2021-10-16

anond:20211016204110

そもそも大前提としてMMTで投げかけられたのは財政破綻自国通貨建て国債じゃなくて、外貨借金なんだが。

財政出動すると、輸入も増える。特に産業劣化している国では一層増える。

逆に言うと産業を強化して輸出を強くして外貨を稼ぎ続けていれば起きない。最も産業強化するにはマイルドインフレ企業需要を掴むために設備研究投資をする必要がある。

財政均衡にこだわってデフレ放置している状態でこそ産業劣化して経常赤字を出すようになって外貨借金が増える。

それからインフレ需要供給で、需要が強く、供給が弱い時。

ハイパーインフレなんぞが起きるのは、それこそ戦争後や、外貨借金が増えすぎて稼げず、自国通貨外貨に対して暴落して輸入ができない時。自国通貨建ての問題では起きてない。

金利が上がるというのは企業資金調達しての支出が強まっているときから、そのとき税金を上げて回収したらいい。そもそもビルトインスタビライザーって知らんの?法人利益や、所得は景気が上がるとそれ以上に増えるから、適切な法人税と累進所得税を設定していれば税収が上がるんだよ。

しろ新自由主義成長戦略(笑)とかほざいて、すぐ確実に儲かるものばかりに金を出そうとしたいっぽうで、何に使えるかをわからない基礎研究の段階や、使途を着想したが、顧客商品技術が結びつけてないプロダクトマーケットフィット以前の段階を破壊した。

起業だのイノベーションだの煽ろうとしたが、あまりにも何もなくて、転売屋をすごい起業だ!イノベーションだ!などとおだててフルボッコにされる有様じゃねーの。

まず財政出動、次に税制資金循環を意識、儲かる前で民間リスクが取れない段階の化学にきちんと金を出すこと。新自由主義ができずしなかったことをMMTを元にするべき。

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