という流れでした。
参加した計5名の増田、対応してもらったはてなオフィスのみなさん、ありがとうございました。
じぇいこん社長が結構時間とって話してくれたのが、すごい印象深かったです。ユーザとしてはかなり偏っているのであそこで話した内容が役に立つか疑問です(でも、もう一人の増田の方が偏ってるってば)。へっぽこPerlerなので、なま直也氏に会えたのがうれしかったです。写真掲載許可をもらってきたので、写真入オフレポを公開する予定です。こんなところで。
で、宿題の件。
これ以上はスタッフに直接おたずねください。幹事は、個人的に対応して欲しいとの要望を持っておらず、伝言をしてきただけなので。
はてなに行く京都増田オフ(http://anond.hatelabo.jp/20080429102850)
というのが4/30に開催されたので参加してみました。
18時30分に烏丸御池で集合して、
実際にはてなオフィスにお邪魔するのは19時からという話になっていました。
昼から暇な人が複数人入れば、15時に集まってメンバーで事前にお茶でもしようという話になっていて、
まあちょうど時間も空けれたので15時から参加しました。
事前に参加表明していたのは私を含めて4人で、全員が15時から参加しており、
15時からしばらくの行動は下記のようなものでした。
ここは特になんの新鮮味もなくだらだらしていたわけで(以前にオフで会ったことのある人しか参加してなかったし)
要するにマンネリなので省略します。
事前に参加表明していた人は既に集まっていたのですが、
18時30分に飛び入りの新たな参加者一人と合流することができました。
お土産(お菓子)を買ってはてなにお邪魔して、オフィスを案内してもらいました。
オフィスに居たのは実際には1時間くらいだったけど2時間くらいに感じました。なんか密度の濃い時間でした。
邪魔してしまったのに明るく応対して頂いたはてなの皆さんありがとうございます(ここで書いてもどうかと思うんですけど)。
その後私はほどなく離脱して帰宅したのですが、他のメンバーは飲みに行ったようです(そのへんは別の方のオフレポを期待したいところ)。
たしかに花見でもすればとは言った物の、花見の時期には会社やサークルの組織の威信を懸けた気合い入った場所取りや、場所取りが有効じゃないところは場所が取れなくて溢れた人混みが果てしなく流れ込んで来るから、増田たちのようなユルイつながりのグループではとても太刀打ちできない。平日の真っ昼間とかだったら大丈夫かも知れんけど。桜舞い散る春風の中で「やっぱり混んでますね…」「これじゃあ花見どころじゃないなあ」と呟きながら少し気まずい思いを抱えて彷徨う休日の午後の増田たちが目に浮かぶ。
花見はまあ、この季節桜が咲いているところもあるだろうくらいにして、空気も温んできたし、何となく集まってみる。でいいんじゃないかな。
当日は午前中からの野暮用で集合時間には間に合いそうもなく、参加表明をしておいた方が良いような気もしたが、どうなるか分からなかったのでそのままにしていた。前回だって全くその場の思いつきだったんだ、今回も行き当たりばったりで行こう。二度目の増田オフ、ということは俺史上二度目のオフ会参加。
結局現地に着いたのは集合時間より1時間も後。一応該当の場所を見に行ったが、休日の人混みの中にそれらしき一団を見つけることはできず、まあ当たり前か、このクソ暑いのにじっと立って待ってるなんて有り得ないよな、と納得して地下鉄で一旦帰宅した。
着替えて、洗濯物干して、ひとっ風呂浴びて、はてな匿名ダイアリーの画面を開く。この前みたいに夕方合流すればいいか、と思いながら幹事にメールしたり匿名ダイアリーにどこにいるのか尋ねる投稿をしてみたりしていると、どうやら比叡山に向かっているらしい。
比叡山か。夕暮れの比叡山は何かと思い入れのある情景なので久々に行ってみたいし、夕方までにやっつけるつもりだった作業をするにはもう中途半端な時間になっていたので「今から向かいます」と返信して出発。日没までには何とか山頂に着けるだろう。今回も後先全く考えずに動いているが、細かいことは後から考えればいい。
