2022-06-14

ルリドラゴン・ザ・キルコさん・イン・令和・オブ・デッド・オア・アライブ

主人公ヒロイン可愛いだけの漫画ジャンプで生き残れるのか?」

多くの中年読者がこの質問

NO!

を突きつけるだろう。

それは彼らの脳にキルコさんの幻影が今も残っているかである

ピロピロピロピロ

週刊少年ジャンプ 2022年28号を本屋電子書籍でみつけたとき、多くの読者はまず「かわいい」と思うだろう。

ルリドラゴン長生き出来る可能性があるとすれば、それは主人公の可愛さぐらいしかないと私は感じた。

日常の中にファンタジーが入り込むことで産まれギャグ、これはジャンプではある種の定番だが、打ち切り定番でもある。

もし今のジャンプに全くギャグがないならジャンプギャグ漫画買い支える読者の票が集うだろうが、高校生家族ウィッチウォッチという強力な漫画が既に控えている。

ただギャグ漫画をやっても伸びない。

日常だけをやっても高校生家族邪魔になるし、アオのハコが既にだいぶ日常を積み上げてきてそっちから票を取れるかが怪しい。

残された道はもう可愛さだけだ。

イカ娘だって可愛さの力でアニメになった。

可愛いは強い。

だがキルこさんは滅んだ。

何故か。

10年の探究の末、キルコさんの作者が夜に送り出したデビィ・ザ・コルシファはエロをより強く押し出す道をとった。

それは一つの正解である

女の子可愛いを売る漫画は、「エロを押し出すか」を真剣に考えないといけないのだ。

エロを押し出すなら全力でやらなければいけない。

エッチ要素のある漫画を読む男子エロ扱いされるリスクを抱えるのだから、半端なエロを出されてもデメリットが勝る。

女子からしても男子向けのエッチ要素で売るタイプ漫画スルー対象になるわ(恋愛要素が強ければそれで伸びることもあると聞くけど本当か?)。

ムッツリスケベはリスクしかならない。

その点だとルリドラゴンは「可愛い」だけでエッチさがない。

正解だ。

女子高生の超高温くしゃみ頭皮に浴びている様子に性的興奮を覚えたと主張するならそれは変態を拗らせる中年読者が悪い。

ドラゴン人間セックスをしたかエッチだというならそれはドラゴンカーセックスに引きずられすぎているだけだ。

ルリドラゴン可愛いは「エッチ要素が薄く、自然体よりの可愛い」だ。

これはジャンプにおいてかなり強い。

露骨エッチエッチしてるキャラオッサンくささがあって中高生からあんま受けない。

同時にいつまでもジャンプを読んでる中高年もこういうふとした瞬間に童貞を殺せるタイプ女の子に弱いものだ。

だが生き残れるかは分からない。

なぜならジャンプにおいてこのタイプ可愛いで戦い抜こうとした漫画がまだないからだ。

自然体の可愛さで売る漫画ジャンプで生き残れるのか。

こういうのは変に勝ち負けを読まずに成り行きを見守るのが乙というものだろう。

まあ、半年後にはドラゴンの力が覚醒して大魔王を倒すために魔界トーナメントに参加していて、主人公の顔つきも戦闘狂になってたりするのかもだが。

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