レイ・ダリオじゃないが、経済と同じで世代間の隆盛もあるのよな。
そして、自分たちで生活の質を向上させてきたという自負が魂に宿る。
だって恵まれてたんだもの。ご飯も腹いっぱい食べられる。教育を受ける機会もあった。マルクスに傾倒する余裕があった。
それとも、成長の余地をすべて食いつぶした高度経済成長期の先人たち?
そう、誰のせいでもない。
ただただ、長い人類史の中な数多ある世代の、環境の波の一つなだけ。
そうして、経済が停滞した。停滞して、人口減という非常に面倒な事態に陥った。
先人たちに、平和でひもじくない生活を許してくれた先人たちに感謝しつつ
なるべく後輩たち、若い世代に迷惑を掛けないように、応援してあげられる人になってほしい。
ネットや、現実世界でもしかすると謂われない中傷を受けるかもしれない。
でもそれは、ただ単に生まれてくる時代が早かったか、遅かっただけの違いでしか無い。
しょうがないにゃあの精神で、若者たちをヨイショしようじゃないか。
きっと明治維新で大政奉還した、幕府側の人間たちもそういう思いだったに違いない。
数百年の平和が、植民地政策という外圧によって終わってしまっただけで
それを乗り越えようとする危機感も、気概も、能力も喪失してしまっただけのこと。
だからどうか、社会や、国やほかの世代に対して恨みを持ってほしくない。
インターネットの心無い中傷や、対立煽りに目を向ける必要はない。
一緒に、この国の行く末を暖かく見守ろうじゃないか。