地下鉄、叡山電車と乗り継いで、ケーブルカー。ここまでの間に今にも泣き出しそうな空模様になっていたが、通り雨はすぐに上がった。日曜の夕方、人影も疎らな八瀬駅で、勾配に合わせてあらかじめ傾いだ形の車両の一番前に乗り込む。おっさんになっても、こういう乗り物には何となくわくわくしてしまうのが自分で可笑しい。大正時代に造られたという軌道と回る滑車に導かれるケーブルを眺めながら、もう一度連絡しておこうとして気付く。俺の携帯、ここだと圏外だ。
まあいいや、仕方がない。ケーブルカーからロープウェーに乗り換え、山頂へ。もうじき日も暮れようとしている時間、売店もシャッターを下ろし、閑散とした展望台から京都市街を見下ろす。谷間に溜まった霧のような雲が風に乗って吹き過ぎていく。まだジメジメと蒸し暑い市街地からすればかなり涼しくて快適だ。しばらく風と霧に吹かれながらポツポツと灯りの点り始めた街をぼーっと眺める。あー、なんかいいなー。
気が付いたらもう五時半を回っていた。そうだオフ会だよオフ会。でもケータイ通じないから連絡取りようもないし、さっきの雨でみんなもう下に降りてるかも知れない。確か19時くらいに四条で云々って書いてあったから、とりあえず降りてみるか。再びロープウェーとケーブルカーを乗り継いで下界へ。合流できるかなあ。できればいいなあ。
じっとりと暑い夏の名残に少々うんざりしながら、出町柳の駅で通じるようになった携帯で連絡を取ってみると、みんなまだ山頂にいるらしい。構内のロッテリア――ロッテリアに入るのって、何年ぶりだろう――でコーヒー飲みながら少し待つと「出町柳に着きました」と連絡が。
同じように人捜し顔でキョロキョロしている人を探せば良いんだな、でも駅の出口ってそういう人多いよな、と思いつつ改札を出た所でウロウロ。程なくそれらしい人を発見したので、
「あー、あのー」
「あー、ああ、どうもどうも」
増田さん、と呼びかければもっと分かりやすいのだろうが、一度は同席して数時間話をしたこともある人に、殊更に匿名であることを強調するような呼びかけをするのも違和感がある。でも名前を知らないので、久々の同窓会でお互いの認識はしたけど名前が思い出せない人同士のような、曖昧な挨拶で合流。
前回に引き続いて今回も幹事のKさんと、こちらも前回から参加していたSさん。そして、あれ、二人だけ? 聞けば京都駅の集合場所には他に誰も現れず、二人でお茶してから比叡山に登っていたらしい。それって、まあいいや。
取り敢えず京阪電車に乗って河原町四条に移動。構内の駅周辺地図の前で、多少場所が分かりにくくても良さ気な処にするか、これ以降合流するする人のために分かりやすい場所にするかでしばらく逡巡。分かりやすさを優先して木屋町通四条上ルのイマージアムビルの中の店に決定。
あー、この店か。確か大学の後輩の結婚式披露宴の三次会で来たなあ。それ以外にも2回くらい来たことがあるような気がする。落とし気味の照明とテーブルのキャンドル、青を基調にした内装。大声で騒ぐような雰囲気ではないが、客は同じようにグループ客が多い。日曜の夜なのでそんなに混んでもいない。
席に着くと、他の二人は携帯を取り出して何やら作業を始める。幹事は店の場所の告知を匿名ダイアリーに、もう一人は後から合流する人にメールで連絡を。そうか、前回はこんな風に書き込まれた記事を見て、俺が飛び入りで参加したんだ。今回も誰かがふと記事を見つけて、ふらっと現れたりすると楽しいんだが。
ガッツリ食うのはもう少し人数揃ってからということにして、幹事のKさんの提案でワインのボトルを頼む。俺がワインを飲み慣れてないので、飲みやすそうな白のフルーティーだと書いてある奴を勝手に選んで注文。それにチーズの盛り合わせとかサラダとか。何に乾杯なのかよく分からないまま、何となくグラスを合わせて乾杯。
前回のオフ会で交わされた話から予想した通り、Sさんの携帯端末は最新機種に変わっていて、機種変するかどうかをぬるく悩み続けている俺は手馴染みの具合や画面表示の精細さを試させてもらったり。Kさんが「Sさんの頭の中はゲームと携帯と女子のことでできてるんですよ!、しかも1年に1回は端末乗り換えるって聞いて、それは凄いって言うと『いや、1キャリアあたりにすれば2年に1回くらいだから』って、やっぱり変でしょ!」と笑う。この二人、比叡山ガーデンミュージアムのお花畑の中でどんな話してたんだ。
