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はてなキーワード: 実家とは

2024-05-19

anond:20240506095223

やってないよ

45歳、実家住みのブスと結婚して始めて下方婚と言えるんだよ

anond:20240519023637

嘘つくな。実家住みの甘ったれが親に金渡すわけない。募金するわけない。見え透いた嘘つくな。

本当のこと言えよ、こどおじなんてみんなオタクなんだしソシャゲVtuberパチスロに使ってんだろ?良い歳して自立もできないこどおじは精神年齢が低い

2024-05-18

anond:20240516233816

地元だの実家だの書いてあるから

お前らパージされた側かわいそうwって意味でしょ

anond:20240517191901

多分釣りなんだろうだけど、何が間違っているかマジレスしてみる。

婚活結婚等価交換取引ではないので

自分が欲しい条件をそのまま相手に伝えても得られるわけでない。

例えば男女を逆にしても、子供が欲しいが仕事が忙しい年収2000万円の男がお見合いをして

  • 子供を2人産んでくれること
  • 家事育児をやってくれること
  • その代わりに仕事を辞めていいこと

を条件として出したら、かなり怖い感じがする。

これは、子供を産めなかったり、家事育児が行き届かないと、離婚されそうな雰囲気があるから。そしてその場合無職で歳を重ねた状態で放り出されるから

もちろん、結果として専業主婦になって子育て育児に専念する女性はいるけど、夫婦として一生添い遂げる信頼があるのが前提。

「運よく子供が生まれたら、お金は私が稼ぐので、あなたに育休取得と時短勤務をお願いしたい」というと絶対に誰もうんって言わない

これは相手に半ばキャリアを捨てるように要求しているので、うんと言われないのは、あなたが信頼されていないから。

まずは、あなた結婚相手として信頼される(キャリアを捨てて年収が増える見込みが無くなっても離婚しない・モラハラしないと思われる)必要があるだろう。

それは婚活条件として正しいのか

「夫に育休取得と時短勤務を取得させる」のは手段であってゴールではない。

そして、育休取得も時短勤務も夫のキャリアとのトレードオフがあるので、代替手段が取れるのであればそれも検討すべき。

では、ゴールは何なのか?

それは、あなたが「仕事が好きで仕事を続けたい、キャリアを積みたい」であるだろう。

そして、その実現のためには

など、さまざまな方法がある。

もちろん、夫の育休取得や時短勤務も選択肢の一つだけど、それを条件として突きつけるのではなく、まずは「仕事が好きで仕事を続けたい、キャリアを積みたい」ことを伝えてわかってもらった上で「妻のキャリアアップをサポートしたい」と思って育休や時短選択してくれるような人を選ぶべきではないかな。

年収問題にするのは間違っている

相手年収自分より低ければ育休や時短要求できるという考えは間違っている。

もちろん、夫婦で話し合った結果として「年収が少ない方が育休や時短を取得した方が得だ」という考えはあると思う。

ただ、その大前提といて夫婦に信頼がある必要がある。

信頼がなければ、仕事キャリア離婚へのリスクヘッジになるので、元増田要求は「キャリアを捨てる選択」の押し付け合いにしかならない。そして、結婚前の段階で不利な条件の押し付け合いをしてくるような人と結婚したい人はいない。

「38歳以下じゃないと絶対に嫌」という条件が意味不明

元増田を読むと

相手が38歳以下 → 低年収からしか相手にされない → 育休取得と時短勤務を押し付け

というロジックになっているのだけど、相手年収が高ければ(大黒柱になってくれるのであれば)、育休取得も時短勤務も要求しないように見える。

であれば「38歳以下」という条件を緩和して(そのかわり「おじさんくさくない見た目」とかの条件がつくかもしれないけど)、年収が高い人をターゲットにした方が良さそうな気がする。

