」に変えていいと思う神経が理解できなさすぎてヤバいし、原作者に「議論した内容・意図が十分伝わっ」たからそういう反応になったんじゃないですか??? と思わざるを得ないというか……

余談

芦原先生は真面目で良い人だったんだろうな、と思った。

仮に自分原作者だとしたら、途中で「もう撮っちゃった? そんなの知らない、撮り直して」とか「ちょっとすぐに解決するとは思えないんで、今週のオンエアはなしで」とか「なんか作品のコンセプトが理解されてない感じ? じゃあもう制作中止しよっか」って言ってただろうな、っていう場面が少なく見積もって1ダースはある。

でもそれをやると方々に迷惑がかかるから自重して、頑張って耐えてらっしゃったんだろうな……

TV局や俳優なんて、あなた作品にとって不可欠でも何でもない、添え物以下のどうでもいい無価値存在なんだからもっと振り回してやってもよかったのに(それができない人だったから繊細な作品を描けた? それはそう)。

増田日本実写化を憎みぬいている勢なので(『天地明察』も『インシテミル』も『ビブリア古書堂の事件手帖』も許してないからな)、実写化に出る俳優にも欠片の同情も感じないんだけど(『咲-Saki-』を汚した浜辺美波個人的に不買してるし、岡田准一のことも「あっ『天地明察』とかいうクソ映画ゴミみたいな主演してた人だ!」と認識してる)、俳優の苦労とかにうっかり思いを馳せてしまったらそんな要求をするのは難しくなるのはわかるので、やっぱり実写化に出る俳優は(「ひどい実写化だったけど、俳優さんには罪はないよねー」と庇われるんじゃなくて)積極的共犯としてもっと叩かれてよいのでは、そうすれば俳優の苦労とかを慮って言いたいことを言えなくなってしまうことはなくなるのでは、と思いました。

anond:20240601125016

77ページからのまとめは読んだが全体読む気力はない

これ、全部読んだ上で尚且つ内容を正確に把握出来てる人なんてほとんどいないんじゃないか

特に最初からドラマ憎し」「実写化憎し」が前提となってる誹謗中傷ばっかしてるような層がまともに読むとは思えない

(そういう層、そもそもこのドラマ原作も知らないし)

ドラマセクシー田中さん調査報告書全文を読んだ

前提としてこれは日テレ反省文ではない。

依頼された弁護士グループと社内コンプラが社内また小学館側への調査をした報告書をそのまま公開している、という話だ。もちろん調査側は問題点改善策も挙げられているが、これは日テレ結論ではない

なのでこれが日テレ結論かぁ!怒と言ってる人はそもそもこの調査報告書が何なのかは分かっていないし読解力がないにもほどがある。

要約ではなく全文、長いが、クソ長いが全文を「無責任言及した人」は読むべきであろうし、当時あの作者の「長文」ブログを読まずに好き放題言った人は数倍になってさらなる「長文(続報もあるのでまだ終わらない)」を受け取ることになったのだと理解してほしい。

本文は何月何日に誰と誰がこのようなやりとりをした。

ということをメールLINE、消してしまった分は周囲の聞き取り含めて集めて記載しているので、わりと生々しい。

勿論明らかな問題点ははっきりと明記されている。しかしすんなり誰が何をしてこうなったのだ!と言えるものでもない。

実際、多くの場合問題はいろんな要素が重なってくる。

人が一人亡くなるともなれば、AだからBになって人が亡くなった。などという簡単な図式ではないだろう。整理しながら読んでほしい。

調査報告書にはこれまで大きく取り上げられていなかった脚本家クレジット問題についてしっかり触れられているのだが、ここはおそらく当事者(達)にとってはかなり辛くなる、追い打ちをかける状況だったと思わざるを得ない。

もちろんそうなる前になんとかしろと言う話だが。

頭を抱えたのが、今回の調査報告書と照らし合わせると「アクマゲーム」で起きていることも予想できてしまうし、果たしてこの改善策だけでアクマゲームは良作になれたのだろうかということだ。

色々と触れたい部分はあるのだが、とりあえずあと一点。

個人的日テレの気になる点なのだが、よくバラエティあがりの経験のない監督プロデューサーにいきなり人気枠のドラマを任せており、演技経験のない芸人が多数登場するような低品質実写化しょっちゅう見る(ドラマファンの間では日テレドラマにかける制作費がかなり低いと言われている)

この人事についてはこの報告書にも触れられている。

サポートクレジットされているようなベテランプロデューサー等が結局参加できるようなスケジュールではなく、業界人で同じ局というだけの、ほぼ素人制作ドラマが乱雑に作られたという話だ。

