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はてなキーワード: フィルターとは

2007-04-18

SDガンダム派生のRPG感覚子供向けアニメワタルとかグランゾートとかヘポイとかラムネとかあげだまとか)とか、平成ウルトラ平成ライダー開始前の珍妙な特撮シリーズグリッドマンとかシャンゼリオンとかガイファード)みたいな、今となってはあんまり振り返られなくて振り返る場合もネタ扱いされていることが多いものを、子供時代に「あえて」でもなんでもなくガチで楽しんで観ていたってのは、今になってみればオタクとしての財産なのかもなぁ、とか思った。

教養主義的にカバーし辛いところが普通に抑えられている、と言う意味で。エヴァ以降、平成ガメラ以降のハイクオリティさに慣れていると、この時期の作品って観るの本当に辛いんだよね。思い出フィルターがないとまともに観られん。アニメが基本4クールだった時期だから本数も多いし。

しかも、この時期の作品って、観ることによる教養主義的なメリットもあんまりないんだよね。ファーストガンダムとかウルトラセブン観てない、っていうと年上のオタクから呆れられることがあるかもしれないけど、ヘポイとかグリッドマン観てないことで馬鹿にされる場面はないだろうからなぁ。

[]増田さんに会った。anond:20070416000344

日曜日の夕方。ああ、散髪行ってないなあ。来週回しか。中途半端な時間にシャワー浴びて、髪の毛拭きなら週末の締めに映画でも見に行こうと思って映画館サイトを開く。『ブラッド・ダイヤモンド』かな。んー、何だかピンと来ねーなー。

自分のポータル経由でニュースいくつか読んで、何の気無しにはてな匿名ダイアリー。通称増田。この略称、実際にある人名そのままなんで、ここ見てる増田さんという苗字の人たちは妙な感じがするだろうなといつも思う。何日かに一回というか、人気エントリー匿名ダイアリーの記事が上がっているときに読みに来て、その前後もまとめて読む。そんな感じ。そして目に入った最新記事。

 ■[関西オフ]ここにいます anond:20070415192648

え、昨日だったんじゃねーの?

オフ会の告知は目にしていたけど、直接知り合っている人とのやりとりにしかネットを使ったことがないので、オフ会というものに行ったことも当然無いから、基本的に関心の範囲外。あっても場所は東京だろうし、さらに無関係関西でもあるという書き込みもあったけど、14日の土曜日らしいので日程的にも無理。大阪じゃなくて京都であるんだ、と思ったくらいで、その後は脳内フィルターがかかってオフ会絡みの投稿は読み飛ばしてた。しかもこれたった今の書き込みじゃん。地下鉄乗ったらそんなに時間かからないとこだよ。今いんの? 人数少ないんか。へー。

そのままろくに身支度もせず、とりあえず着替えて家を出る。何か俺、現地に向かってますけど。まるで他人事みたいに考えながら指定された店へ。ラーメン飲み屋って何じゃ? いやその前に、誰を目印に行く? 増田さん? 顔も知らない? どうすんの?

合コンだって大抵半分は顔見知りだぞ。お互いに全く顔も名前も分からないなんて、一体どういう事だ。店入ってどうすればいいんだよ。幹事の人の連絡先とか書いてあったかも知れないけど、このラーメン屋にいるって書き込みしか見てないよ。…まあいいや、家出る時から何も考えないでとっさに出て来たんだ、何とかなるやろ。

入口で店員のお姉さんに「先に来てると思うんですが…」と飲み会に後から合流する人風に話しかけてみる。「ご予約の方ですか?」「あーいえ、飛び込みできてるんじゃないかと」「お名前は…」「えー、ますだ…」「はい?」 すみません変な客で。

ここで別の店員さん登場。「お二階のお客様ですかね?」「あーそうかも知れないです多分そうです」 何の根拠もないけどすがるようにとにかく二階へ通される。そしてそこで俺放置。予約じゃないグループ客がいくつかここにいるからどうぞ探してくださいって事か。そんで、どのテーブルなんだ…。

OL風女子四人組。まさかね、多分違う。初老の男女二人組+中年の男性一人、これも違う。大学生風のカップル、即リスト外。20代らしき男女混合の6人ほどのちょっと賑やかなグループ。…これ?

