はてなキーワード: 羽織とは
久しぶりに会った女友達との出来事。
軽く歌ってしゃべってたけど、二人きりというのもあってついつい僕は彼女の胸に手を伸ばした。
唐突に伸びた僕の手を避けることなく、彼女はじっと耐えているかのよう。
彼女のうしろに回り覆い被さる形にして両手でいじると少し本気で感じはじめたみたいだった。
下半身にも手を伸ばす。下着の上から撫でさすると息を吐きながら身を任せるようにして体重を預けてきた。
肉の隆起なのか下着の縫い目部分なのか区別がつかない、全体をまんべんなく撫でてみる。
湿り気が指先に伝わる。僕はもどかしくなった。下着を膝まで下げて直接愛撫する。
脱ぐとき、彼女はさっと中腰になったので、スムーズに焦らされることなくそれが露わになった。
暗い部屋でも白い布地は目立つ。ブラックライトのせいだろうか。羽織った上着を膝掛けのようにして覆い隠し、その下で丹念にいじる。
ガラス張りのドアを行き来する人影に注意する。僕はこういうのは慣れていない。
「もうちょっと・・・」「ちょっと上」「そこじゃない」と耳元で彼女が指示する。
吐息が熱い。
僕は地雷を発見する金属探知機のように円を描きながら周囲を調べ、ポイントを探索した。
となりでミスチルの曲が流れているのがわかる。曲のテンポとはうらはらに焦る僕。
いいかげん待てなくなったのか彼女は僕の指に手を添えてポイント、世界の中心へと誘導してくれた。
ああ、そこか! 久しぶりなんでわからなかった。内心そう思いながら彼女が導いた場所で控えめに指を這わせる。
柔らかい指のおなかの部分でゆっくりと刺激する。
省略されました。続きをよむには(ry
いや、それは同人誌にも言えることじゃん?
ほとんどの人が、作品に対して愛情があるはずなのに、絵も漫画もイマイチでしょ?安っぽい装丁だし、中身も安っぽいし。
絵がめちゃくちゃうまい人、売れる人なんて一部だけ。
そういう「上手さ」と「愛情度」は別でしょ。なんであれ。好きだったら上手いわけじゃないし。
あと、レイヤーと一口に言っても、買うタイプと作るタイプといるからね。
で、買うタイプでも、数万するようなちゃんとした奴を買う人は少ない。
自作する人もまた、本格的に洋裁の知識を持ってやる人と、家庭科でちょっと縫い物したレベルの人がやったりと、レベル差が激しい。これは漫画の上手い下手と同じようなもので。
で、レイヤーのほとんどは、10代後半の女子(多分)。
彼女らは当然お金をそんなに持ってないので、高価な布も(拘り出すと結構いくんよ!)出来あいのも買えない。といって大抵スキルもない。ゆえに安っぽくなる。でもまあその辺の子は同時に、そんなにコスプレに拘りがないのであんまり気にしてない。友達とワイワイやるツールの一つくらいの感覚であることが多い。テニスの王子様のジャージを羽織って、何故かマスカラバリバリにつけて女の子ポーズで写真撮る、とか、そういう感じのコスプレ。余談だけど、この辺の子は、他人が使用したカラコンをオークションで落としたりとかするので、ちょっと怖い。
20代以上のレイヤーだと、拘り出す人が多い。けど腐女子も大学入学を機にオタをやめたりする人がいるのと同じで、コスプレも20くらいになるともういいや的に(というかそれ以前に一、二度やって終わりくらいの人もかなりいる。別に悪いとかじゃなく)やめていくので数は少なくなる。だから拘りのある人が全体からすれば少なく見える。
その辺になると布屋へいって真剣に布を吟味したりしている。
でもね、テカテカっていうけど、そもそも漫画・アニメの服を忠実に再現するとそうなるってのもあるんだよ。
ああいった破天荒な服を実在化させると、どうしても安っぽく見えがち。
そもそもテカテカしてる布で作られてるっぽかったりするし。
忠実に再現してペラペラなのを選ぶか、敢えて忠実さに目を瞑り、キレイな仕上がりにするか、それは好みだけど。
案外忠実にしてるから安っぽいって場合もあるんだよ。
漫画・アニメの服なんて、実際の服のようなことを考えてないからね。「これどうなってんの?どう脱ぎ着してんの?」って服はよくある。現実の服に似れば似るほど、安っぽくはならないだろうけど、逆にそういうコスプレは「しがい」がないからねー。「よつばと!」の風香のコスプレなんて、安っぽくなくできそうではあるけど、しても分かり辛そうだし(いたけど)。
やっぱり「これは再現難しいだろ」ってのほどやりたい。私の場合だけど。
でもそうするとどうしてもいかにもアニメアニメしていて普通の服より安っぽくはあるよ。
とまあ色々あるんですよ。でもそれも込みで楽しいよ。
帰ってきて、部屋でのんびりする時はブラをつけない。
あとは寝るだけとか、今日一日外に出ない時とか。
流石に宅配便とか来たら、上からトレーナー着たりカーディガン羽織ったりするけど。
旅行先とかだったら女同士でも遠慮してつけちゃうしなあ。
寝る前に外して、起きる時につけるというか。
多分胸が大きい人だと気になるんだろうけど、
所詮BカップなのでだぼだぼTシャツ着たり厚めの生地のもの着ちゃえば解んないよなーってなる。
ていうか外にノーブラで出ていっても気付いてもらえない自信すら、ある。
……胸でっかくなりたいなあ…
加えて清潔感がない。
襟がダルダルに伸びているTシャツ着てるし、夏服のTシャツとパンツはいっつも似たようなパターンしか見たことがない。