この乱雑さは「人間関係の構築」部分であると読んでいて認識した。サラリーマンも頭が痛くなる内容だ。

日テレも素晴らしいドラマはあるのだが、キャストスタッフ原作関係良好の場合が多い。丁寧にすれば作れないわけではないのだ。

日テレは、いやテレビ業界は、あまりにも雑に仕事をこなしていないだろうかと思ってしまう。結果跳ね返ってくる。

それはおそらく小学館である

小学館はたしか立ち位置としては一貫して作者側だったようだ。作者のための対応をしていたとは思うが、足りない。全く足りていなかった。

でもどうだろうか。例えば集英社講談社契約書を絶対に作らせていたなんて話は聞かないわけで…。

業界ルール自体が物凄く曖昧でかつ「頭が悪い

人を守る側の無知は罪である

この罪が跳ね返った先にあるのが会社の体面であればいいのだが、人が命を込めて作ったものであるということを忘れてはならない。

2024-05-27

今期アニメ感想

ガールズバンドクライ

脳内物質の分泌に問題を抱えた女の子たちの、衝動に任せた刹那的生活物語

公共の場暴力行為や罵り合い繰り返す彼女たちに対し、周りの大人は冷たい目を向けるだけで何もしようとしない。

おそらく、それが川崎らしさなのだろう。

社交性が欠落しやたらと攻撃的で、互いの事を何も説明しないせいですれ違っていく感じは、ある意味で実際のバンドマンらしさもある。

いまのところ話の進展はほぼないが、なぜか主人公たちのバンドは人気が高まりつつあるらしい。

その前に登場人物の誰かしらの預金残高が尽きる気がするのだが。

彼女たちが福祉につながれることを切に願う。

性格ピーキー登場人物キャットファイトさせることで、何か物語が進展しているように見せかける手際は、いかにも花田十輝らしい。

ただ、見せ場のために非現実的衝動的な行動をキャラクターに取らせる悪癖が、このアニメにおいては奇跡的にマッチしている。

最新話で、雨の中、軽トラの前に飛び出す主人公や、メジャーアーティストステージ衣装のまま楽屋から屋外に駆けてくるシーンは、

わず「そうはならんやろ」とモニターツッコミを入れてしまった。


怪獣8号

1話で切った。1話はよくできていたが、オリジナルストーリーで再スタートを切れなかったのは致命的失敗だろう。

ダンジョン飯(2クール

やたらと軽薄なOPが鼻につくが、相変わらずいいアニメ化。

原作に詰め込まれ小ネタキモになる部分を巧みに採用しつつ、映像化に際してテンポを落とさないようにチューニングされている。

カットされているセリフが聞きたかった、と思うことはしばしばあるが、大きな不満はまったく無い。

「今期の覇権アニメ」といった刹那的ポジションではなく、耐用年数が長く何度も見返せる作品意識しているのだろうか。

映像化に際してかなりの準備期間・制作期間をもって作られているらしいところがあるので、

3クール目がまだまだ先になるのでは無いか懸念している。できれば、迫力のある絵で劇場でやってほしい。

ゆるきゃん△ SEASON3

制作会社が変わったせいか、どうも会話のテンポ感にハマりきらないところがある。

パッと見は作画が変わったくらいで、劇伴声優はこれまでと変わらないだけに、この「ハマらなさ」がどこから来るのかがよく分からない。

しかに、原作でもこのあたりの話は間延びしている感じはあったのだが、広角レンズを使った大コマの迫力があるぶんあまり気にならなかった。

アニメ場合、広角のシーンでもパンが振られていたり、キャラクターが動いているせいで逆に安っぽく見えるときがある。

視覚のすごみに欠けるせいで、見せ場となるシーンが単なる長回しになってしまい、テンポが悪く感じられるのかも。

予断だが、賛否両論あった映画オリジナルストーリーは、個人的には大好きです。本編に影響がない未来の話だし、あれくらいやったほうがよい。

冬のオフィスに出社したときのひんやりとした空気感などがよく伝わってきたところが良かった。

3期は、キャラクターに「寒い」と言わせなければ寒さが伝わってこないような感じがある。いちゃもんっぽい批判ですが。

狼と香辛料

前回のアニメ化は1話しか見ていないので、話も含めて実質初見視聴。

概ね楽しく見ているが、街の風景旅路宿屋酒場の描画が、全て同じに見える。リアリティが無いというか、生活感を感じられない点がちょっと気になる。

もっとも、この作品面白さは何と言っても会話劇にあるから、背景の描き込みはほとんど気にならない。

