2020-07-25

総務が扱っている伝票類を帳票作成システムを利用してすべてペーパーレス化するというプロジェクトに途中からアサインされた。

俺が転職前にシステム系の会社にいたかららしい。なお、営業

プロジェクトが発足してから半年、成果が見えずに上の連中がブチ切れているらしい。

 

入ってみると既に3つの伝票がペーパーレス化されており、「成果がない」という状況でもない。

課長(自称PM)に「進捗度ってどんなもんですか?」と確認したところ「30種類の伝票のうち3種類が終わったから10パーセント」という回答が返ってきた。要件定義や基本設計の部分は除いた進捗かなと思い確認すると「半年かけて3種類の伝票をペーパーレス化した。具体的には2か月で1種類の伝票をペーパーレス化した」という意味らしい。

いや、そうはならんやろ。俺も具体的にはわからんけど、伝票なんか細かい箇所は違ってもある程度のパターンが決まってるはずだから最初最大公約数的なひな形を作ってそれを元にレイアウトとかを変更して量産していくもんじゃないんか?

的なことを聞くと「伝票が30種類あるのは聞いたけど具体的な実物は見てない。今は成果を出すのが大事から一個一個の伝票に集中している」という回答。しかシステム見積もりで一番安い(おそらく課長コネ会社)やつを採用しており、うちの会社で扱っている伝票の形式に沿っていない部分が多々あり、その部分を無理やり仲介するプログラムを組んだりしているらしい。それも伝票毎に。

 

プロジェクトとしては今の1枚2か月のペースをマンパワー解決しようという意図での俺のアサインのようだが、俺としては一度白紙に戻して定義設計からやり直したほうが結果的に早く終わるんじゃないかと感じている。そもそも俺にだって

責任部署部長にそう提案したが「半年もかけてしまっているから今更そんなことは言えない」と返ってきた。まさかコンコルド効果かいう使ってみたいけど案外使わなそうな日本語とこんな身近で出会ってしまうとは。

一応、郷に入っては郷に従えの精神ポチポチプログラミングしているがあまりに非効率でばかばかしいし、会社に貢献できているという実感が全く湧かない。つらたん

 

こういうことって他の会社でも日常的にあることなんだろうか。

  • あるあるというか、そういうところしかない感 期間が長引けば収益上がるビジネスモデルだと、提案当時一番安いとされていたものが一番金食い虫に育っていたりするからね

  • あと57か月かかる計算だから一人や二人増やしても大して変わらんだろ

  • 一般化というのが理解できない人間はかなりいる。共通点があり初等レベルから数学ができない。

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