2019-03-23

Googleゲーム事業の成否はソフトと料金で決まる

Googleクラウドゲーミングサービス「STADIA」に対してゲーマーが一番批判しているのは「遅延」だ

遅延は多人数用だけでなく一人プレイ専用ゲームにおいても「入力に対して即座に反応が来ない」ことがプレイヤーのストレスになる

しかし、光の速さを超える通信手段人間が未だに作れていない以上はクラウドゲーミングに遅延が発生するのはしょうがない

そしてライトゲーマーが遅延を前提としたビデオゲームを受け入れるのかもまだ分からない


からこそ、消費者客観的評価できる視点は「遊ぶゲームソフトのないゲーム機はただの箱(STADIAは箱がないけど)」だろう

Googleが「ハイエンドゲーム並の体験提供する」と述べる以上、どれだけのゲームメーカーを誘致できるのか

現時点で判明しているのはUBISOFT(ミリタリーから歴史ものファミリー向けまで幅広い)やid SoftwareFPSの始祖)、スクウェア・エニックス海外スタジオFF15?)など

多くのゲーマー需要を狙うのであればもっと幅広い世界的なメーカーを誘致してほしい(自分インディーゲームも好きだけどね)


そしてどのような価格と料金プランでゲーム提供するのかも気になるところだ

ゲームの定額サービスPSXboxで既に始まっており、一部ゲームメーカーは自社専用ゲームの定額サービスを展開している

YouTubeプレミアム+1000円(10ドル)重ねるとSTADIAで定額用ゲームソフトが遊び放題」だと良い塩梅かもしれない

新作ゲームは定額料金+数十ドルといった料金の取り方もあるだろう


あとせっかくならクラウドしか実現できない大規模なゲーム1000人同時プレイできるゲームとか)を作って欲しい

実はスクエニクラウドゲーム専用会社「シンラテノロジー」でほぼ同じことをしていたけれど

採算がとれる見込みがないのでサービス開始前にプロジェクトもろとも会社が消えてしまったのだ


近年は任天堂/PS/Xbox/Windows通信対戦の垣根をなくす運動が進んでおり、

ぜひGoogleもこれらの輪に入ってゲーマー裾野を広げてほしい

WindowsMacOSLinuxiOSAndroidiOS任天堂PSXboxとSTADIAのプレイヤーが同じゲーム通信プレイする光景を見てみたい

結局は「どれだけのゲームソフトを揃えられるのか」「どれくらいの価格提供できるのか」の2点にかかっているだろう

とりとめもないことを書き連ねました

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