やがて、前回も参加していて合流するはずのDさんから、地下鉄の烏丸四条に降り立ったところという連絡がSさんの携帯に入った。土地勘が無いだろうから、とにかく東に向かって歩いて四条大橋を渡る手前でそこら辺の人に聞くように、と指示しようとするがすぐに「電車に乗りました」という返事が。前回の帰り際に、電車賃が無いと言ってその場でカンパを募るという大技を披露した奴としては、むしろその電車賃を惜しむ必要があるのではないか、地下鉄一駅分なのに何というヘタレ、などと話をしたことはあるが未だ名も知らぬ若者を悪し様に言いつつ、カマンベールをつつく。
そうしているとDさんではない初めて見る顔が登場。「増田さんですよね」「はいはい、私たち増田です」幹事に連絡が入っていた新しい人だ。以後Nさんとする。若い。学生さんらしい。えーまた理系。いや、俺理系な人も話も意味分かんなくて好きだからいいんだけど、関西のはてな界隈、というか増田界隈は理系率が高いのだろうか。俺も宇宙物理学専攻だし。嘘です。
程なく店員に導かれてDさん登場、と思ったら何だか妙な感じで店員と話している。もしかして我々を認識してない? と思っておーいと手を振るとようやく分かった様子。後から聞くと「すっかり顔を忘れてたのと、増田って言って案内されたテーブルがあまりにもコミュな雰囲気で、こんな人たちが増田な訳がないと思って店員に『この人たちは違います』って言ってました」とか。そんな全力で否定されても。
計5名。幹事が把握している合流予定は以上。匿名ダイアリーにこの店の案内を書き込んでもらって、後2つ空いている席が埋まるのを期待しつつ、パスタなど食事っぽい献立を注文。適当に取り分けながら、前回と同じく自己紹介もお互い名前を呼び合うこともなく、取り留めのない話を続ける。
でもやっぱり前回とは随分違うのだ。Kさんの知り合いのやたらと男にモテて困っている男の人の話とか、Kさんも昔からモテてバレンタインデーとか大変だったとか、いやSさんはもっとモテだ、だいたいSさんの「パンツ見えてるぞ、と注意してやった女子からクリスマスは暇ですと言われてそのままゲットしたという話は何度聞いても意味が分からない」という前回からの引き続きネタとか、そして太一郎ラヴ事件とか。
どれも、もう名前も得体も知れない人の話ではない。いや、名前も得体も知れない人なんだけど、顔も声も笑い声もツッコミどころも、ほんの少しだけど知ってる人にまつわる話なのだ。利害関係はない、持ちようがない。だけどもう人間関係はある。共通の話題が成立する程度には。個体認識をしてしまっている以上、匿名ではあっても、所謂増田さんではないよなあ。この中の誰かがほんとに増田さんって名前だったら面白いなあ。俺、酔っぱらってきたなあ。
太一郎に起きたラヴアフェアの黒幕はやはりあなたではないのか、という追求を「ほんとに違うから!」とあくまで否定する幹事のKさん。何という内輪話。太一郎とは誰か、ラヴ事件とは何か、分かっていないとさっぱりついて行けない話だ。俺もラヴ事件についてはその場でSさんの端末から該当するはてな匿名ダイアリーの投稿を見せてもらって、初めて知ったことだ。
そして俺は太一郎とは会ったこともない。なのに「太一郎」と呼び捨てなくらい抽象的な存在。匿名の投稿の集積でできた場をネタに語る匿名な存在の中の一人が気に入っている匿名の存在に付与された、いやどうやら自ら名付けたらしいいじられ用の記号?。なんだそりゃ。酔いがまわって考えはまとまらず、テンションだけは上がってる。俺酒激弱なんすけど。
誰かが唯一の新参であるNさんに「30代が不毛な話ばっかりしててゴメンね」と謝っている。でも、5人中2名は20代前半なんだから、いいんじゃないか。何がいいんだ? 俺が「いいじゃん、楽しいよ不毛な30代は。早くこっちにおいでよ」みたいなことを言って混ぜっ返してたような記憶があるが定かじゃない。へえ、グラスさんて対面で会うと無口なんだ。いおりんの言語センスはマジで神懸かってるなあ。今頃ブラック太一郎があの人とあの人の名前を消しながら嗤ってるよ。プリンスCは俺とのケビン・ベーコン数が2か3くらいなんだよ、多分。世界は広くて狭いよね……。
突然Sさんが「もう帰らないと電車が……」と言い出した。NさんとDさんも時間らしい。え、さっき来たとこじゃないか。そんな時間なのか。はぁ? もう23時!? 早っ!