ちょっとシミュレーション。「あの、増田さんですか?」 凍り付く空気。お前誰? という怪訝な目線。「あ、違いますよね、すみません…」 ああダメだ、そんなハイリスクな賭はできない、でも飲み屋の2階中央で所在なげに立っているのにも限度が(約30秒経過)。

あからさまにキョロキョロして俺を見つけてくれオーラを出しながら更に見回すと、ついたての向こうにも個室っぽい席が。これも男女混合、人数は4人。さっきのグループよりは少し落ち着いた感じ。こっちか?

その内の一人と目が合って、向こうからこっちの見つけてオーラを感知してくれ「あ、あの」「あ、増田の」「はい、増田の」「この辺にいるって書き込み見て」「あー、あれ見て」「書いてみるもんだなあ」ということで無事接触に成功。おめでとう俺。いや良かった、さっきの違うグループに声掛けなくて本当に良かった。やらかしてたら凍った空気にメゲてそのまま帰るとこだった。そんなことになってたら今後オフ会の告知を見るたびに不快な思いをしたに違いない。

誕生日席が空いていたので図々しくそこに座らせていただいて、自己紹介…するの? 名乗るの? 匿名の集まり、どうすんだろ、とちょっと考えたが「とりあえず腹減ってるんで、食いもん追加していいですか」「あ、どーぞどーそ、私たちもう結構飲み食いしたんで」という実に無難な会話で始まり、名乗り合うことも、お互いを呼び合うこともなく雑談にふける5名。このくらいの人数で顔つき合わせてればそれでも成立するんだなあ。

県境府境を何本か越えた遠方から来てる人も居て、何だか近所からふらっと来ちゃって良かったんかいな、と思いつつも名前も素性も知らない人たちととりとめもない雑談。なんて言うか、駆け引き開き直りと下心の交差する合コンとはもちろん、古い友人同士の口の悪い戯れ言とも、馬鹿話をしつつもお互いの人間関係の構築と調整を目指す会社飲み会とも、何かのイベントの後で共にした苦労と成果を分かち合う懇親会ともちがう、何だかとてもニュートラル飲み会。そうか、人間関係が無いんだ、気楽だなあ。

昼間からここに至るまでの放浪ぶりとか、地震で起きて(俺もです)遅刻してきた人と出会うまでのあれこれとか、何かとネタになっていた空から降ってきた少女の話とか、そういう与太話をはじめ、はてな界のいろいろな人に会ってる人がいたりとか、理系お仕事の話や、いろいろ。全く理系の素養に欠ける俺ですが、理系な話聞くのは好きなんですよ。

途中で遠方から来た人の電車の時間で一旦締めて、残った4名でさらに雑談。やがていい時間になったのでお開き。今日はどうもありがとうございました。えーと、増田さん。

その後、実は今回お会いした方のほとんどが、某所で使おうと思っているLingrの使用感をもう一回試そうと思って土曜日の夜に入った増田Lingr にいた事も分かり、ああ、あの人がそうだったんだ、と時間を遡って記憶の再構成が行われたり。でも、名前も知らない。これが妙な感じで面白い。へー、ネットで人と知り合うってこういう感じなんだ。お互い匿名なんだから知り合ってないか。なんだかよく分かんないけど、なかなか面白い週末にしてくれた増田さんたちに感謝。ご縁があったら、またよろしく増田さん。

2007-04-13

anond:20070413015208

最近、家の中でも換気扇の下だけが喫煙可能区域です・・・( ´・ω・`)

うちのマンション、下の階に換気扇喫煙ホタル族やってる人がいるらしくて、

ときどきぷう〜んとタバコの煙の臭いが漂ってくるんだよね。

換気扇に消臭フィルターつけてくれたらいいんだが。

2007-04-02

ついでに

http://anond.hatelabo.jp/20070402014327

通常の学歴話というのは、学部ですべき

大学院入試は学部に比べると甘々なんで、全くフィルターの役に立たないんだよな。学部だとある一定の学力試験パスしてきたことの保証になるけど、院の試験は何の保証にもならない。そう思って人を見てる。つまり、学部に関しては、入学試験相当の事務処理その他の遂行能力を期待するけど、院から先についてはその手の期待はしないってことね。研究テーマについては個別に評価するけど。

