この話と
https://qiita.com/sagae_twins_developper/items/f6f89820021e7ed0050a
それを受けて書かれたこれについて。
https://otihateten.hatenablog.com/entry/2021/09/30/005300
前者は安すぎるというコメントが多くて、今は後者の記事に賛同の意見が増えてきている。
個人的な思いとして、そもそもこういう相場の記事をあまりおおっぴらに出してほしくない(それも安い方向に)という思いはある。
そして、もう名前だして単価の話をしてもなんのメリットもないのでここに書くけれど、やはり安いと感じる。特に上の方の層。初学者については実態としてもっと安いかもと思っているけれど、経験者についてはもっと高額だと思っている。後者の記事では、主にフリーランスの話をしていて、知り合いにフリーランスは居ても私自身はフリーランスをやったことはないのであまり確かなことは言えない。ただ、後者の記事を読んだ上でも、やはり安いと感じる。それは会社間の話ではなくフリーランスが個人で請ける場合であるという話を前提にしても、意見が変わらない。
しかし、これは相場というものがあって、私が接している知人や会社が特殊なだけという可能性も十分にある。
もう一点、副業については違和感しかない。私は副業を何社かで請けているのだが、その目線から見てもQiitaの記事が安すぎと感じている、くらいにはもらっている。副業なので月の稼働時間は10時間〜30時間程度だろう。その場合時給でもらうことがほとんどだ。そして時給については、だいたい10,000~20,000円くらいの時給をもらっている。周りの副業仲間を見ても、安くて7,000円というのが最低だったと思う。CTOの知人は普通に20,000円以上のものが多かった。Qiita記事にあったレジェンド級に該当するであろう人も一緒に仕事をしたことがあるが、(これは技術顧問という肩書だったと思うが)時給は40,000円以上だったと記憶している。
確かに、ちょっとレアな技術に精通していたり、OSSのコントリビューターであったりはするけれど、有名人でもなんでもない私でもこのくらいはもらえている。付け加えるなら、日本の会社だけに限定していないというのはある……。なので為替に影響されて下がることもあるが……。
ひとつ言えるのは、あれが事実だとすると、CTO、そんな安い金額で請けるなよ。CTOなんでしょ?
もういいよ、きっと私が異常値か天才かなにかなんだろう。周りも優秀なやつしかいないし金払いのいい会社ばかりに巡り合った。だからみんな単価が高いんだ。そういうことにしておく。
でも、こういうのを叩いて安い方向の目安を作ったら値段を下げる方向に動く気がしてならない。
エンジニアが本当に価値を生み出すものを作っているのであれば、それに見合う金額が支払われるべきだし、自分が価値のあるものを作っていると思っているのであれば、ちゃんとそれに見合う単価を設定すべきだと思うけどな。
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