AmazonAV買いまくってた歴史

新社会人となり実家を出て一人暮らしをはじめた2005〜6年頃なんだけど、めちゃくちゃAV買ってた。

そんな事すっかり忘れててあれから20年近くがたった先月、中学生の娘とAmazon購入履歴を見てて「パパはこんな昔から使ってるんだぞ」的に自慢してたらうっかりAVパッケージが表示されてビビったわ。

古すぎるからか?文字化けしててちゃんとした商品名が表示されなかったのと、画像が不鮮明で助かった(と思うが)。

実家エロ本隠してた場所は始末したが、さすがにAmazon購入履歴盲点だったわ。

1年ぶりぐらいにツイッターに復帰したらフォロワーオタクの露悪的なノリについていけなくなった

1年ぶりぐらいにツイッターに復帰したらフォロワーオタクの露悪的なノリについていけなくなった

アプリゲーのキャラ(元ネタがいる偉人)をエロい言葉執拗馬鹿にする

スパチャ禁止ゲームの実況配信直後に雑談枠設けて三店方式スパチャ集めたVtuber批判した人に嫌がらせ

デマ上等のまとめサイトインフルエンサー垢をリツイート

ヴィーガンアカウント焼き肉画像を送る

下品ネットミーム公式アカウントに送る

・「熊と人間出会わないように」みたいな注意喚起ツイートに「熊駆除するの可哀想だと感じるのは感情的」とクソリプ

小児性愛性犯罪を笑いのネタにする

・「人権ないw」「首吊りしろw」などの過激スラング

・猫動画に「ねこちゃんの命の輝きを見よ!」とリプライ(ネット動物虐待グロスラング)