2007-03-20

俺は

俺が好きになり、付き合った女の子は既にオタ、もしくはオタ化する。

発動率は今のところ3/3、サンプル数は非常に少ないが100%だ。

 

今の彼女は、オタであることを確認して付き合い始めた。

お互いにお互いの幻想を大切にできればいいなぁと思い、

リレー小説を書いてみれば、お互いにいろいろな理想のすり合わせができる。と。俺が勝手に考えた。

 

そして今、今なのだ。21歳。俺。

その俺は、実に5年ぶりに厨っぽい設定の小説を書いている。

この製作が実に面白いのだ。

 

主人公が後付け設定で王族だったり、剣を持った瞬間に強くなったり、設定ほとんど他所から流用したり。

とにかくこれなんてパクリ?みたいな設定をがんがん入れた。むしろ一部コピペで作った。

この製作が実に面白いのだ。

気がついたら50キロバイト

 

プログラミングをしてるような気持ちになる。

検索エンジンとかウェブリング増田では死語?)を駆使して適当シチュエーション小説を見つけてコピペ

固有名詞とか、不都合なところを適当に変更して終了。

もう設定なんて必要ない。そんなもの、もし矛盾してれば脳内フィルターで除去してしまえばいい。

 

むしろもう二人で読んだら捨てても良いくらいだ。

二人で作って二人で読む。そして笑って、俺は一発抜いて寝る。

この製作が、これが、これがまた実に面白いんだなぁこれが!

 

が、焼酎飲みながら作ったので、今すげぇ気持ち悪いんだ。

誰か、裏技っつうか二日酔い対策のtipsを教えてくれたのむマジで。

2007-03-17

頼むから頼むから

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/15/news002.html

色弱についての理解が少しでも広がるといいな。

色弱にもいろいろあるから一概には言えないのだけど

実感としての不便は電子機器に多い赤ランプ緑ランプ。

えーどっちがどっちよ。物によるけどわからないものは本当にわからない。

点いているかどうかならわかるからそれを利用してどうにかならないか。

後は今は困ってないけど、昔困ったのは抵抗。

わかんねー。

あとは黒板に赤いチョークも勘弁。

これは本当に見えない。書いてあるかどうかもわからないことがある。

重要なところはマークか何かで示していただきたい。

まあ、これは直接その人に言えばすぐ解決するのだけど、言えない時は困る。

あと、よくあるのはそこの緑のやつ取ってーとか赤いのとってーとか。

昔、淡色の赤い模様がはいった茶碗と同じく緑の模様が入った茶碗があって

ある日、妻に「そういえば、お箸はいつも揃えるのにお茶碗はバラバラだよね」って言われて

違うことに気がついた。2年間気がつかなかった。指摘されなければ一生気がつかなかった。

あとは高専入学する時にすこしゴタゴタしたかな。

まあ、そんなこんなで見えないものは見えないのです。

あくまでこれは個人的な体験ですけどね。

他のパターンもあるので、見えない人とパターンがあることを知っておいてもらえれば。

サイトなんかだと見えなくても選択反転させるとか自前CSSとかでなんとかなっちゃうんですがね。

実生活だと赤いフィルター使うとかね。

以下、興味のある人向けまとめ

http://ja.wikipedia.org/wiki/色覚異常

色弱セルフチェックページ

色弱・色盲の方の視界をシミュレートする CUDGlass

カラーユニバーサルデザイン機構

色の組み合わせをチェックしてみる

VisCheck

2007-03-16

学歴フィルター

僕は低学歴だけど、青春の日々を一生懸命頑張っていい学校に入った人はどこかで報われて欲しいと思うんだけど。

2007-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20070302232305

信用できない人じゃなくて嫌いな人でしょう?

懐疑的で批判的でいちいち人をフィルターでふるいにかける人はとりあえず安心できないわ。

2007-02-26

海賊版を使ってまで有名品に固執する奴って何なの?