主役の二人はもちろん、モブも交えた会話でも、小粋なセリフ回しで心地がよい。セリフのものの魅力に、声優のバフがかかっている感じ。

この作品なら、動くアニメではなくて、朗読劇や舞台で見ても面白そう。

忘却バッテリー

原作未読で、アニメ初見。さすが横手美智子とうなる軽妙な脚本宮野の当て書きじゃねえか、とツッコミを入れたくなるくらい、宮野がハマっている。

記憶喪失人物を通じて、野球という題材の汗臭さや泥臭さをメタネタにしつつも、

当事者たちが取り込まれるある種の狂気も、野球経験者にも分かりやすく伝わってくる。

うっとうしいくらいのギャグが脳に残ったところで、登場人物シリアス過去もばっちりと魅せてくる。

過去編をしつこく感じさせない映像はいいですね。

ダンジョン飯もそうだが、このアニメキャラクター作画上の演技が細かくて見入ってしまう。

アクションシーンが長いのではなく、さりげなく差しまれる捕球のシーンなどの動きがよい。

グローブに球が収まるとき反動や、投げるときの重心移動の身体感覚が、視聴者自然に伝わってくる。

増田野球経験だが、バッティングセンターに行ってみたくなる。打てるのかな。

響け!ユーフォニアム

吹奏楽部を題材にした学園サスペンスものファムファタールに出てきそうな新キャラを交えて、陰湿さにもオーバードライブがかかっている。どう考えてもNHKの日曜夕方17時に放送していいアニメではない。なんとなくだが、売上の一部を不登校支援寄付などに回したほうがいいと思う。

要するに、そのくらい心理描写が細かいアニメだと思う。破綻の無い作画もさることながら、表情やカメラワークが良い。黒沢ともよは化け物。アニメ黒沢ともよの演技が凄すぎるせいで、この作品実写化できないんだと思う。

原作は未読だが、ねちっこい女性同士のからみにフォーカスして構成するあたりが花田十輝らしい。

それと、京アニキャラクターの演技ってやたらとわざとらしいよね。顔の前で手を合わせたり、わざとらしく頭を掻いたり。変に心理描写が細かいから、そういうアニメっぽい仕草が浮いて見える。

関係ないけど、井芹仁菜は北宇治高校ウジ虫と呼びそう。

2024-05-25

最近懐古趣味的なものが多くてなんか漠然不安になる

全部がそうとはもちろん言わないが、例えば映画ドラマの題材に過去作品リメイク実写化が増えた気がする

ゲームアニメにしても、全く新規IP流行ることは減ったように思う

まあそう思うだけで実際はそうではないのかもしれないけど、日本はこうやって緩やかに終わっていくのかなと思うとちょっと嫌だ

anond:20240525102922

作者が自殺した理由も本当の所は分からないし

誰も原作ドラマも知らなくて誰も比較してないから作者が本当の事を言っていたかも分からない

オタクはただ「実写化憎し」ありきで暴れてただけだし

外野のその態度こそが作者を傷つけたんじゃないか、とも言われてたけどね

2024-05-12

anond:20240512232935

っぽいって実写化してたのか

絵が綺麗だから読んでたけどストーリーがなくて読んでて辛かった記憶

日常系みたいな系統だったのだろうか…

anond:20240512115830

今の30代以下の世代ジャニーズというか芸能のものに興味ないんだよ

人気コンテンツ実写化でも見てくれのいち長身中性イケメン主演なら見てやるかという感じでビジュアルのみ求めてる

肩書俳優でもアイドルでもどうでもいいしもちろん事務所にもこだわりない

2024-05-11

石田衣良ラジオ芦原妃名子について触れてる回雑だな〜

下振れ意見だけ拾って批判するのも容易いし

まず芦原妃名子にとって全然「初めての実写化」じゃないし

piece実写化したのも砂時計実写化して爆流行りしたのも知らないのまではまあ仕方ないにしてもリサーチもしないで配信で触れるってどういうことな

からかい上手の高木さん実写化って今日初めて知ったわ

おー中々のヒドさだな

約束されしクソ映画の気配が漂ってる

同級生の好きなのか好きじゃないのかの微妙関係性あっての核である設定を完全にぶち壊す迷采配

オファーが来る前から原作読んでて好きでー」って読んでたならこの脚本オファー受けないだろw

いつもの元々ファンでしたアピールお疲れ様です

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