フォーマルな場にはジャケット着てるけど、そのジャケット会社置きっぱなしでいっつも同じのだし。
毛深すぎて腕も指も熊の皮被ってるみたいだし。
俺自慢するし、飲み会で横の席に人が座らない理由、分かってんの?気付いたらひとりでポツンとしてて……
……見捨てられた子犬みたいで、ほっとけなくって横行って話しかけたくなるよ。自慢だって「褒めて褒めて」って尻尾振ってる犬みたいでかわいい。
腕毛、指でそっとなぞって、ふわふわざりざりしたい。
休日出勤した日に、誰もいない社内でそのジャケットを羽織りたい衝動が沸き起こったよ。
どんな服なら似合うかなって、10歳以上離れている相手の服装をうんうん1日中考えてた。休日に『相談』以外の名目で会ったことなんてないのに、バカだ私は。でも一緒に出かけて、服見立てたいよ。
汗臭さ抑えるのにいい物も紹介したい。私自身汗っかきだから、いっぱい調べて試してるから。
もう1年経つけど、この感情ずっと持ってなんていられない。
私のこと好きですか。女として好きなら、食事でも映画でも休日のご飯でも誘ってください。単に部下として好きなだけなら、期待なんてさせないで、もっと事務的に扱って。食事誘ったら即レスでOKなのに、いっつも私から誘うのは寂しいよ…。
いつどうやってこの感情にケリを着けたらいいのか……。そろそろ考え始めています。何にも動かないで、他の人探そうか。あえて告白して、結果を急ぐか……。
学生のころ、「オシャレ」とか「ダサい」とか「センス」という言葉が好きになれなかった。
どうみても人によって言葉の意味が違っているのに、皆この言葉を使って服装の順位付けに躍起になっていたのがどうにも理解できなかった。
「オシャレ」でなければいけない、という風潮が周りに存在するのは感じるけれど、
肝心の「オシャレ」という言葉が一体何を表しているのか、考えれば考えるほどわからなくなった。
だから「オシャレ」をしようという気は全く起こらず、服装はもっぱらユニクロで速乾素材の服を好んで着ていた。
機能的かどうかが服や鞄などを選ぶ唯一の基準だった。
社会人になり、たまたま本屋で手に取った Men's Ex という雑誌を読み、ジャケットスタイル
(正確な名前があるのかは知らないけど、ジャケット、ドレスシャツ、スラックスを基本とするスタイルです。下がジーンズだったり、ジャケットは着なかったりもします)に出会った。
衝撃だった。そこには今まで周りの学生たちが執着していた「オシャレ」という不思議な尺度とは無縁の世界が広がっていた。
ジャケットスタイルやスーツスタイルには、「良いスタイル」とは何か、に関して比較的明確なルールがあり、
ある程度詳しい人間同士であれば、色調、素材感、着丈などがどうあるべきかについて、かなりの精度で合意を得ることができる(もちろん着る人の体系、髪の色、肌の色などによって変わる)。
今の自分の服装の問題があるとすればどこか、具体的な言葉で説明することができるし、
より「良い」スタイルにするためにはどうすればよいかも説明ができる。
もちろんジャケットスタイルの中でも流行が存在するし、人によってあえてセオリーから「はずす」ポイントも存在するけれど、
「オシャレ」という言葉を使って会話を試みていたときのような気持ち悪さはほとんど存在しなかった。
皆が同じ言葉で会話をしているという感触があった。
それ以来、雑誌やネットの記事を読み漁り、今ではオフでもジャケットを羽織り革靴を履いて出かけるようになった(夏はポロシャツ一枚)。
自分のように何をするにも理屈が欲しい人やにはジャケットスタイルはとても適していると思う。
「センス」って何だ?という人も、そういうややこしいことは考えなくてよくなる。
興味が出た人はとりあえず本屋に行って雑誌でも読んでみてくれ。
ジャケットスタイルというと組み合わせが非常に限られていてどれも同じ服装のように見えると思うかもれ知れない。
確かにこの手のスタイルに興味の無い人間からはそう見えるかもしれない(都市型迷彩と表現されているのを見たことがある)。
でも、実は(靴や鞄を含めた)素材や色の合わせ方を考えると、色々な組み合わせがあるのだ。
そしてこの組み合わせを考えるのが実はなかなか楽しい。
組み合わせによってはとてもちぐはぐな印象を与える服装になるし、
この間模試へいった。
模試は高校三年生あたりの「私服の」男女にたっくさん会う機会だ。
そこで非常におおざっぱだが、男子には三種類の傾向があるなと感じた。
1チャラ男
とにかくチャラい。ジーンズ下げすぎてオシャレトランクスが見えている。金髪ハゲみたいな人もいる。ピアスしている人多し。時にはホンモノかシールなのか、タトゥーをしている人も。屋内なのに何故かサングラス率も高い。横にはたっかいヒールでミニスカでかなり色抜いた感じの茶の髪の女の子がいる。模試の休憩中、外に出て、「つうか、やべくね?あいつ、マジ、ドタキャンしたらしいし。いや、ほんっと。マジマジマジ。やべくね?」みたいな電話をしている。あるいはチャラ女とベタついている。ベタつき方が高校生のそれではない感じ。オッサンとキャバ嬢みたいなベタつき方をしていて目に悪い。
相性のいい女子のキーワード:巻き髪・デコ携帯・模試なのに無駄にオシャレ(異常に高いヒール・ひらひらミニスカート)・模試なのに無駄に露出度高い(背中が杉本彩並に無駄に空いているトップス)・ネイルアート・ディズニー
2なんとなく暗男