代替が見つからないようなものならとにかく、ソフトウェアの世界じゃ、一般利用の範囲内なんて代替品なんて山ほどあるのが常なのに。

マイクロソフトオフィスとか言ってさ、殆どみんな表作ったり文書書いたりしてるだけでさ、関数さえ知らなかったり、オートフィルター教えてやったら感動してたり、馬鹿みたい。おまえそんなんで何が「オフィス使えます」だよ。私が「オフィス使ったことない」って言ったとき笑いやがったくせに、一般的な機能さえ満足に使えてないじゃない。データやりとりしてるわけでもないし。海賊版にまで手を出して、何のためのオフィスだよ。Openoffice.org使えよ。おまえのやりたいことフリーソフトで全部出来るよ。

フォトショップとか言ってさ、殆どみんなレタッチやら彩色やらなんてしないでさ、ちょっとモザイク掛けてみて「こんなことも出来るんだ」だなんて馬鹿みたい。すごいねって言ってやったけれど、逆の意味で凄いよ。それだけの機能のために9万もかかると思ってるのかって、そんなんちょっとVectorあされば幾らだって出来るソフト見つけられるよ。PixiaだってGIMPだっていいじゃない。わざわざ写真屋さんに手を出す必要無いじゃない。

ウィンドウズとか言ってさ、殆どみんなどんなOSでも出来るような簡単なことしかしないでさ、<windows.h>さえ知らなかったり、Ctrl+Alt+Delさえ知らなかったりしてさ、MacやらLinuxって言ったら「ウィンドウズよりショボい」だの「ウィンドウズがあるから必要ない」だの言ってさ、馬鹿みたい。しかもさ、「右クリックが無い環境は不便でしょ?」だなんて言いやがる。どんな人の環境だって強制終了知らない人の環境より遙かにマシな環境だよ。おまえのやってることの何か一つでもウィンドウズでしか出来ないことを説明できるのかよ。んでいきなりexeファイル送りつけてさ、「解凍できないと困るので」とか言ってさ、何の嫌がらせだよ。dmgファイル送りつけたろか?

2007-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20070223024459

最初に言っとく。俺もあなたの宝だという意見には賛成しますよ。

んでこれ、別に批判じゃなくてふとおもったからかくだけなんだけど

「大金を積んでも手に入れることが出来ない」

っていうこの文脈が日本中どこいっても通じるって、

なんかずっと日本で生きてるともうほんとに金がぼくらの脳みその、

ものを考える際のフィルターに入っちゃってるのかもしれんね。

ういういいまわしってほかの国にもありそうだけど

ヨーロッパとか南アフリカとかではまた使われ方も意味

それを言ったときに「それ、どういう意味だ?」と聞き返されるであろうという可能性も

ぜんぜんちがうだろうなあ。

「大金を積んでも手に入れることが出来ない大切なものを手に入れたね」

大金というものが価値があるというシステム、共通認識で硬直している感じがする。ほんとに。

そういうのをこわす、組み立てなおす、他の考え方を示す力がメディアにはあるんだろうけど

テレビ番組とかCMでも金の使い方のバリエーションしかながして無いしなあ。

銭金とかちょっと、金とは関係ないよってことを言ってるのかな

うーん、でもおれあんまテレビみてないしな。わからん。

小説とか、ブログとかで、、、、

いや、貨幣ってのは少数の人々がどうにかしてってわけでもなさそうだし

しすてむそのものはかわんないけど

なんていうかな、金とは関係ないところでほんとうに幸せにいきてる人のモデル

ちょっと日本にいると見えないって言うか。

若くしてホームレスしてる友達とかと暮らしてたときには、わりと

金と距離をおいたところで人生をやっていくために考えながら生きるというスタイルと、行動、

そういうものをいろんな風に見たんだけどそういう風に生きてる人の魅力って

やっぱ伝わらないし、傍目で見てたらやっぱ魅力的でもなんでもないし

生き方なんてそもそも誰かに伝えたりするもんでもない

でも日本の街はやっぱ異様なほど閉塞してる。田舎もそうかもしれない。

まとまるのかな。無理だな今時間ねえや。

まとめたらじぶんのところにかくとしてとりあえず今はこの辺で

2007-02-12

いや、もう、ネット

http://anond.hatelabo.jp/20070211212353

ネットはどこかしこいってもちょっとすると未成年に見せるべきでない情報にぶち当たってしまうものだから、ここまでエロが蔓延していると、少し自重しただけでは焼け石に水なんだよ。

