オタクに年齢は関係ないと思うし、せっかくインターネットという文字だけの世界にいるので、好きなことしてるときくらいはっちゃけたいとは思うのだが、やっぱりこの歳になっても学生の頃のままのノリなのはいかがなものかと、私の中の常識人ぶった部分が囁いてくる。
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少し前、数年来のフォロワーたちに弾かれた。
上も下も歳の近い、私生活のあるあるも共有できる女オタクたちである。
別にブロックとかはされてないのだが、わかりやすく言えば彼女らのオタ活において「用済み」になってしまったのだ。
理由については「まあそうなるだろうな」という出来事があったのだが(別にトラブルではないしむしろ私は何もしていない)
だからってここまであからさまに扱い変えるか〜!?!?と腹が立ったので、私も自分から積極的に彼女らに絡むことをやめた。
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別に付き合いの長いフォロワーは私を弾いた彼女らだけではない。
面白おかしくTwitterでお互いの推しについて語る相手はまだいる。
一番歳の近い子でも、同時に同じ中学高校には通えない差である。
歳下ばかりのコミュニティに、歳上の自分が同じノリで混ざるのはどうなんだ。
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「しっかりした頼れる大人」でならなければいけないという義務感だけはあるのに、それが全くできないからだ。
ふとしたときに我に返ると、自分がどう見られているのかめちゃくちゃ気になってしまう。
あー歳とりたくない。歳上に囲まれたい。
結婚するなら10歳上までセーフだけど1歳でも歳下だったらどんなにイケメンでも躊躇する。
直接指導する後輩を持った経験そのものが乏しいのだが、やはりうまくやれたことはない。
それくらい歳下と接するのが苦手である。
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インターネットは幸い顔が見えないので、お互いの年齢を気にすることはあまりない。
さらに私は学生期間が一般的な人より数年長かったので、歳下が社会人やってるのを見てもまだ「大人」になりきれていなかったのだろう。
なのでこの数年はあまり気負いせず今いるコミュニティの歳下の子たちと交流できていた。
しかしいよいよ社会人になると、自分が「いい大人」であるという事実がぶっ刺さるようになってしまったのである。
ただただつらい。
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