ハイテクスニーカー(っていうのか?)に、黒っぽいTシャツに、チェックのシャツを前をあけて羽織っている感じ。下が、なんと表現すればいいのかわからないが、カーゴパンツというのか、足首のところでヒモできゅっと縛るような奴。そんで、ポケットがやけにいっぱいついてるような奴。あれなんていう服だろう?あれを着ている人が多い。色はたいてい黒で。それか、やけに青々しているジーンズ。
髪、例外なく黒。床屋で切ってます、色染めたことなんか人生で一度もありませんといった感じの頑固な黒。たいていリュック。たいてい、一人。女子どころか男子の友達もいない感じ。模試の休憩中は一人で音楽聞いて机に突っ伏している。あるいは友達がいることもあるが、その友達もやはりこの種の男子。一人の時はやけに暗いが友達と会うと意外とハイテンションで喋り出す。
歩くときはやけに早歩き。わき目も振らず一心不乱に前を見ている感じ。模試会場への母の出迎え率も割りと高め。
3オシャレ男
普通にそこそこオシャレ。といってチャラ男ほど行き過ぎない。たいてい男子数人と模試の休憩中喋っている。あるいは男子数人、女子数人のグループではしゃいでいたり。女子「国語できたー?」男子「なんか時間なかったwやばかったw」女子「だよねwていうか古典とか超勘なんだけどw」男子「俺も俺もw漢文もかなり適当wてか現文意味わからんし」女子「なんかさ、あれやらなかった?さっきはマークシートで1選んだから、今度は3くらいかなーみたいなのw」男子「やったやったw」男子「おまえらそれ意味ねぇってw」女子「w」みたいな比較的無難且つ健康的な?会話をしている。
女子もまた普通のオシャレっ子といった感じの装い。といっても別にどちらも顔だけ見れば男女とも、イケメンだとか可愛い子とかいうわけじゃない。(といってもイケメン率、かわいい子率はやはり他グループより高くはある)
2の「なんとなく暗男」を、「なんとなく暗男」だと判定する要素ってのを模試の帰宅中に何故か考えていた。別に彼ら、3のオシャレ男と比べて顔立ちが完全に悪いとかいうわけでもないんだよな。別に喋れば普通だし。まあイケメンでもないが…。絶対服で誤解されていると思った。
「リュック」「ハイテクスニーカー」「上でいったよくわからんパンツ」「チェックのシャツ」これがマズい。これがあると、「なんか暗そうだ」と思われる。多分。あ、あと「黒地にドクロとか十字架に羽が生えたようなイラストのなんちゃってビジュアル系Tシャツ」もヤバい。
逆に言うとそれを避けていれば、たいてい大丈夫じゃないかと思う。
ハイテクスニーカー→ローテクスニーカー(革靴とかは多分難易度高い)
でいいと思う。
ユニクロで今ちょうどUTとかやってるじゃん。あれのキースヘリングと漫画系だけ避けてオサレな奴選んで(ピンクのTシャツを選ぶとなんとなくオシャレ度UPな気がする)、あとユニクロでジーンズ選んで、あとは有名どころのメーカーのローテクスニーカー、これでいいと思う。とりあえず服は。勿論オシャレ道を目指すとなるとこれじゃ足りないんだろうけど、一般女子から見た3のオシャレ男枠に入るくらいだったら多分これでいけるんちゃうかな。一般女子も別に、自分らのオシャレにはそこそこ知識あるけど男子のオシャレに関しての知識なんてそう無いしね。
ジーンズ何本か買っておいて、Tシャツを変えてすごす、基本もうこれで。男子の身体は「Tシャツ+ジーンズ」が映えるからそれだけでいける。身体鍛えるともっと映える。鍛えすぎて佐々木健介みたいになっちゃうとまたちょっとアレなのだが。
春や秋は長袖にする。冬はその上にユニクロのフリースでいい(オシャレ度落ちるかもしれないけどまあこのくらいならセーフだと思う。私も着るし)。
あっそうだ。要するにデスノートのLでいい。あれのTシャツをもうちょっと色アリにするとかロゴの一つでもいれるかくらいでいい。
髪型は美容院いった方がいいかもね。ちょいと「短めに、さっぱりしたかんじで」とか言えば。ていうか、ルーキーズの御子柴か、ピューと吹くジャガーのピヨ彦でいい。それに似た髪形を本屋にあるヘアカタログから選んで、それ持ってって「こんな感じで」っていってあとはひたすら出された雑誌を超真剣に読むフリをする(そうすると話しかけてこない。たいていは)。出来上がって「どうですか?」とか言われて鏡出されたらそこそこチェックするフリして「ああ、はい。これで」とか言う。そしてお会計。
<まとめ>
・服はL
・髪は御子柴かピヨ彦
ていうか今ピュジャガ読み直してたけど服込みでピヨ彦コピーでいい気がする(ここまで書いた意味が…)。間違ってもジャガーさんをコピーしてはいけないが。
うちの彼氏(30代前半)がいわゆるオタクファッション。ぴちっとした水色のTシャツの上に明らかにオーバーサイズのブルーのチェックのシャツを羽織ってよれよれのジーンズを履いて白いスニーカー、みたいな服装。
私と付き合い始めて、LEE系のファッションの私と一緒に歩く時にちょっと恥ずかしさを覚えるようになってきたらしくて、私のセンスで服装を見立てて欲しいって言われたんだけど、男性の服装ってどうやって見立てたらいいかよく分からない。
彼氏は高校まではスポーツやってて大学からオタ系趣味に走った人なので、体型的には、身長高い、肩幅広い、胸囲・胴囲・腰囲どれも広い、太股太いという野球選手のような体型の人(デブとはちょっと違う。ひたすらゴツイ感じ)。その辺のお店で服を買おうとするとサイズが合うものがあまりなくて、しかもあまりピタピタのものは着たくないから大きいサイズの紳士服のお店で大きめサイズを買ってしまって、もっさりした格好になってしまうらしい。
