2020-01-05

一国の大臣が「我が国刑事司法制度個人基本的人権保障」とか言っちゃダメだろ

そもそも外国からは、日本刑事司法制度には問題があると見られている。キャロル夫人示唆しているように、大きな問題は「自白偏重主義」だ。

 自白に頼る日本捜査については、日本国内でも疑問視されているが、国外でも同じだ。例えば米国では、英語で「日本」「起訴」などと検索すると、なぜ日本有罪率が高いのかという話や、自供についての記事が上位に現れる。そのうちの一つであるBBC記事は、有罪率が99%の日本では自供が「絶対的証拠」になっていると指摘している。さら容疑者可視化されていない小さな取調室で自供するまで追い詰められるとも書いている。

 米国英国では、自白に頼る捜査はしない。基本的に、米英では事実のみを争うのだが、日本では動機裁判大事な要素となるために自供が重要になる。言うなれば欧米などでは情状酌量人情は介在しないが、その分、逆に人権はなるべく保証しようとする、といったところか。とにかく日本では、キャロル夫人が言うように、自供を取るために厳しい取り調べが続けられるのである

 またBBC記事は「日本人は伝統的に当局に楯突くのは良くないと考え、犯罪者はかなり簡単に自供してしまう」という専門家コメントを紹介し、実際に身に覚えのない罪を過酷な取り調べの後に認めてしまった人物コメント掲載している。つまり、それほど取り調べは厳しいものだということだ。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1901/17/news007_2.html

  • 日本は警察も司法も中世と変わらぬ野蛮さのままな事が少しずつ知れ渡り始めた ゴーン氏には是非とも日本の異常さを世界に発信し、 この国を正常にする起爆剤になってもらいたい

    • ネットの普及により日本の社畜制度がおかしいことに気づきましたし、変な習慣がどんどん淘汰されてゆきますからね。こんな異常な司法制度は大問題となるでしょう。

記事への反応(ブックマークコメント)

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