2019-12-06

暗号絵文字手紙書いたら教師に怒られた話

ツイッターをぼーっと眺めていたらふと、タイトル通りの出来事を思い出した。

しか小学4年生のときの話。

正式名称は忘れたけど、どこかの携帯キャリアが、そのキャリアキッズケータイだかなんだかだけで使える秘密の伏せ絵文字みたいなのを装備していたことがあった。

ひらがな50音それぞれに対して、対応する絵文字がある。とはいっても、たとえば「あ」だったら「+」の下に渦巻きのような図柄が描かれてる、みたいな、解読しようと思えばすぐできるような単純なもの

私は当時携帯への憧れがあったので瞬時にその情報キャッチして、公式サイトにその絵文字の一覧表が書いてあるのを見つけた。

これなら携帯を持ってなくても使える!とワクワクしたわたしは、無邪気にその暗号絵文字クラスメイト友達に「誕生日おめでとう!これからも仲良くしてね」みたいな手紙を書いた。もちろん、解読用の一覧表も印刷して同じ封筒に添えて。

渡した友人にはそれはそれは喜んでもらえたことを今でも覚えてる。小さい子なんて単純だから、今までに見たことないものにわくわくしちゃうものだ。

それ自体はあったかい思い出として残ってる。問題はそのあと。

実はその子とは別に、もうひとり仲のいい子にもその暗号絵文字で同タイミング手紙を書いていた。

内容はしっかり思い出せないけど、似たような感じで、「読めたかな?これからもいっぱい遊ぼうね」て感じだったと思う。

悪意なんてどこにもない、小学生の遊び。

ところが数日経って、担任先生放課後呼び出された。

比較的真面目な生徒だったので、特に心当たりもなくてなんだろう?なんて思いながら呼び出された場所に行ったら、なんと先生が、誕生日でない方の友達に渡したはずのレターセットを一式持っているではないか

え、なんで?

どうして先生がそれを持ってるの?

なんて、頭の中にクエスチョンマークが浮かびまくる中、先生はこう言い放った。

「こういうことはしちゃダメだよ。まわりから見て、何が書いてあるかわからないでしょ?悪口だって書けちゃうじゃない」

要約するとそんな感じのことを、長々と言われ怒られた。

おそらく友人が無邪気に母親に見せて、その母親先生に連絡したのだろう。

私はショックだった。

当然喜んでもらえるだろうと思ったことが悪いものとして捉えられた事実もそうだし、友達母親が直接ではなく第三者先生を介して意思表示してきたのも嫌だった。大人なんて嫌いだ、て心の底から思ったことを覚えている。

そしてなによりも、ちゃんとすぐに内容が読めるような解読表まで添えてるのに、読みもしないで「悪口になる」て一蹴してくるなんて。どうしてそうやって、悪い方に考えて決めつけるの?と傷ついた。

からなんだって話なんだけど、不意に思い出したのでどこかに書いてみようとなり、ここに残すことに。

しかしたらその時怒られた事実が、今になって情報共有への感度とかにいきてるかもしれないけれど。

内容を知りもしないで想像だけで内容を決めつけて嫌う大人にはならないようにしよう、と子供心に決意した出来事でした。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん