ツイッターでこんなのがバズってきた
まどかまるすいさん
@tdnomdk
これが伸びるのはかなり恐ろしい話だ。
嘲笑で伸びていると思ったらどうも皆本気で言っているらしい。
ここで言う「元の大きさ」というのは『同じ値段で元の大きさ』という意味だろう。
「不景気さえなければカントリーマアムは昔の値段のままであの大きさだったという主張」ということでいいのだろう。
この理論は間違っている。
何故なら「景気がいい」という状態の中には『ゆるやかなインフレ』が必ず潜んでくるからである。
たとえば大正時代の1円と今の1円の貨幣価値の違いを想像して欲しい。
これはなにもジンバブエのように政府がお金の価値を公式に変更したという背景があるわけではなく、経済成長に伴う健全なインフレの過程で1円の価値が変化していったのである。
また景気の話になると世界的な日本円の価値について考え出す人もいるが、それについては円高の推移とカントリーマアムの推移を自分で比較してみて欲しい。
ヒントを出すと日本が過去最高の円高になったのが2011年であり、そのときのカントリーマアムの大きさ(内容量)とそれ以前を比較してみればいい。
さて、こういった圧倒的経済オンチを観測すると我々が最初に口にしてしまうのが「学校で!」なのだが、これぐらいの内容は学校教育の中で普通にやっている。
社会科の授業を偉人の名前を暗記する時間だと割り切っているか、赤点まみれで平気で卒業していったのでもなければ、一度は頭に入っているはずなのだ。
個人的な仮説になるが、学校教育で学ぶかどうかよりも自分が今持っている知識によって自分の頭で社会の分析を試みるという行為を日常的にやっているかどうかが重要なんだろうな。
その癖をつけるにはどういう教育がいいのかは知らん。
総合的学習だの自由研究だのが一瞬効果的に感じるが、むしろああやって義務的に興味もない議題を無理やりでっち上げてその結果にいちいち赤ペンを入れられる経験が拒否感を生んでいる可能性も考えてしまう。
女子大生の設定では