2023-05-28

作者の価値観が透けて見えるとか、作者が正しいと考える倫理観で動くキャラしか救われないとか、それの何が駄目なのか全然理解できない。全ての作品は作者の創造する世界の中でキャラクターが生きてるのに、スケットダンスはやたらと「思想が強い」と言われるのが謎

私も銀魂オタクからあえて言わせてもらうと「銀魂勧善懲悪でも完全な悪ではなく救いがある、善が全て報われるわけでもない」とスケダン比較して持ち上げられてるのを見たことがあって、それって貴方が「正義も悪も等しく救われなければならない」と思い込んでいてそういう話が好きってだけでは?その方々が結婚式葬式ムービーが入れ替わるのは不謹慎だと仰ってて「原因になったカンシ(モモチ)がお咎めしなのおかしい」「何故痛い目に遭わないのか」と続けてたけど、そもそも仕事として明らかなミスから2人ともクラちゃん(被害者)に謝罪してちゃんと許しを得てるそれなのに「スケダン・ウィウォは正義主人公側は罰せられない」と決め付けるのは飛躍しすぎだし、まず被害者が納得してるのに第三者(読者)が「加害者も罰を受けるべき」とジャッジする権利がどこにある?言わば無関係他人なのに何故他所様の被害に口を出すのか理解しがたい

主人公側がすぐ許されるのが作者の思想なのはどの作品にも言える、許されるのも許されないのも全て作者の作る世界観次第。出てくる悪役が「悪人すぎて主人公側のサンドバッグ」なのもそういう作品ってだけなのに、「悪人にも理由があってやってしまった」展開にならないことを叩いてるようにしか

主人公側・敵側も間違ったことをしたら平等に罰を受けなければならない、受けるべきという読者側の凝り固まった思想こそどうかと思う。ここまではセーフだけどこれはアウトとか作品で扱うテーマや着地点の是非を読者が判断する権利も私は無いと思ってて、創作に対して読者が提示できるのは好悪だけ

結局「重い話が嫌い」「作者の思想が見えるのが嫌」「主人公側だけが報われるのが好きじゃない」という個人の好みの問題を、「時代に合ってない」だの「倫理に反してる」「バランスが下手」だの作品が悪いと下げることで自分の考えを正当化しているにすぎない

  • 人権を無視したような、えっ今もそれで生きていらっしゃる……?というような、作者の価値観が透けて見える作品は色々あるけど、それも含めて全て表現だから好きにしたらいいと思...

  • これの扱いこの話の落ち方で感動話っぽく書くの?っていうサクスケ話とかある

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