むしろ、少しでも有害情報未成年に見せるべきでないというのなら、ネットの使用自体を未成年には禁止させるべきだ。

または比較的有害情報の少ないモバイルブラウザに限るとかでもいい。

ものすごく恐ろしく精密に有害情報を弾くフィルターでも開発されたなら話は別だが。

2007-02-11

秋葉原の露骨な景観

http://anond.hatelabo.jp/20070210230240

トラックバック先から感じた別の議題だったので、何だかごちゃごちゃとややこしくしてしまった感があります。反省。

私は、秋葉原をうろつく人たちとだいたい同年齢くらいであろう男なのだが、あのエントリーで言いたかったのは、単純に男としてあの街をうろつくのって恥ずかしくない?照れない?というようなことだったのだ。

今では秋葉原の街でも女性が割と歩いてたりする。そうすると、私みたいな男はその女性たちの目が気になったりするのである。「この女性はこの街を歩く男の姿を見て、男ってこんなもんよね、とか思ってるのかな」とか思うのだ。そして家に帰ってみるとネットやらテレビ情報番組で「男ってのは誰でも性欲を持ってますからねw」と、フィギュアに囲まれた部屋でインタビューに答えているオタクが居たりして。そこで「男」って一括りにすんじゃねぇ!って思うのですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20070210235340

http://anond.hatelabo.jp/20070211035152

この辺のエントリーに関係するんだけど、秋葉原ってもはや街自体がツタヤAVコーナーみたいになってる気がする。そこで先の私のエントリーは「AVコーナーって何か照れない?」という様な、冷静に考えるとある種当たり前のようなことが言いたかっただけだった。

かといって私も健全な男子としてツタヤAVも借りる。だけど、それはやっぱりある程度パーテションで仕切られていたり、18禁と書いた暖簾をくぐったりして、行いたいものだ。そのようなフィルターを介せない『街』という場だからこそ、秋葉原には女性も歩いている。そのとき私は、AVコーナーに女性(もしくはカップル)が入って来たような気まずさを感じる。

最近では、秋葉原という地名自体がそのフィルターの役目をしていると言われればそれまでだが(歌舞伎町の様に)平面のパネルブルマ姿の小学生の様な絵が描かれている光景は、堂々と構えないで欲しいなぁ、と思う。

ちなみに自分は、マイコンのパーツやら自作液晶なんかを求めて秋葉原に通っております。

2007-01-27

この情報化社会にあって

競争は、質の良い物を生み出すためには確かに必要だけど、既存の物に有利で、新しい物には不利。新しい物を認めさせるには膨大なエネルギーが必要なのである。

新しい物をより効率よく生み出すために、いったん競争というものを忘れなければならない。

ブレストと似てるかもしれない。

しかし徹頭徹尾、受け入れを無視するわけでなく、最終的に食べやすくデフォルメアレンジをしたものを、つまり入門を用意するのがコツである。

世の市民権を獲得してるか否かは単純に、入門があるか無しかの差である。

メジャーな物ほど、いくつかの入門が用意されているものだ。

狭き門は、ノイズや歪曲者、破壊者などを呼び入れないためには確かに必要であるが、今の情報ネットワーク化時勢では門を開け放すことを選ぶ覚悟がいる。

ただここで重要なのは門を開け放すタイミングであって、それを誤ると、用意した構造物を揺さぶられ、破壊され、無価値な物へと変質させられてしまう。

だから今、最も求められる(俺が重視する)力は、門を開け放したときに入ってくるノイズをいかにして制御するかということである。これは詰まるところリーダーシップを発揮することや、マネジメント力である。

この世界の人材は玉も瓦も一緒くたになっている。ものすごく能力が高い人間もいれば、本当に使いようがない人間もいるわけで、狭き門はこれらをふるいにかけるフィルターの役割をする。

ただ、このフィルターは完全ではなく、有能な人間も多くはじいてしまうし、無能な人間も多く引き入れてしまう。

全くフィルターしないよりかは随分マシという程度、ファイアウォールを有効にしたら少しはウィルスの被害に遭わなくなるだろうといった程度の物である。

かつての時代は、隠れた才能は完全に切り捨て、志願してきたある程度の質を持つ人間だけで聖域(コミュニティ)を作り、そこで自分らの技術・学術を発達・洗練させていけば良かった。そしてそれは必然的に専門性を生成する構造であり、専門外のことについては深く対応できないし、求められることもなかった。だが、時代は変わりつつある。