そんな彼にどういうアドバイスをしてあげればいいのかな。どういう雑誌を参考にしたらいいよ、ていうのもちょっと分からなくて……。
別にオシャレさんになって欲しいとは思わないんだけど、もう少しこざっぱりとした格好も彼には似合うんじゃないかと思うので、増田に教えてもらえると嬉しいです。
Bは気付かなかった。先週のはじめくらいから制服が汚れてきていることが気になっていたBは金曜日にクリーニングに出し日曜日に取ってきた。Bは大雑把な性格であったので月曜日の朝までそのまま放置して、月曜日の朝に慌ててハンガーから取りタグを外し制服を着てカーディガンを羽織りコートを持ってそのまま駆け足で学校へ向かった。だから気付かなかった。襟につけっぱなしにしておいたいじめバッジが外れていることに。
「B?バッジはどうした?」最初は教師の言葉が理解できなかった。バッジなら貰ったときからずっとつけっぱなしにしているはずだ。そう思って襟を見てみると何もついていなかった。「あれ?あれあれ?」Bの頭は真っ白になった。何で?どうして?バッジがないの?あれ?あれあれ?元々成績が良い方ではない頭をフル回転させた。だから返事をする余裕がなかったのだ。教師の「B、もしかしていじめられているのか?」という声に。
数秒後、Bはようやく制服をクリーニングに出していたことを思い出し、そこでバッジが外れただろうことに思い至った。「先週クリーニングに出したんで、つけてくるの忘れちゃいました。えへ。」そう明るく言ったBは教室の空気がおかしなことに気がついた。Bは元来いじられキャラだった。だからドジをすることは度々だし、ドジを披露するといつも笑いが起こった。それなのに今の教室の空気は全く違っていた。何とも言えない奇妙な空気が流れているだけだった。Bが不思議がっていると教師は言い辛そうに口を開いた。「B、本当に忘れただけなのか?」疑いながらも再確認するような言葉だった。「いやだなあ、ただ忘れただけですって。本当、本当。」明るさが足りないのかと思い、いつも以上に明るく言ったのだが教室の空気は更に奇妙なものになっていた。「…そうか。…それならいいが。…もしいじめられてるなら先生に言うんだぞ?」念を押すように言う教師を訝しがりながらも「はーい。」と返事をしてBは座った。
教師が職員室へ行き1時間目が始まるまでの間、Bはいつものように仲の良い友達グループのところに向かった。「なんか先生今日変だったねー。」先ほどのことを思い出しながらBは話しかけた。「…そうだね。」いつもならば、Bをいじって盛り上げてくれる友人達は、バツが悪そうに、腫れ物を触るようにBに接した。Bは奇妙に思い「どうしたの?」と問うが返事はどれも曖昧で要領を得ない。チャイムが鳴ったので席へ戻ったBはわけがわからないので首を傾げた。その後の休み時間に行っても対応は変わらず相変わらず腫れ物に触るように、できれば話しかけて欲しくないように、柔らかな拒絶をされ続けた。Bは自分が何かをしたのかと思い、授業中もずっと頭をフル回転させ続けたのだが、結局わからなかった。放課後になり、業を煮やしたBは直接聞くことにした。「ねえ、あたし何かした?教えてよ!ちゃんと直すからさ!」必死の思いで訴えるBに友人達はバツが悪そうに口を開いた。「ごめんね。あたし達Bのこといじめてるつもりなんてなかったんだ。ただいじってただけのつもりだったんだけど…でも、ごめんね。本人が嫌ならいじめなんだよね。もうしないから。」「え?何のこと?どういうこと?」Bはわけがわからなかった。「ごめんね、もうしないから。」そう言って友人達は去っていった。言われたこともそうだったが、初めて見る申し訳なさそうな友人達の顔に途惑いを隠せなかったBはそのまま見送ることしかできなかった。
その日Bは家に帰って考えた。友人達の発言の意味と原因を。先週は別に普通だった。何か起こったとしたら今日。それも1時間目の前からおかしかったんだからその前だ。そうしてBはようやく思い出した。バッジのことを考えてるときに先生の「B、もしかしていじめられているのか?」という問いに返事をしなかったことを。バッジを忘れた生徒がそう問われて10秒近く返事をしなかったら、いじめを受けているのに言い出せない生徒のように見えるかもしれない。その後の明るい答えもそれを隠そうと努めているように見えてしまうかもしれない。そう考えればその後の先生の対応も、友人達の対応も合点がいく。いじられているだけなのに、いじめだと私が感じていると友人達は思ってしまったんだ。
その後Bは友人達に事の経緯を話したが効果はなかった。一度できた疑念は簡単には拭えないし、あり得ないことでもない。自分たちとしてはいじっているだけなのにいじめだと告発されたら堪らない。内申にも響いてしまう。だからわかったとは言ってくれたものの、Bに接するときは余所余所しく、必要最低限クラスメイトに接する対応そのものだった。それは他のクラスメイトもそうだった。Bが友人グループと仲が良く、適度ないじられキャラだと知っていた人は皆、Bに関わるといじめの犯人にされかねないと距離を置いたから。あんな軽く悪意のない、いじりでいじめにされたんじゃ堪ったもんじゃないと、腫れ物を触るように、そして無視などもせず必要最低限の対応で、Bに接した。Bはバッジをつけ続けた。いじめではないし、そもそもの原因を招いたのは自分なのだからと、その後はバッジをつけ忘れることなく、つけ続けた。
