2019-02-11

ぶっこみジャパニーズ文化的盗用

そのなんだ。

ぶっこみジャパニーズという悪趣味番組がある。

ニセの日本文化を本物の日本人が行って成敗すると言う番組だ。

番組前半で外国のSUSHIをさんさんバカにした後、正統派寿司職人マスクかぶって寿司技術凄さを見せつけるって、本当に悪趣味番組なんだけれど。

寿司なんて自由に食わせてやればいいじゃないか

サーモンマヨネーズかけようが、ウォッカぶっかけて燃やそうが、それはその国でローカライズした結果なんだから

日本だってカレーラーメンインド人中国人に吊るし上げられたら目も当てられない。

だけど、あの番組世界から見たらまだ良心的だったのかもしれない。

本物の寿司技術を教えてあげるという趣旨で、まだ「お前らは盗人だから廃業しろ」とは言わない。

現実もっとひどかった。

Cultural Appropriation(文化的盗用)の概念は、もう食べ物にまで及んでる。

米国人寿司修行をしたり、和食の店を出したりするだけで、リベラルから批難されるリスクを負うようになった。

アメリカ人ミュージシャンが指に感じの入れ墨をしただけで、文化的盗用だとの批難を浴びる。

和食に感動した欧米人日本和食料亭の門を叩いて弟子入りし、「いつか自分の国に和食を広めたい」など心温まる話だと思う。

しかし今や不道徳欲望として扱われる。

そこには当事者日本人意向などは入り込む余地すらない。

今の海外リベラルに比べれば、ぶっこみジャパニーズ寿司職人企画は、実はとっても良心的だったことがわかる。

どうしてこうなっちゃったかなあ。

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