勘定してもらって、精算して、電車で帰る組の3人とはここでお別れ。その後今日のネタの反芻などをしてから、しばらくして幹事のKさんと俺が店を出ると強烈な雨。タクシーで帰宅。みんなどこへ帰るんだろう。だいたいどの方向、というのは話の中で何となく分かっていても、どこに住んでいるのかは知らない。ゲラゲラ笑って話してた人たちが、良く知らない人たちに戻っていく。チャットで話したりもしてるけど、それとはやっぱり違うよなあ。
さよなら増田さんたち。酔っぱらってたせいもあるかも知れないけど、あんなに時間が早かったのは楽しかったせいだと思うよ。少なくとも、俺はね。また、いつか。
先週月曜日の話
K 「明日比叡山に夕日見に行こう。」
俺「僕もつれてってください < 比叡山 って夕日が見える時間じゃ無理か。」
:
K 「あ、今週末から来週にかけてひまなんだけどさ。」
俺「今週末は僕もヒマですよ」
K 「じゃあ比叡山行こう。」
すみません。むしろ俺がデートに誘っていましたごめんなさい。
約束していたので待ち合わせ場所に行ってはみたものの、来ていたのは俺と幹事さん(以下K)の二人だけであった。
そして会うなり
K 「じゃあ君がこれ持ってて立っててね」
と、でっかく「増田」って書いた紙を持たされる。
ちょっとちょっと俺が持つんですかなんでなんですか??
K 「だって君のほうが似合うし。はてなっぽい」
むちゃくちゃだ。
俺「ところで誰か来ますかねぇー?」
K 「いや、来ないんじゃないですか?? 2人で比叡山見に行くしかないですね」
って…、じゃあ男女2人で夕日見るんですか!? それってデートってやつじゃないの?
でもそうなることは十分予測された上でオフ開催したのか。っていうことは…
いや、多分何も考えてないんだろう。どうせ、よくて友達としか思われてないだろうから、こっちも何も考えないでおくのが正しいから。
結局17分程待ってて増田にも書き込んだりしたけど人は来なかったので
「とりあえず暑いので喫茶店にでも入って作戦会議をしましょう」ということになった。
そのままだらだら14:30くらいまで京都駅ビル内の喫茶店で話をしていて、
「じゃあ比叡山に行きますか」
ということになった。このへんで過去のオフ参加者からKにメールが入ってきたりいろいろしていた。
K 「なにこいつ。『文句があるなら比叡山の山頂まで来い!』って返事してやる」
俺「さすがにそれはまずいだろ。山頂への行き方は書いといてあげなよ」
K 「そんなの必要? ググったらすぐに見つかるじゃない」
俺「そんなDisコミュニケーションが通用するのはお前の周りだけだって」
ところで途中経過を増田に書き込んでいたのはKに言われて俺がやっていたわけだが、それで気になって携帯で増田をチェックしていると「もっと夕日とか花とかを観賞しなさいよ! まったく携帯ヲタなんだから!」と怒られたりした。どうしたらいいんだ俺。
というか、Kは「不可抗力で合流できなくても別にいいや」とか思ってたりしたんじゃないのか? でもそれは俺的には多分ちょっと困る。Kがどう思っているかはともかく、少なくとも俺は最大限努力しないと後々いろいろ(増田オフ的に)マズいような気がする。
まあ、そんなこんなであと3人参加することになって、1人は比叡山山頂まで来てくれたのに電波が悪くて会えず(でも出町柳で合流できた)、最終的には四条河原町で全員合流できて呑みながら終電までダベって今に至るわけだ。
途中ばっさり割愛したけどそれは気が向いたらまた書くよ。あまりネタはないけど。夕方以降の話は誰かに任せるよ。