給料全額アプリゲーに溶かした自慢した実家暮らし



これはもうオタク卒業しろという天啓だろうか…

anond:20240517174542

いやいや、チー牛だってDVするぞ

http://www.kitimama-matome.net/archives/58707579.html

姉 当時31歳 ブス がさつ

A男 姉と同じ年 おさななじみ チー牛

俺 当時26歳

A男はわが実家の斜め向かいの家の次男で、気弱なチー牛タイプだった。

姉は気が強くてがさつだったのでA男を子分のように扱っていた。

「どうせお前なんか彼女できないんだからアタシにしとけw」的なことをいつも言ってたし、姉的にはツンデレのつもりだったんだろう。

だがいかんせんブスなのでA男は姉から逃げ、よその地に進学して彼女を作り結婚した。

しかし4年後、A男は頭に包帯を巻いて帰郷した。

嫁さんにDVされた上、「甲斐性なし離婚だ!」と一方的に言われ子供にも会わせてもらえないという。

そんでまとまった養育費を払いたいが嫁に貯金を使いこまれたから…と実家に金を借りに来たのだった。

姉は「いわんこっちゃない!」と言い、A男を連れ出して飲みに誘い、

酒の勢いでやっちゃったらしく「アタシが嫁と戦ってやるよ」と仕事休職してA男についていった。

金も姉が立て替えてやることになった。

A男バカだな…一夜のあやまちで姉につかまるとは…

ていうか離婚成立してからやれよ……と俺は見送った。

その4~5ヶ月後、唐突に姉から電話があった。事情は言わず「すぐ来て」としか言わない。

メンドクセーと思ったが泣きはじめたのでビビって車で向かった。

姉とA男の住むアパートピンポンを押すと姉が出てきた。

顔が変形するくらいボコボコで、パンツとブラに小さいタオルだけ巻いた格好。

強盗にでもやられたのかと思い「A男は?警察は?」聞くと

殴ったのはA男で、怖いか通報とか大ごとになることはしたくないと言う。

一緒に暮らし始めてからA男は豹変し、DVするようになり

その日は姉をボコってから姉の服を全部捨ててしまったので外に逃げられなかったんだそうだ。

これは俺に手に余る!ムリ!と思った俺は姉を車に乗せ、実家へ。

実家の親がA男の親と話し合ったり色々したようだ。

でも幸い?姉はA男と結婚したわけじゃないし、貸した金プラ治療費だけもらって別れるとすぐ決まった。

A男は結局奥さんにもDVしてて、頭の傷は

奥さんボコる→奥さん、反撃しようと置時計投げる→A男にあたって怪我

だったらしい。

奥さんは4年間のうちにボコられた診断書を何枚も取ってたから、A男は裁判であっさり負けた。

子供の頃からずーっと見てきた気弱なA男がDV男だったなんて…とショックだったし

実を言うと今でもいまいち信じられない

anond:20240518184700

正直その辛さはたぶんこの先も解決されないと思うけど、30手前でそこまで持ち直したんだからまだ人生色々やれる余地はあるよ。

実家引きこもりを続けず再就職まで頑張ってる時点ですごいことだよ。

自己肯定感を上げるには小さい成功体験を積み上げていくといいらしいので、体を鍛える(お風呂入る前にプランクしたりお風呂上がりにヨガしたり)のはどうでしょうか。

anond:20240518183928

親がそこそこ金持っとるんやろ

それか無趣味子ども以外に使う先がないか

長男なら実家不動産相続するやろし

妻の実家に行くまでの暇つぶしなんか無いかな?

 単身赴任をしている。妻の住んでいる妻の実家までは車で高速道路走って約2時間距離。大体中間地点のサービスエリアで休憩する。

 この大まかに時間✕2の移動時間の暇を潰せる娯楽無いかな?

 ラジオアニメYouTubeでも何でも良い。できれば音だけである程度内容わかるような物がいいかな。

anond:20240518125954

これこれ、地方出身者の東京語り

これがもう耐えられないほどウザい

東京は、私にとってのラグランジュポイントなのだ

じゃねえよ

書いてて恥ずかしくならないの?

ちょっとウザすぎるんですけど?

東京は俺らの故郷で俺らの街なの

他所から来て分かったふうに語らないでくれる?

大事に育ててくれた親がいるんだから、帰って大事にしてやれよ

親が老いるのなんてあっという間だぞ?

お前が快適にに感じてるのは東京じゃなくて一人暮らし

ちょっとした都市部一人暮らしすれば東京でなくても似たような暮らしはできる

悪いことは言わないか地元帰って、実家近くの街で一人暮らししろ

とにかくさっさと東京から出ていけ

2024-05-17

anond:20240517231757

生活に困りゃ誰でも成長する

世の男の8割くらいは実家時代洗濯機ボタンすら押した事無いだろうが

一人暮らしで洗剤柔軟剤漂白剤その他駆使して洗濯してるし

最近東京貶める人多いけど

俺は田舎から上京して良かったよ。

東京本社出世して30代年収1500万までいったし

同僚に連れられて渋谷脱オタもできたし

タイベントで知り合って結婚できたし

マンション買って転職を機に売却したら数千万利益出たし。

将来は地方都市郊外で家建てようと話し合ってる。

上京しなかったら地方営業所でどう頑張っても年収500万程度だし

ずっとママが買ってきたジャスコのクソダサ服着てただろうし

小汚いオタクのまま肩身も狭く出会いもなく独身だったろうし

実家の子供部屋でオナニーに明け暮れて資産形成もできず

生田舎で骨埋めるのかと絶望の日々だったと思う

anond:20240517200432

大多数の人が一番上京やすきっかけが大学進学だからじゃね?やっぱ勉強学歴のためっていう理由けがデカいんよ。それ以外の理由だと家族が納得してくれないとか、ズルズル実家に居着いてる内に意欲を失うとか、結婚するとか、なんか発破がかからない人間圧倒的多数ってことだと思う。増田は強かったけど世の中の多くの人はそうじゃないってことね