コートだけ脱いで大きなベッドの上に寝転がるAさんにおずおず聞いてみました。そっちに行ってもいぃい?って。いいよって言うからそろそろとベッドにあがるとAさんが抱き寄せてくれて唇が重なってすぐ舌が入ってきたのでわたしも一生懸命舌を出してAさんの舌をつついたり絡めたりしました。あ、ふぅ、はぁ… き、気持ちいいよう、でも舌だけでいいの?って解らなかったのでとにかく夢中でAさんの歯列の裏を舐めてると、唇を突き出してって言われたのでむうぅって突き出すと、私の唇を挟み込むようにAさんがちゅぱって吸い上げてくれて、んんん、あん、感じちゃうようっ… 夢中で舌を絡めながらそっと目を開くとすぐ近くに瞳を閉じたAさんの顔が… あぁ、わたし夢を見てるの?いつまでこれが続くのかな、も、もう舌が疲れちゃったよう。でもやめたくない。あん、もう限界かもってタイミングでようやく唇が離れて、ベッドの淵に移動して二人で腰掛けていると、
じゃあ風呂入ろうか、別々に入る?それとも一緒に?って聞かれたので思い切って「一緒に入る」って言っちゃいました。
気がつくといつの間に服を脱いだのか目の前のソファに脱ぎ捨てられたAさんの服があって、シャーッてシャワー浴びる音が聞こえてきたので、あわてて私も服を脱いで下着だけの姿でお風呂をそっとのぞきました。するとシャワーを浴びるAさんの姿が… あっ、おちんちんも見えちゃう。たくましくて男の子らしい体… それに若い。ああん… は、入ってもいいのかな?扉の隙間からおずおず聞いてみました。「僕も入っていぃい?」するとAさんは、早く入れば?って雰囲気だったので躊躇いながら下着を脱いでタオルであそこを隠しながらお風呂にエイッ!って思い切って入っちゃいました。するとAさんはシャワーを浴び終わったみたいで、ザザァッと広い浴槽に浸かって風呂場に備え付けのテレビのチャンネルを切り替えてました。あぁ、あぁ…って時々AVチャンネルの喘ぎ声が聞こえてくるのを聞きながら僕もシャワーを浴びて頭の先から足の先までびしょ濡れで、浴槽の中のAさんをチラチラ横目で見ながらようやくあそこまで洗い終えたので僕も隣に入ろうとすると半分スペースを空けてくれたのでそこにちゃぷんと浸かりました。あー… 熱ぅい。
……。
どうすればいいのかな、頭が軽くパニック状態。すると、おいでって感じで浴槽の中で抱きしめてくれたので僕も広い背中にしがみついてAさんの膝の上に跨りました。あ…ん、股間におちんちんの竿が当たってる。備え付けの入浴剤を垂らして泡風呂にしてくれたので、ホイップクリームみたいな泡の中に溺れるように体を重ねて、あふあふと顎についた泡を指でのけているともがいてるのに気付いたAさんが泡を止めてくれて、その後体勢が入れ替わりました。僕が下になる格好で体が平行に重なってギュウウッて上から抱かれてしまいました。あぁん、お、溺れちゃうよう。僕が苦しいようって言うとAさんの体が離れてザザァッと浴槽から出たAさんが立てかけられていたマットを見ながら、やってみる?って聞くから、あ、あわわと答える間もなく気付くとすでに床の上にマットが広げられていて二人でしゃがみ込んでローションをぱちゃぱちゃとかけました。体にもローションをかけてマットに横たわったAさんのたくましい体の上に恐る恐る重なると、動いてって言われたのでぎこちなく体を揺らすとAさんはちょっと物足りなかったようで、今度は僕が下になって上からギュウギュウ圧迫するようにおちんちんとおちんちんを重ねながらヌルヌルしてもらいました。はぁん、はぁん、すごい… あぁ、あぁ、気持ちいいよう何これ、あっ頭の先が風呂場の扉にぶつかっちゃってるけど止めないでもっとぉっ。今度は僕もAさんを気持ちよくさせてあげたいから僕が上になって同じようにおちんちんとおちんちんを重ねてヌルヌルしてあげました。あ、今度はAさんも気持ちイイみたい。あっ、そんなにすると出ちゃうよ?って言われたけど、もうイってもいいよ気持ちいい… 僕のおちんちんでおちんちんを弄んでって言われたので一生懸命弄ぼうとしたけどテクが足りませんでした。えーん… ごめんなさい。
マットでじゃれてるうちにAさんのおちんちんが見事に立っていたので目が釘付けになっちゃいました。あ…… 僕が興味深々でそこを見てるのに気付いたAさんが「…? これ?」って感じでおちんちんを差し出してくれたので、おずおずと先っぽを舐めてみました。あ、ローションの味がする。先の方を銜えただけで、あん駄目ぇ、太すぎてアゴが外れそう。全部は無理って太さで1/3銜えるので精一杯。しかも歯が立っちゃったみたいで下手糞でごめんなさい。でもAさんはそれを責めるでもなくサッと立ち上がると遊び終わったマットを洗ってシャワーを僕にもかけてくれました。二人でローションを落としてすっきりすると、Aさんが先に風呂場を出て体を拭く音が聞こえてくるので、僕は風呂場の中でおろおろしながらタイミングを待ってから扉を開けるとAさんがガウンを羽織ってるところだったので、続いて僕も体を拭いてガウンを羽織りました。
風呂場と繋がった洗面室のドアを開けると夢のように広いお部屋が広がっていて、テレビを見ながらお茶でのどを潤すAさんが居ました。僕も喉渇いちゃった。Aさんが注いでくれたお茶をもらって、はぁ…ってソファに腰掛けてボーッとしばらく放心状態でした。
