2021-06-01

男の口は塞がれて、社会はそれに気付かない

youtubeの話だ。詳細は伏せるが、美少女がモノ申すというコンセプトのyoutuberが居る。登録者数は数十万人の人気youtuberだ。

かなり過激で、時事問題ゴシップに対してほぼ悪口レベルの叩きを繰り返している。


内容は確かに子供レベル悪口だが、時々挟まれ小ネタが古く、構成プロレベルなのでよくよく調べてみると、とあるオッサン芸人台本を作ってる事が発覚した。

所謂三次元の女を使った「バ美肉」みたいなものだ。バーチャルではないので「美肉」と言うべきかもしれない。


問題はここからである。その「美肉」にも前世存在する。前世オッサン時代にも彼は「同じ事」をしていたわけだ。

過激で、時事問題ゴシップに対してほぼ悪口レベルの叩きをしていた。しかし彼はある問題に直面していた。

・閲覧者が1000人程度しかいない

過激コンテンツとしてyoutubeにBANされる

その解決策として「女に同じことを言わせる」という方法をとった。結果は現在の通りである。BANされず、閲覧者は数十万人である


これは一種社会実験として見る事も可能だろう。

オッサンの言う言論社会的に正しくないものとして排除され、注目も集められない』

傾向にあるという事だ。逆に、

『女の言う言論は正しいものとして受け止められ、注目が集まる』という結論も出る。


世界中フェミニストは全く反対の事を言っている。「女が何か言うと女の癖にと言われ口をふさがれる」と。

かにkutooやはぁちゅうの言う事に対して反対する人は多く、塞がれてるかもしれない。

しかしこのyoutuberの前世オッサンは、「精査され塞がれる事も無く社会に抹消された」のである

女を基準とすれば、「男と言う理由で」誰も耳を傾けず、そしてBANされたわけだ。

女性専用車両に反対するおじさんが世間馬鹿にされてきたように。


逆に言うと、本来悪口レベル」のくだらない事でも、「女」であれば皆耳を傾け、賛同を得られてしまうのである

女性から綺麗な言葉を使おう」と言うのは、言い換えれば「女性は何でも許されてしまうので、中身が汚いオッサンになってしまうよ」という警告かもしれない。

自制が出来なかった成れの果てはいくらでも存在するだろう。

女性言葉に気を付けなければいけないのは、女性言葉には権力が伴うからだと思う。権力者に紳士さや「正しさ」が求められるのと同じだ。

オッサンが汚い言葉を使って良いのは、それがお似合いの身分で誰もその話を聞かないし、BANされるからである。「良い」のではなく「どうでも良い」のだ。


ともあれ、オッサンの小汚い悪口美少女が言えば魅力的になってしまうのも事実

自分の主張が受け入れられないオッサンが居れば、女を雇うかバ美肉でもして主張するのが最適解だろう。

社会雰囲気で出来ている。言論偏見を排し、客観的に見られる事を望むのは諦めた方が良い。

女性の履いた高い下駄を使うのも良いが、女性の虎の威を借りる以上、その言葉には気を付けないと身を亡ぼす事になりかねないとは思う。

男の口は塞がれて、社会はそれに気付かない。女は甘やかされ、社会は注目する。その構造に乗っかる以上、男自体は救われないのである

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