anond:20240517200432

おまえさんには転職できる能力があったからや

地方で何の特技もない30過ぎの実家暮らしおじさんを上京させられるか考えたら不可能に近い

anond:20240517175525

昔の弱者男性はそうだったかもしれないが、今は情報化社会弱者でも目が肥えてるから

嫁より美人な女も料理が上手いのも実家が太いのも高収入なのもなんらかの一芸持ってるのもいっぱいネットに転がってる

そういう女と見比べて結婚しても不幸になるよ

anond:20240517131759

そうなのよ

実家ネコみたいな距離感お馬さんを可愛がれるのが乗馬クラブの最高なところ

それ以上に本気で飼いたい人が乗馬クラブスタッフになってたりするよ

広大な畑と庭のある家に住んでたら飼ってみたいけど、実際はねー

anond:20240517162200

マジでそれ

ゲームでも何でもいいから熱中する経験って本当に必要

経済的理由で熱中できない、あるいは毒親制限されている、あるいは地域が荒れてるなど

様々な理由趣味にのめり込めない人間が増えている

20年くらいまえの大学時代を思い出すが

実家が太ければ太いほど、学歴が高ければ高いほど

しょーもな!&めんどくさっ!て趣味をたくさん持っていて、めちゃくちゃにのめり込んでる

対戦ゲームプラモ漫画小説鉄道カメラ登山料理キャンプ…何でもいいけど

逆に、ソシャゲSNSアニメ映画ドラマ推し活などなど…受動的な趣味しかないやつは

ほんっとーに話しててもおもんない。

これからは、本当に"経験"の奪い合いになるぞ。

仕事は、それこそ"経験"の塊だ。

"経験値"の得られない仕事、人と人との付き合いの無い仕事ばかりになって、マジで詰むぞ。

アンフェの思考回路って本当にずれてるよな

加害者加害者親族父親)の言い分は鵜呑みにするが

被害者の友人や週刊誌の言うことは捏造だと信じない

普通に考えたらどっちが自分に都合のいい話するかぐらい分かるだろ)

飲み屋で使った金は高い、こんな金を使わせたら殺されてもしょうがないと騒ぐが

車やバイクに数千万使ってること自体には何も言わないどころかこんなすごい車やバイクを持ってたなんてと賞賛

実家暮らし配達員あんな車買ってるのは元々異常な散財癖があって見栄っ張りだったことの証明しかない)

ストーカーの言い分を丸ごと信じて結婚詐欺とか頂き女子とか言ってたブクマカたちはみんな沈黙してるけどちゃんブコメ取ってあるからこっそり消すなよ〜?

2024-05-16

稼げるASD男性離婚率高くない?

ASD診断済み、高IQの稼げるエンジニア男性のもとに、仕事をしたくない専業主婦希望10歳くらい若い女性が嫁いできて、半年~1年くらいで実家に逃げ帰るのを3例見た。

男性同士の互助なんて地元に帰ったらなんぼでもあるよ

https://anond.hatelabo.jp/20240516080701

地元との関係がうまくいっていないはてなユーザーが知らないだけ

そんなんなんぼでもある

小学校からの付き合いの腐れ縁

今でも2週間に1回ぐらい飲みに行く独り身のおっさんから

55を過ぎたあたりから飲みにいくたび

「おれが死んだら〇〇をしておいてくれ」って毎回言われて

独り身のおっさんは酒ばっかり飲んでるから

当然のように早死にして

しゃあないかおっさんの遠縁の親戚に連絡したり

家の掃除してエロ本捨てたり

場合によっては遺言先祖代々の小さな土地相続して

相続したはいいけど使いもんにならんし売れん」

「固定遺産税ばっかりかかるから市にでも寄付したいわ」

って悲しそうに笑う年金生活者のおっさん

なんぼでもおるよ

うちの親父もそうだし親戚にもなんぼでもおる

たぶんおれもそうなる

こんど実家帰ったとき親に聞いてみ

一人暮らし始めたら実家漫画全部売られてたことのある奴

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-05-15

上辺でしか人と関われない

専門卒で片親、もちろん貧乏生活を送っていた。学歴も家柄も何にもないけど年収は同世代の平均よりは上。

仕事では実家暮らしてた頃に感じたストレスに比べるとかなり少なかったから、頭は悪いけどなんとかこなせてる。

中学生の頃から親戚が経営している店でたまに働いてたから知らない人とのコミュニケーションは苦じゃない。

たぶん他人よりストレス体制コミュ力があるだけ、周りには両親に愛されて勉強ができる環境に生まれた恵まれた人たちが多いから周りと仲良くすることができない。上辺でしか話せない感じ。だから飲み会とかもあんまり行かない。でもたぶん嫌われてはいない、むしろ話しやすいと思われてるはず。