………。
何この沈黙?どうすればいいの?Aさんは広いベッドの上で大の字に寝そべって無言で天井を見ていた。わからないので、そっちに行っていぃい?って聞いてみました。うん、っていう雰囲気だったのでペタペタ裸足で移動してベッドの端っこからそっと上がると腕を広げてギュウって思い切り抱きしめてもらいました。あん、嬉しい。耳の穴の中までくちゅくちゅと舐められて、あぁ、はぁぁん、これも夢なの?すごい気持ち良くて、声が出ちゃう。抱き合いながらガウンを脱がせてもらって、僕もAさんのガウンを脱がせると二人で明るい部屋の中で裸になっていました。脱ぎ飛ばされたガウン… あぁん、電気消さないの?汚い体でごめんなさい。
練習してみる?って言われたので、うんってうなずいておちんちん銜える練習させてもらいました。嬉しい。おちんちん自由にしていいよって言ってくれるんだけど、でもこんな太いのお口に入らないよう… Aさんがベッドの淵に腰掛けて私が床にひざまずいて犬のような体勢とか、色んな角度で練習したけど、1/3以上銜えるとどうしても歯が当たっちゃう。下手糞でごめんなさい。
Aさんは僕の包茎手術の傷跡も舐めてくれて、こんなの気にならないよと言ってくれました。優しい… その後、乳首とおへそも舐めてくれて、あ… あぁん、亀頭もペロンと舐められて、臭くない?って聞くと大丈夫って言ってくれました。よ、良かった。亀頭をこうやって舐めると、気持ちいいの?って聞かれたんだけど、うぅんヨクわかんない頭おかしくなっちゃってるから上手く答えられないけど気持ちイイ。でも今は亀頭より、お、おしりの奥… 奥に早くおちんちんが欲しい。奥におちんちん入れて欲しいって言っちゃいました。
え?いきなり入れるの?ってAさんは少し驚いた風でしたが、枕元の袋からゴムを出すと、これはこうやってね… とゴムの付け方も丁寧に教えてくれました。太い竿に苦労してゴムをはめると体勢が入れ変わって僕が四つんばいになって、足を横に広げられて、ググッと一気に太いおちんちんが根元までずぶずぶと奥まで入ってきました。あ、ああん、腸が破裂しちゃうほど太いぃ… はぁ、あぁぁん!って声が自然と出ちゃうよう。ぐっ、と引いてまたズン!って突かれる度に、あぁああん!気持ち… いいよぉ、気持ちいいよぉ!って声が止まらなくて、すごい強引な動きでほんと男は止まれないんだすごいすごいよぉ、こんなの初めてぇ、あぁん、あぁん、って喘いでる合間にどんどん体勢が変わって僕が上になって動くように指示されたり… あん、Aさんは事前の自己申告ではMじゃなかったの?下からの突き上げは獣みたいに野性的でMなんかじゃないよう。男って皆こうなの?すごいよう… あぁん。腰を回したり、横に動かしたり。最後は膝を思い切り抱え込まれた形で、こうするともっと深く入るからってなされるがままにされていると、……ああ!
ズン!って直腸が強引に押し上げられて内臓がズクンとするような鈍い痛みが走って、ほとんど悲鳴に近いような大きな声で、あぁぁん、壊れちゃうよぉ!壊れちゃうよぉ!やだぁ、壊れちゃうぅ!ああん!って叫び続けて、でも止めないで止めないで!って心の中ではお願いし続けてました。Aさんは時々動きを止めてゆるく突いたり、入れたままじっとしたりで、適度にじらしながら安心した頃に不意打ちでまたズン!って突いてきて膝を抱え込まれてもう後はなされるがままで、入れたまま体制をバックに移動して突かれたり、そのままベッドから降りて床の上で立ったまま後ろから突かれたり、またベッドに上がってたくさん突かれながら亀頭を指先で弄られて、どんな感じ?って意地悪に質問されたり… どんな?って、あ、頭が可笑しくなっちゃうよう、ヘンになっちゃうぅ、駄目ぇって擦れた声で懇願するとようやく手を止めてくれて、その後おちんちん入れたまま隙間から指を一緒に入れられたりで、す、すごいよう、大好き… 大好きだから止めないで。そのまま貫かれた状態で体を抱え上げられて抱っこされたまま歩かれてロ××マ×××に乗っけられておしりを滅茶苦茶にされてるうちに動きがすごすぎておちんちんが抜けちゃって、またベッドに戻って… って感じでAさんは持久力が凄くてなかなか出さない人なので… すごく、ヨカッタです……
壊れちゃうぅ、直腸つぶれちゃうぅ、下半身が麻痺してイクッて感覚が解らなくなるほど何度も体でイッてしまいました。セックス中の記憶はすべてが繋がっていて何回やってもらったか確実には覚えてないのだけど、四回以上あったような気がしています。いや四回だったかな… あ、Aさんに後で聞いてみようかな。
痔になってったのでシーツの上には血が薄く滲んでました。
ほんとに有りの侭すぎてすみませんでした。 …続く。
・・・やばかったら消します。
童貞のまま30歳を超えた男は魔法が使えるという都市伝説があるが、俺は童貞暦27年にして、ジーンズの上からパンツの輪郭を読み取る事ができるようになった。俺はこれを童貞眼力と名づけた。
その日は三連休の中日の昼間、電気街をうろついていた俺は、前を歩くジーンズの女子のお尻をなんとなく見ていた。柔らかそうなお尻。それを揉みしだく事ができたらどんなに幸せだろう。そんなことを思っていたら、見えたのだ。いや既に見えていた。分厚いジーンズの上から、彼女のパンツのラインが、くっきりと。俺は興奮した。それから俺は15分以上も彼女の後を追っていた。完全な不審者だ。それ以上は危険と考え、俺は興奮冷めやらぬまま、彼女の後を追うのを止めた。
