はてなキーワード: 成分献血とは
献血ルームに行ったことある人はよく御存知だと思うが,献血に行くといろんなサービスが受けられる。
とくに成分献血という時間のかかる献血方法を選択した場合は,その間の退屈を紛らわしてくれるため,非常にありがたいサービスである。
ただ,さすがに映画1本分(2時間)も献血すると死ぬので,映画の途中で献血は終わり,いそいそと引き上げることになる。
しかし,観ていた映画がなかなか面白かったから,そうも素直に帰れない。
しかも,周りの献血席を空いている(というか,ガラガラである)。
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と,厚かましくも考えてしまった俺は,一応,若い看護師さん?に許可をいただいて,献血後も映画を見ることにした。
でも,やっぱり迷惑だったようで,しばらくしたら別のベテラン看護師さん?に「この席に次のドナーの方が座るので,席を空けていただいてもよろしいですか?」と断られてしまった(念のため弁解しておくが,やっぱりガラガラである)。
もう献血ルームを後にするまで恥ずかしくて死にたくなったわ。。
駅に併設の献血センターに行きたい。無性に行きたい。今すぐ血を抜いて欲しい。たっぷり400cc取って欲しい。
腕の血管に針をプチッとさして、ポリエチレンのパックにちゅーちゅーと血を吸い出して欲しい。
押すだけで出てくるコーヒーの自動販売機も使いたい。何杯も飲んで、職員に嫌みのひとつも言われたい。
好みは、ホットカルピス。爽健美茶。それから、ただの冷水。この3杯を立て続けに飲むのだ。
でもこの間、献血したばかりだから無理。何ヶ月か献血センターに行けない。血を抜いてもらえない。
体の調子はよい。検査結果もとても良かった。むしろ、数年前より向上した。風俗遊びもしてないし、きれいな体だ。
それでも献血はできない。血が薄いのだ。センターに行っても断られてしまうのだ。
成分献血にしておけば良かったと、今になって後悔している。