https://www.youtube.com/watch?v=Yd97ccIjh9M
自分はこの動画が好きだ。あるあるネタとして面白いのもあるが、
ミスをした部下に対する中間管理職の対応としてかなりイイ線行っている、見習いたいと思うからだ。
一方で、コメントでは良い/悪いと賛否両論あるとともに、部下側の視点でしか話されてないように感じる。
ある程度、上司側の思考もわかる立場のおっさんとして、どの辺りが良いと思うかを言語化してみたい。
まず、これをやっておくとさらに上に対して2点はっきりと主張出来る
この主張をすることで、部署の能力・私の管理能力・本人の能力の3点をガード出来るのである
動画では表現されていないが、前述の主張をするためには以下の2点を必ずやっておかなければならない
後者はまぁ落ち着いてから考えればいいとしても、前者は即である。
別の部下に頭を下げて差し込む・自分で巻き取って残業するなど、なるべく部署内で行いたい。
隣の部署に影響が出るようなら頭を下げて、昼飯のひとつも奢る必要があるかもしれない。
なんにせよ部署を超えるのは「部署内で解決出来た」の主張が弱まるので避けたいが、どうしようもなければ飲むしかない。
とりあえず各所に頭下げて乗り切るのである。
上記が上司が考えることの大筋で、「ミスした部下にどう向き合うか」に割ける脳内リソースはそんなに高くない。
優先順位的にも、「今後同様の事故が起こらないための体制作り」に入るトピックである。
そして、「部署の能力・私の管理能力・本人の能力の3点をガード出来る」に本人を入れたのは温情であって、
極端にドラスティックな判断をするなら、「本人は切りますので今後同様の事故は起こりません」でも良いわけである。
まぁそこまでやると会社の体力・国の体力が無くなって自分たちの首を絞めるのである程度リソースは割いて教育するが、
会社は学校では無いので教育も慈悲で行うわけではなく、余剰分を使っての投資である、どれだけのリソースを投資するのは会社のさじ加減なわけである。
教育という名前でたまたま落ちてる会社の余剰リソースを掻っ攫ってはたくさん喰らって強くなっていって欲しい。
たまたま落ちてるんじゃなくて潤沢に配り歩けという主張はおじさんがやっておく。