冷静になってから、俺はついに来るところまで来たなと暗い気持ちになった。俺は既に魔法の片鱗を身につけつつあるのだ。ここに怪しい統計がある。20までにセックスを経験した男子と、40までセックスを未経験の男子の脳を比較した場合、想像力を司る部位において、童貞男子がずば抜けて発達しているという。俺の女性に対する想像力は、やがてあるはずのないものを視る力へと変わったのか。俺は笑った。そして少し泣こうとした。泣けなかった。
次の日俺は、再び街にいた。大勢の人の行き交う駅のホームで、俺は誰かを待っていた。そして発見する。いた。俺は少しドキドキしながら後をつける。分厚いジーンズに小さな、でも肉の張った尻。申し分ない。少しだけ後ろを歩いて、直ぐにわかった。やはり、俺はパンツを見ることができる。透視ではない。パンツの筋が見えるだけだ。だがそれは直にパンツを見るよりも興奮するように思えた。俺はそのまま歩き続けた。その尻がとても魅力的だったからだ。
事件はそこで起こった。俺の前を歩く彼女が突然立ち止まり悲鳴をあげた。俺は悲鳴に驚いて思わず逃げようとしたが、彼女が悲鳴をあげたのは俺のせいではなかった。スーツの男が、おそらく突然に彼女に抱きついたせいだったのだ。男はサラリーマンだろうか、ベージュのトレンチコートを羽織り、分厚いメガネをかけている。だがゆっくりと観察することはできなかった。俺は突然の出来事に彼女以上にパニックを起こしていたからだ。だが良かったのは、俺が驚いて足を前に出したことだった。体は前につんのめり、その勢いのまま、俺は頭が追いつく前に走り出し、男に体当たりしていた。そのまま男に馬乗りになる。俺は無我夢中で男を殴ろうとして、男が必死に顔をかばい「ごめんなさいごめんなさい」と呟いているのを視て、冷静になった。男は少し太っていたが、俺より背は低く、弱そうに見えた。
俺は男に乗ったまま言った。
「なんで、こんなことしたんだ」
男もパニックを起こしているようで、なかなか答えなかったが、やがて怯えた目で言った。
「そ、その人が、裸に見えて、わ、私は」
俺は振り返り、女性を見た。ショックのせいか、ペタンとアスファルトに座り込み、こちらをぼんやりと見ている。もちろん服は着ている。
「何言ってんだ、あんた」
「み、見えたんだ。確かに」
男は、座り込んだ女性を見て、目を大きくし、口を情けなく開けた。
「あんたはおかしい」
「お、おおおおおお」
そして突然に男は泣いた。男は思ったより年をとっていた。髪には白いものが混じり、顔の皺は50を超えているように見える。その人生の先達が、顔をくしゃくしゃに歪めてみっともなく泣いている。
「み、見えたんだ。はっきりと。そ、そうか、あれは、私の『裸眼』か。はは……ついに、私の意思を超えて」
俺は男の肩を地面に押さえつける。だが、男は抵抗を止めていた。
何故だか、俺は既に男の言うことを理解していた。彼は童貞だ。そして、彼の魔法は、彼女の裸を見ていたのだ。
「どんな、だった」
「え」
勝手に言葉が出た。男はきょとんとした顔だったが、直ぐに頬を緩め、空を見ながら呟いた。
「う、美しかった。小ぶりだが形よく、ピンクの乳首は上を向いていて、乳輪は大きすぎず小さすぎず。だから、私は」
「もういい」
「あ……」
「逃げてください」
「え」
そして、俺は携帯電話を取り出し、後ろの女性に向かって大きな声で叫んだ。
「今から警察を呼びます」
それが合図になった。後ろのポケットの携帯電話を取り出すために、男を押さえつけていた俺の腰は浮いている。男は身をよじり、俺を押しのけて立ち上がり、走って逃げた。
「待て!」
俺は形式上追いかけようとして、直ぐに座り込んだ女性を思い出したような振りをして、女性のところに戻った。
彼女より、男の行方が気になった。
それから男がどうなったかはしらない。未来の俺だったかもしれない男は、消えた。そして、俺の童貞眼力も消えた。電車男と同じような経過を経て、俺は、男が抱きつき、俺が尻を追っていた女性と付き合い、その結果としてセックスを経験したのだった。
今でもときどき男の事を思い出す。だが。あのとき俺はあの男の言ったことをすんなりと信じたが、それが本当だったかはわからなくなっている。何故なら俺の上で腰を振る彼女の乳首は黒く、乳輪はゴルフボールほどある。
ピアスしてるしベルトもしてる。足元はパンプスかミュール。着るものはデニムと大抵ニット素材を無難に選んでる。
最近はさすがにニットじゃないけど。トップスにくるのはキャミとかとかVネックとか。で、カーディガン羽織る。
それっぽい格好してるつもり。…なんだけど、なんだか自分がへんてこコーデをしているような気がする。
ちぐはぐな感じ。例えるならMORE系トップスにanan系カーデ羽織っちゃってるみたいな。
…どれがいけないのかなー。全部2500円未満だからいけないのかなー。
前4900円で買ったアースミュージックアンドエコロジーのトップスは可愛いと思う。
…お金かけてないから可愛い洋服手に入ってないのかな。
街行く女の子が全部可愛く見える。なんであんな可愛い格好できるのかなー皆センスいいよね。雑誌とか見てても思うけど。
でもお金かけてないってのが一番の理由な気もしてきた。
羽織るものは持っていった方がいいんじゃない?