現在、人々にはマルチの(複数の)分野での活躍が求められてつつある。それと同時に、今までフィルターされて弾かれてきた隠れた才能に着目・それを発掘することも行われるようになった。どっちが先でどっちが後か分からないが、この2つの兆候は密接に関係しているように思う。

インターネットが専門外の有能な人間を多の分野に引き込むようになってますますこの兆候は加速しているが、インターネットがここまで普及する以前から、この兆候の前兆となるものはあったように思う(というのも、俺が高校生だった90年代頃にすでに専門を問わず複数の分野で深く活動していた人がいたからである)。

情報の分野では、インターネットの普及により、専門外の有能な人間の参加が増えたことにより、ノイズも多く増えたがそれを補ってあまりある有益な情報も引き込まれるようになったのは今更言うまでもないだろう。

全ての分野は情報を持つ。そして情報は価値を持つ。いわば情報は一つの通貨である。そして多くの人がそれらを扱う環境が整えられたため、多くの人により扱いやすくなるように情報フォーマットされることとなった。こうしてフォーマットされ扱いやすくなった情報は、より多くの人々に普及し、価値が高められていくようになる(ただし、ここで言う価値は有用性であり、希少性ではない。このことは後述する)。

だから、逆に言えば、情報にある程度の魅力(価値)があり、それがフォーマットされていたらそれは流通するのである。

こうして、今まではコミュニティだけで流通していた通貨が、一気に世界へと広がったのである。だがこのことによる弊害もある。

それはコミュニティだけで共有されていた情報が誰でも簡単に入手できることによって、その情報の神聖性(希少性)がなくなることである。

情報の価値には2つのパラメータがあって、一つは有用性、もう一つはレアリティである。これはトレカに喩えると分かり易い。コモンカードだけどめちゃくちゃ使えるカードもあれば、レアカードだが全く役立たずなカードもある。

特に一部の人しか知り得ない情報はいわばプレミアカードと言うことができる。

情報を門戸を広げてネットという大海原に放出することは、情報の有用性を高める代わりに、希少性を失うことを意味する。

かつてはプレミアカードを持っていた人間は賞賛された。それがたとえ使えないくずカードだったとしても。

そしてそのことによってそのカードの持ち主は自身の価値を高めることができた。

いまやプレミアもコモンもネットに流出される時代。

人々は、カードのシナジー(組み合わせることで効果が倍増する組み合わせ)やコンボを重視し始めた。

つまり自分のデッキに組み入れられるかどうか、そのカードをどうやって使うか、に価値を置き始めたのである。

こうなるとプレミアカードコレクターの人的価値が下がってしまう。彼らが取る行動は大きく3つ。

一つは何もせず、成り行きに任せる(あるいは問題意識を持たない)。

もう一つ漏洩を徹底防止してカードの希少性を維持すること。

三つめはそのままでは使えないカードを使える形に加工してから、それらを開放すること。つまり誰も考えつかなかった意外なコンボを提示したり、できる限り汎用性の高いカードを何とか発行することである。

お堅いと思っていた団体が急にフランクになった例を最近よく見る気がするが、こういうことが一つの理由だろう。

しかし将来的には遅かれ早かれ、多くの団体が三つめの手段を取らざるを得なくなると思う。

このような情報流通を制限することで価値が高められているが、本来的な価値は少ない。そして価値の低い情報は駆逐されていく時代の兆候なので、団体には新たな価値を作り出し、社会に発信することが求められてくるからである。

そうなってくると、まやかしの希少性は徐々に意味を失い、経験に基づいた情報や、洗練の要る情報といった、よりその人の血肉となっている(オリジナリティがある)情報こそが希少性ある情報となるだろう。

インターネットというのは価値判断を大衆に委ね、まやかしの希少性を暴くという点でこれから役立っていくと思う。

しかしそうなると、今まで手に入れるのが困難だった情報を収集していた専門家はどうなるのか?

いったい何をもって情報収集をしている一般人と差別化を図ればいいのか?