もっと仲良くしたいけど、自分過去を話したら馬鹿にされそうで怖い。もう考えるのが面倒だからプラして寝る。

anond:20240512152055

20年前から同人やってるっていう割に、界隈のことを何も知らんのな。大手や壁のスペースにはレイヤーの売り子の一人や二人はいるのが普通光景でしょ

俺はもう同人活動から引退してるし、コロナ以降はイベントにも出てないから最新情報は知らんけど、少なくとも俺がバリバリやってた10年前でもそれは普通光景だったはず

で、イケメンには「お前の人生にはアニメ漫画なんて必要ねーだろ」だって? 勝手に決めつけるんじゃねーよ

アニメ漫画社会不適合者が最後に逃げ込むオアシスだったんだよ」だって? これまた勝手に決めつけてるんじゃねーよ

ウザいだろうが少し自分語りさせてもらおう。俺は子供の頃からスポーツも好きだったけど、同じぐらいアニメマンガゲームが好きだった。DB星矢勇者シリーズガンダムカプコンSNK格ゲーFF、どれも大好きだった

そしてこう言っちゃなんだが、足も速くて顔もイケメンとまではいかないがまずまずで、コミュ力も高かった俺はまぁまぁ女子からモテてた。妹もいたか女子の扱いには慣れてたってのもあるだろう

そんなある日、当時大学生だった従兄弟が、たぶんふざけて俺に見せてきたものがある。従兄弟は俺にとってのオタク趣味の先輩、先生みたいなところがあって、それまでにも俺の知らない世界をいろいろと教えてくれたのだが、この時はレベルが違った

その日、従兄弟が俺に見せてきたのは「エロ同人誌」だった

それはセラムン薄い本だったのだけど、俺はめちゃくちゃな衝撃を受けた。もちろんエロ本ぐらいは見たことはあったが、「アニメキャラクターエロいことをする」というエロ同人には度肝を抜かれた。こんなもの存在するのか、存在していいのか。いったい誰がこんなのを描いたのか、などなど、混乱しながらも目が離せなかったのを覚えている

さすがに従兄弟もそれ以上は見せてくれなかったし、詳しいことも教えてくれなかった。が、その日俺は知ってしまった。エロ同人誌というもの存在

そこから俺は自力で調べて、エロ同人についてある程度の知識を得た。だいたいは捨ててあったエロ漫画雑誌からだが、そこでエロ同人通販というもの存在することも知った。コミケイベントに行っても良かったのだろうが、さすがに小学生には売ってはくれないだろうと諦めかけていた矢先に、通販という手段を知れたのは僥倖だった。通販なら顔も年齢も知られる恐れがないからだ

そして同人サークルと直接やり取りをするのではなく、とらやメロンのような会社の先駆けとも言うべき存在の「LLパレス」という店があることも知った。カタログを取り寄せてみると、そこにはまさに目くるめく広がるエロ同人パラダイスがあった

さっそくお年玉を取り崩して為替に変え、何冊かを注文してLパレに送る。一週間ほどしてからだっただろうか、送られてきたセラムンナコルルエロ同人誌に俺の興奮はMAXに達した。本当に送られてくるまで、実はまだ詐欺可能性も考えていたからだ。だがエロ同人誌は実在したのだ。ラピュタ本当にあったんだ!