タキシードに蝶ネクタイ姿の女子高生が廊下をゆっくりと歩いていく。
純白のドレスに身を包んだおとこおんな、こと、僕がそれに続く。肩には稠密な細工のショールを羽織り、足元には大きく開いたヒール。
二人は、玄関の奥の間にあたる、大広間に向かっている。
何がなんだか分からない。
今日の朝、お嬢さんの様子がいつもと違っていた。朝のショッピングのとき、おばあさんが彼女と仲良くしてほしいと言った。夕方の迎えで、僕が運転手をするようになってから初めて、お嬢さんが友達を連れて帰った。
これらの事実から、どのようにして今の状況を導き出すことができるだろうか。
たとえば、女子は20歳まで男として育てられるという風習があって、ただし普段は普通に過ごしていて、たまに親戚が集まるときだけ仮装している、というのはどうか。いや、これでは僕の女装の説明がつかない。
たとえば、お嬢さんにはいささか倒錯した趣味があって、実は高校にも男装して行きたかったけれど新参の運転手に言い出せなくて我慢していて、カミングアウトする機会をうかがっていた、というのはどうか。いや、ないだろ。常識的に考えて。
僕は思い切って口を開いた。
「あの、お嬢さん」
彼女が足を止めた。
「質問してもいいですか」
彼女は振り返って
「どうぞ」
と、少しだけまゆをひそめて、許可を告げた。
ええと、どこから訊いたものか。倒錯趣味コンプレックス説を考慮するなら、なんでそんな格好してるんですか、と訊くのは、まずい気がする。もっと間接的な言い方をしないといけない。というか、その説は忘れろ、自分。
「今日は、何かあるんですか?」
僕がそう言うと、彼女は、しばらく黙って不思議そうにこっちを見ていた。
「ああ、あなたは何も知らなかったのかしら」「はあ。まったく分かりません」
「おばあちゃんが話していると思っていたから……ごめんなさい」
といって、彼女は少し間をおいた。
「これから、仮装パーティをするの。私たち家の者、働いている人、みんな来ることになっているわ」
「あと、お招きした人たちも」
仮装パーティ。僕の妄想と比べれば常識的な答えだった。要するにお遊びでお嬢さんたちが変装する、それに使用人も混ぜてもらっている、ということらしい。
「パーティをするのは、楽しむために決まっているわ」
「じゃあ、行きましょう」
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他の書いてた人、いなくなっちゃったかな?
誰か続き書いてください。
難しかったら、戻って分岐(やり直し?)してもいいですよ、きっと。
暖かくなり動けるようになったのか、ジジババどもが片足つっこんでいた棺桶から這い出してきた。
朝もはよから、うろうろ満員電車に揺られてどこへ行くのだ?
いいかね?
あんたらが椅子に座っているから、いつもは座れた労働者が座れないのだ。
それにレジャーに出かけるなら電車が逆方向だ。
よく考えてみてほしい。
あなた達がこうやって出かけられるお小遣いの年金は、
他ならぬ私たち若者がこうやって働いて稼ぐ給料から払われているのだ。
さも当然のように偉そうな態度をとらないで欲しい。
電車で立っていろとは言わない。
もう少し控えめに。
樟脳のにおいが立つタンスから出したてのジャンパーを羽織り、
薄い頭髪を隠す派手なエンブレムの入った野球帽。
夫婦なのに目を合わさず妙に離れた距離。
今年もまた二人で出かけられることをもう少し喜べ。
三日坊主にならずにすんだ。この調子でこれからも日記を書いていってみよう。
今日は13時ごろに起きた。とても得した気がした。起きて速攻山を下って(家が山の上にあるため)ボロい商店街にあるボロい書店に行ってみたのだが、目当てのブツが売っていない。そこから別の本屋へは徒歩30分くらいかかるので、とりあえずメシでも食おうと思って家に帰る。妹にアイス二個買って来いと言われていたので買っていく。
お昼はシーフードヌードル。何か作ろうかとも思ったけど昨日VIPに「シーフードヌードルのうまさは異常」という感じのスレが立っていて、食べたいなーと思っていたらうまいこと家にあったのでシーフドヌードルを食う。う…うめぇwwwww
さて腹も膨れたので書店へ。最初外出たとき、マフラー+ブーツ+コートで外に出たんだけど全然寒くない上風が強かったので、コートだけ羽織っていった。
家に帰ったら父親が帰ってきていて、さんざんちょっかいを出された。
食器と風呂を洗う。
こここまで打ったら疲れてしまったので今日はこれで終わり。
朝だ。起きなきゃ起きなきゃ。ベッドを降りて、いつものように羽織を着て階下へ。
「ヴ…っ」 そのままベッドに逆戻りして、横になって、真っ暗なまま、一日、ずうっと、眠って、なにもかも忘れて、泥のように眠りたい。と思った。それもすごく身体の根底的な部分で。コアに近いところが。
拒否している。
いつものように、おきてご飯食べて着替えて身支度して、そういう一切合財を、拒否している。ほとんど生きることを拒否してるくらいひどいレベルのこんな拒否は、何年ぶりだろう。 それでも表面上は(誰に見せるのでもなく、自分に見せるために)いつも通りに行動をしながら、なにか原因があったか考えをめぐらす。特に何も思い当たらない。 まぁ、そもそも原因がなくてもなるときはなるし。対策の立てようもないので、省エネモードに切り替えて、最低限のことをどうにかこなして、日常のレールに乗っかれるようにする。
車を運転しながら、リストカットをするのを(私はしたことはない)「痛そう」というが、する側は痛くないんだよな。「痛い」より「切りたい」欲求が凌駕するんだよな。“虫刺され痒い”みたいなもんだよな、とかつらつら思う。 会社について、まだまだまだまだ気分は悪いが、身体はどうにか日常のレールに乗っかれたみたいだった。午前はいろいろ内面が拒否していたが、午後には普通になった。拒否しなくなったのか、日常を進む身体に精神が誤魔化されたのか、どっちかわからないけど、結果オーライ。
それにしても、四年前は毎日こんな拒否三昧だった。
私だったら死にたくなるね。いや、私か。もう、忘れた。
わたしはげんきです。