複数の範囲を渡り歩く人々が増えてきた原因はここにあると思う。

苦労して新しい論や分析を発表しても、少しすると自分と同じ考えを言ったりしたりする素人がいる。

何も発表しないままだと時間とともにその人とその専門家との価値の差異が縮む。

だから専門家は、常に社会の流れを追って新しい論や考察を生み出し続けなければならない。新しい情報を常に発しなければならない。

みんなみんなそんな発想力とバイタリティを持ち合わせているだろうか?

もしそこに不安がある専門家は何をすればよいだろうか?

そこで複数の分野をカバーするわけである。

専門の分野を知ってる人がいる。

αの情報を知ってる人がいる。

でも専門の分野+αの取り合わせの情報を知ってる人はなかなかいない。

こうすることで自分の価値を高めているのではないだろうか。

また、社会現象がより複数の多岐の分野に渡ってきたお陰で、それを一つだけの専門性で切りにくくなってきたというのも考えられる。

最前線で価値を生み出し続けることはできないけど、その人達と違って私はレパートリーが広いから庶民の要求に幅広く応えることができます」、といったところか。

自分の本来の分野では新しい価値を生むのは難しいけど、違う分野にて本来の分野のやり方で切るという方法で、新しい価値を生み出すというのも考えられる。新たな組み合わせ。シナジーを期待するのである。

あるいは価値観が多様になったため求められそうな情報は何でも漁るドラフト者もいることだろう。

ここは、多分野に渡るといえ、コンセプトを持ってコレクトをしないと情報の海に溺れてしまうだろうから注意が必要だ。

今までは専門がはっきりしない人は浮ついてると見なされ正当な評価をされにくかったが、これからの時代は複数の分野に渡って活動しているマルチ専門家がますます増えていくのではないかと私は考えている。みんなみんな興味関心を一つに絞りきれるとは思わないし、そんな人たちの複数の分野で活動できる環境が整いつつあるからだ。あるいは、この高度情報化による副産的な効果として、成り行きで専門外の領域に踏み込む機会も、より多くなっていくのでは、と感じている。

だからノイズ(=厨)は多かれど、有用な人を引き込もうとするならば、もっと入門を設けるべきなのだ。

そうすればマルチ専門家がその分野を発展させてくれるだろう。

一部では腐るほど入門を設けてる分野があるのに、他方で全くそれが整備されていないのはおかしなことだと思う。

※推敲途中です。

2007-01-25

タバコの吸殻は消えてなくなったりしない

http://anond.hatelabo.jp/20070125164030

禁煙セラピータバコをやめたという人を二人ぐらい知っている。

自分はタバコを吸っていないが誰かにプレゼントしようかなと思った。

朝家の前を掃除する。人通りのある通りなので、ゴミが結構あるのだ。

ゴミといってもタバコの吸殻だ。ほぼタバコの吸殻だ。

毎日20本ぐらいの吸殻が落ちている。

この通りは歩きタバコ禁止なんだけどそれでもタバコの吸殻がこれでもかと落ちている。

タバコのポイ捨てをする人はフィルターが消えてなくなるとでも思っているのだろうか?

腐ってなくなったり水に溶けたりすると思っているのだろうか?

100年経ってもフィルターだけは残る。

誰かが掃除をしているというのは知っておいてほしい。

2007-01-08

今朝の朝日新聞カルト商法を推奨している件


今朝の朝日新聞の生活欄にトンデモない記事が載っていたので紹介してみる。

記事のタイトルは:霊性」につながり求め

記者名は:河村克兵


概要は若い女性がスピチュアル・ブーム(占星術・特定のカウンセリング・霊視・前世占い等が該当する模様)というものが若い女性朝日主観)の間で流行っており、数千円のアイテムを買い漁っている。朝日の主張は、《今、老いも若きも、あらたな「つながり」を手探りしている様に見える》という、ものなのだが…


まず何はさておき、記事の書き方が惨い。どう見てもこの現象を焚きつけているのだ(例:韓流ブーム)。

等の洗脳記事を、途中で広井良典千葉大学教授なんかの素敵話も混ぜながら書き綴っている。


朝日新聞の読み方というのは昔から決まっていて、

文末に時々混ざる朝日の主張をことごとく読み飛ばせば良いのだが、反対に主張のみを抽出したら朝日デスク記者の暗に言いたいことが見え隠れしてきます。


ネット以外の繋がりを持つ団体を朝日新聞購読者に取り込みたいということなんだろうけど、これじゃあ反対に逃げ出す読者の方が多いと思うよ!