そこから俺は小遣いやお年玉をやりくりして、Lパレからエロ同人を買い求め続けた。一方で俺はこんなことを友人にも話したりはしなかった。もうすぐ中学生とはいえ、こんな本を持っているなどバレたら何を言われるか分かったもんではないからだ。学校ではクラスの良きリーダーとして振る舞い、勉強にも習い事もしっかりやっていた。そしてそれは中学生になっても同じだった

しかしある日、その平穏が破られた。母親エロ同人存在がバレたのだ。

俺の愛したエロ同人誌はすべて捨てられた。いちおうこんな事もあろうかと、多少の対策はしてあったのだが、それも無駄だった。俺は絶望した

だが、同時に俺はあることに思い至った。「だったら自分で描いたらいいのでは?」と

自分で描ければ、仮に捨てられてもまた描けばいいだけだ。ノートに描けば、まさかそこにエロマンガが描かれてあるなど親の想像埒外だろう。これも捨てられる可能性を低くする

そう思いついた俺はそこからひたすら絵を練習することにした。ジャンプ系は親の監視が緩く、あっても不自然ではないため、ぬ~べ~桂正和先生マンガを参考に美少女練習した。拾ってきたエロマンガキャラ身体トレスして、顔だけ自分の描いた綾波にするとかした。そして俺は決心した。将来、俺はエロ同人作家になろう、と

高校への進学は、オナニー猿だった割には上等なところに入り込めた。何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。そしてこの頃から俺はコミケイベントに実際に行くようになった。しか未成年だとバレたら売ってくれないという不安、下手をしたら通報されるのではないかとさえ恐れていた。なので、俺はまぁまぁの外面をさらに磨くことにした。具体的に言うと「大人っぽくみせる服装」や身だしなみ、髪型や振る舞い、口調を意識するようになった

声変わりはしていたものの、さらに低く、大人っぽくしゃべる。僕とは言わない。私という。それまでも続けていた(親にやらされていた)習い事というのはある武道なのだけど、大人っぽい体格を目指して、絵の練習の合間に筋トレなどもするようにした。顔だけはどうにもならなかったので、イベントではサングラスを常に付けていた

もっとも、こんな微笑ましい努力など、当時のサークル関係者の皆様方にはバレバレで、「色気づいたガキがまた来たよwww でも可哀想から売ってやるかwww」と思われていたかもしれないが(後に自分がその立場になったから分かるのだ)、通報されることなく3年間を無事に乗り切った。そして余談ながら、こうした俺の偽装効果クラス女子にも及んだ。いや、クラスだけではなく部活や別学年の女子にもだった

そしていよいよ大学入試が迫ってきた。大学に入りさえすれば、ついにエロ同人作家としてデビューできる。それだけを信じて、嫌だった勉強も嫌々ながらにエロ絵の練習の合間に頑張った。おかげでまずまずの大学に入ることに成功した。親を納得させるために、ある程度の知名度があり、偏差値もまぁまぁの私立大学だ。実家から微妙距離で、状況次第では一人暮らしも許されるかも知れない。そんな大学だった

大学入学した俺は、せっかくなのでマンガ部とかアニメ部とかそういうのに入ろうと思っていた。中学高校と違って、ここでは昔の俺を知る人はほとんどいない(いちおう一人だけ同じ高校出身はいた)ので、外面を気にする必要はない。学友とオタク話に花を咲かせるというのも夢だったのだ。なんならいわゆるキモオタ的な振る舞いや言動を共有し実行したい。「デュフフ」とか「拙者は~ござるよ!」とか言い合いたい。そんな風にも思ってたのだ

そして俺はマンガ部の門を自分から叩いた。アニメ部(アニ研)も行ってみたのだが、そこはやはり批評とか分析が主で、絵を描く人はほとんどいなかったので、これは違うな、と感じてしまった。俺はアニメマンガは当然好きだが、分析とかはあまり興味がなかったのだ

エロ同人部というのがあればベストだったのだが、残念ながらそんなものがあるはずもなく、エロとは言えマンガを描こうとしている自分には、まだマンガ部の方が合っているのではないか。そう思って俺はマンガ部の門を叩いた

すみません。続きます。。。

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