ひまひまな時にAさんと雑談をする。
Aさんはとある少年漫画の女性キャラが好きらしいのだが、全くグッズが出ないので悲しいのだという。
どうして女性キャラのグッズが出ないのかというと、その漫画の流行時期と夢ジャンル隆盛期が被っているからではないか? というのがAさん仮説だった。てか、Aさん自身は夢ジャンルというものを知らなくて、なんか当時ネットにうじゃうじゃいた、漫画の男性キャラにガチ恋して当該男性キャラの公式恋人(候補?)女性キャラを殺すとか死ねとかいって蛇蝎の如くに嫌っていた女子達、という認識だったので、私が「それって夢女子じゃね?」と言ったのだ。ちょうどその頃、漫画の二次創作といったら猫も杓子も夢やってたねぇ~と。
Aさんが言うには、当時は公式が顧客の女性達の方しか向いていなくて、公式自ら率先して女キャラを殲滅していた節があるのだという。えぇ……そんなことあったかな……しかし、某王子様の主人公がお内裏様ならこの子はお雛様だねって感じのキャラは事実存在がなかったことにされたらしい。まじかー。私あの子結構好きだったんだけどな。
まぁ、女性ファンの顔色伺いのために女子キャラが殲滅されたという話は与太っぽくてどうかと思う。ちょうどその頃、私漫画とか読んでなかったしわからん。
ともあれ、Aさんが推しの女子キャラのグッズを公式に出してもらうにはどうしたらいいのかというので、ちょっと教えてやった。
女子キャラにだってちゃんと女性ファンはついていて、連載当時は腐とか夢とかの勢力が強すぎて沈黙していた層も、十年後くらいには何かの拍子に好きを表明し、二次創作なんかを通してあとからあとからファンが集い出し、グッズが公式から販売されるまでになったという例があること。
あと、女子キャラは恋人の男とセットで人気が出やすい。鬼滅の甘露寺なんかがいい例である。鰤市の乱菊さんもわりとこのパターンかと。
よって、もしも本気で推し女子キャラのグッズを公式が出してくれることを望んでいるならば、ネカマとなりて筆を取り、女子キャラと彼女といい感じのカップリングになりそうな男キャラのイチャラブ妄想をTwitterにしこしこと書き散らし、女オタクの注目を集めることである。
Aさんは、
「嫌です、そんな面倒臭いこと」
と言った。
女だけど、夢にしろ腐にしろ公式の女キャラ叩く人が理解できない、基、宗派違いで理解したくないし怖い。 ただし、単純な「キャラ叩きなんてやめろよ」という気持ちの他に、「こう...
自己紹介が「女だけど」っておかしくないか 女であることが人生のすべてみたいな自己紹介は気持ち悪いよ
自己紹介の呼吸 壱の型「女だけど」は、 あとからこいつ女の気持ち代弁したけどわかってないし男じゃね? と責められることを見越して先にお知らせしてその場をやり過ごす技だよ。
社会生活でもそういう話し方してるの?
社会生活って何?!