若い女性の皆さん、朝日新聞に気をつけて

朝日的手法を利用してみた)


個人的お勧めリンク

2007-01-06

好きなものを見つけるほうが何倍も難しい

他人のブクマはもはやフィルターの役割を果たさない気がする。

トラブル自意識バトルが好きだったり、面白いって方々がたくさんいるし、目立つので

仕方が無いか。

面白いものを探したいわけなんですが、そう簡単にはいかないね。

簡単にするのがブクマだと思っていたわけなんですが。

2007-01-04

鼻毛を切らなくなったら慢性鼻炎が治った

十年以上ひどい鼻炎に悩まされていたのだが、最近仕事の忙しさにかまけて鼻毛の手入れをしなくなったらあっさり治った。

それ以前はずっと鼻毛を根元からカットしていたので、そのために鼻毛フィルター機能が無くなっていたらしい。

こんなにも重要な役割を担っていたのね、鼻毛って。人体に無駄な部分がないことを思い知りました。

ああもっと早く気付いていたら、鼻づまりによる睡眠不足とか集中力低下とかが解消して、色々上手くいって今とは違う人生を歩めていたかもなあ・・・。

芸能人とかも根元から切ってるっぽいけど、彼らは大丈夫なんだろうか?

2006-12-09

匿名ダイアリーはてなブの関係についてのメモ

過去ログを読んでいないので、すでにある議論かも知れないが、一応。

(大体、増田って何だよ。キモ過ぎる)

ちょっと対比させると面白いと思ったのは、

(1)「従来のブログコメント欄」というシステム

(2)「匿名ダイアリーはてブ(のコメント欄)」というシステム

である。

従来の(1)のシステムの場合、記事を書いた人間匿名性は低く(少なくともハンドルで名乗る必要がある。捨てハンも可能だが、ネット人格的に一貫性が無くなり、リセットすることになる)、コメント欄コメントする人間匿名性は高い(誰が書いたか分からない。自作自演可能)。

対して、(2)のシステムの場合、記事を書いた人間匿名性は高く(誰が書いたか分からない。自作自演可能(まあ、少なくともはてなユーザーではあるが))、はてブコメント欄コメントする人間匿名性は低い(少なくともハンドルで名乗る必要がある。もちろん、捨てハン可能はだが)。



さらに、気がついた点を思いつくまま。

トラックバックシステムも似たような対比が可能。

・(1)のシステムの場合、ブログ主にはネットコミュニケーション的に高度なスキルが求められる。ので、自分の器を知っている人間が一貫したネット人格を保ちたいならば、自分の手に余るような、賛否両論が予想される実験的な記事、過激な記事は避けた方が賢明である。一対多での戦いになりやすいシステムであり、しかも人格リセットできる多の方が有利なシステムでもあるからだ。

・(2)のシステムにおいて、賛否両論が予想される実験的な記事、過激な記事を書いた場合どうなるか。記事の書き逃げは可能であり、逃げ道は保証されている。そして、逆にはてブコメントする人間が一貫したネット人格を保ちたいならば、過激な挑発罵詈雑言を書くのはその人間にとって不利な戦いになる。まあ、現状、そうした現象は見ていないのでどうなるかはよく分からないが。

現在はてブ日本ソーシャルブックマーク分野においてはトップシェアである。また、同じはてなということで、必然的に匿名ダイアリーの記事は、はてブされやすい。つまり、自分が責任を負わずに、賛否両論が予想される実験的な記事や過激な記事をなるべく多くの人に見てもらいたいならば、匿名ダイアリーで記事を書いてみるというのは、一つの手として有効ではないかと思われる。

・さらに蛇足的にいうならば、匿名で記事の場合、自分の敵対する陣営の人間が記事を書いているとしても、読者には分からないため、比較的、いろいろな立場から、客観的な意見が聞ける。(まあ、そこまではいかないでも、自分が普段、反感を持っている人間の書いた記事にはやはりフィルターがかかるのは当然である)

2006-11-25

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誰か自分が既にブクマしたページははてなRSSに表示されないようにするフィルターを作ってくれ

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