ウニは磯臭さを凝縮して受肉させたみたいで不味い。キャビアは凝縮した塩っぱすぎるイクラみたいで不味い。
珍味が美味ではなく珍味であるように、コロッケとか焼き鮭とかその辺に転がってるフツーの美味しさに飽きを覚えた人間が珍しさを求め始める。そういう類の食べ物ってあるんじゃないかと思う。
値段と味は関係ない。
希少だから値段が高い。手間がかかるから値段が高い。ブランドの演出として値段が高い。
広く好まれる食材は常に希少か。食べすぎたあまり希少になってしまう事はあるかもしれない。
手間をかければ美味しいか。
大抵の人にはきっと生のジャガイモよりも茹でた方が美味い。でもキュウリを刻むか丸齧りしたいかは好みの問題。
手間をかければその方が常に美味しくなるというもんでもない。まあ気分の問題もある。30分煮込んだカレーより3時間煮込んだそれの方が食べてて満足感はある。身体的な反応としての美味しさとはまた別の部分で。
おれは嫌いだけど、まあ好みだろうなって思える食いもんもある。コレを素朴に美味しいと思う人間が本当にいるのかって疑わずにはいられないもんもある。おれが総じて苦味やエグみの嫌いなお子ちゃま舌なのを差し引いても。
珍しさへの欲求は素朴な味覚に勝るのか。
そもそもそういうメタ情報抜きに、いわゆる珍味の美味しさを舌の上だけで感じているのか。
サンマのワタを食う親父は果たして本当に美味しいと思っていたのか。親父もまた親父の真似をしてカッコつけてはいなかっただろうか。
おれは珍しいものより高いものよりイイとされるものより好物よりも、気分に沿ったものを食べたい。
コンビニへ行くにはサンダルをつっかけて、ギターを担いでる日はスーパースターを履いて、マウンテンパーカーを着たい日にはサロモンを合わせるように。
ラーメンの口だなと思ってたら、数時間後にはペペロンチーノの口になってたりもする。その波を逃さずにしっかり捕まえたい。
おれがフツーの美味しさに飽きる時は来るのか。ワッパーに飽きるとは思えない。でも最近唐揚げはちょっと飽きてきたかもしれない。20そこらで胃の問題というんでもないと思う。
最近はアレがキツいわ〜ってキャッキャとはしゃぐ人はよくいるけれど、還暦過ぎて米も唐揚げもバクバク食う親父を見るにそこは大いに個人差があると思う。
フツーの食べ物にも飽きてしまった。しかし珍しいものを食べても別に美味しくはない。これでは食の楽しみを失うも同然だ。恐ろしい。
他人の味の感想ばかり参考にして自分の好みがあやふやになってしまうのも不安だけれど、食のレンジを広げていく態度も必要かもしれない。
受け入れ難い他人の好みも、慣れさえすれば自分の好みに取り入れられるかもしれない。好きが増えるのはいいことだ。
でもおれがサンマのワタを喜んで食うようになる日は多分来ない気がする。
おおー、黄金頭さんの増田や~!
"磯臭さを凝縮して受肉させた"と言えば、ウニよりホヤを思い浮かべる。 ウニや牡蠣はせいぜい磯風味だが、ホヤは磯、磯そのもの。
おれの鼻くそや耳クソはたまにしかとれないから希少価値あるから100万くれよ
ミョウバン処理されてないウニなら美味しい美味しい言うかもしれない うちの母親もそんな感じ
つかミョウバン処理考えたアホは誰だよ。あんなゲロまずになっちゃったら、多少日持ちしたところで何の意味もねえだろ。
魚屋通り過ぎるとき息できないほど死んだ魚の匂いが嫌いだし 川魚みたいな皮やワタを一緒に食わせてくる魚は口に含むと同時に吐き気がこみ上げるけど ミョウバン使ってないうには最...
これ難しいんだよな。それ以前に「恐らくなにか食べたいけどぼんやりして何の口か自分でもはっきりしない」みたいな状態も多いし。 ラーメンの口だなと思ってたら、数時間後には...
ウニももホタテも鮮度がいのち。 美味しく食べたいなら、朝までいきてたやつを昼に食べるくらいの環境でないとダメ。 それはもう漁港の近くじゃないと無理。
ホタテはかなりいけるしなんなら干物だっていいが ウニは鮮度が命だわな
おっちゃんの子供の頃は海に遊びにいっちゃあウニ拾ったもんよ ドライバーでこじ開けて海水で洗ってパクリ 今思うと贅沢だな。。
タダだけど旨いからまあ値段は関係ないよね