2019-08-03

女の子が怖い

私は20代女性、コンカフェ女性地下アイドルが好き、百合美少女男性向けコンテンツが好き

そして同性のパートナーと揃いの結婚指輪左手薬指に嵌めている

それでも私は女の子というものが怖い

堪らなく怖い

幼少期から兄に倣いゲームばかりして、学生時代ネット男性向けコンテンツを消費した、二次元女の子はすごく可愛くてきらきらしていて好きだった

三次元の“クラス女子からは好かれず、輪に入れなかった

私の好きなコンテンツの話をする男子グループに混じっても打ち解けきれない感覚があってずっと女がコンプレックスだった

私は女の子の線の細さが触れたら壊れてしまいそうで怖い、だって女の子と触れ合ったことが少なかったか

私は同調圧力が怖い、だって私は輪に入れなかったか

専門学校に入って上京した時仲良くなったと思っていた男に女として消費されたときあー男だったらもっと単純に友達になれていて性欲とかそんなのなかったのにとすごく苦しかった

そのあと自分にもきらきらしたい欲が出てメイドになった

お店も制服空間きらきらしていて楽しくて大好きだったが先輩が化けの皮の剥がれた瞬間クソすぎて最終的に内部崩壊してほとんど辞めて悲しくなった

きらきらは素敵な面だけ見てるに限ると思ってそれ以降は客として最推しに会いに行っている

メイドになったあたりから付き合い始めた今の彼女は私を男みたいに性的に消費しないし女みたいに同調圧力をかけてこない

そして並の男より身長があるので私が触れても壊れない

あとになって私はパンセクだと気付いた

あの男からも女からも向けられていた性差を感じる扱いの違和感がやっと解けた

私にとって最初性別はどうでもいい思考らしいが自分の嫌な対応をされないために性別で警戒して避けていただけだった

今の私はお金とかもカウンターとかきらきら衣装とかそんな非日常を挟まないと女の子と触れ合えない

その1枚向こうの生身の女の子であることを感じると急に恐ろしくなる

今ですら日常出会う女が怖い

何歳になってもどんな環境でもきっと人の本質は変わらないからあとになってそれで苦しめられるのが嫌だから

学生時代の“クラス女子”という呪いは一生続いていくのかもしれない

あー推しに会いたい

君はそのままできらきらでいてね

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