東京医大の件がきっかけですごく私は怒っている。というより、自分が味わってきた、世の中の女性が味わってきた不当な扱いに怒っている。
私の子供の父親は、亭主関白的に何かを押し付けるタイプではなく、私が好きなことをやっていることを認めて好きにさせてくれる人であった。彼自身も好きにしたかったのだからお互い好きにやろうぜって。そういうところに惹かれたとも言える。
でも子供が生まれて、お互い好きなことやるために融通しようねっていう話にはならなかった。デフォルトで私が子供と24/7いっしょにいることになった。彼は好きなようにあちこちへ行って、いつ現れていついなくなるのかわからず、結局子育ての戦力には全くならなかった。
そんな状況で私はフリーランスの仕事はほとんど納期に間に合わせられなくて自己嫌悪に陥り鬱になった。仕事ができないから生活も苦しい。目の前で子供が泣いている。トイレにも一人で行けないし、睡眠不足で暖かい食事なんてできない日々。息抜きができたのは友人とか、近所のカフェでお店の人が子供の面倒を見てくれたりしたりした時や、今ではお金払って頼んでいるナニーちゃんで、そういう人的リソースを手配するのも私の仕事であって、彼はあまり当てにならなかった。
彼は子育ては女がやるべきだ! っていうアグレッシブな考えを持っていたというよりも、子育ては自分もやらなくてはいけないものだっていう意識が皆無だったんじゃないかと思う。わたしが友達や他人に頼っているのを見ても、多分ほのぼのした気持ちで見てたんじゃないかと思う。子供は作ったらご飯食べさせて、死なないように面倒見なきゃいけないっていうことがたぶん今でも理解できていないし、それをするのは本来は自分の役目だってのもわかってない。
私も当時は、自分がやるものだと思っていたし、働いていないのにご飯食べさせてもらって申し訳ないと思っていた。今思えば、私が子育てしているから彼は好きなように働けて貯蓄も投資もできるのに、当時の私は子育てをして仕事ができないからお金がないし、結婚してないから彼が稼いだお金は私の財産ではないとおもっていた。
子供って二人で作るものなのに、父親はいつでも好きなように出張に出ることができ、家にいたりいなかったり、連絡しなかったりしても平気なのに、母親の私は美容院行くにも誰かに「お願い」しないといけない。しかもそれが父親であっても「お願い」なんだ。
でもそれを、仕方ないと受け入れてきた自分がそういう悪習に加担していたのかもしれないとも思う。
まあそんな男とは別れたのだけれど、別れた今も私は彼に「娘とあってください」「養育費払ってください」ってお願いしてる。でも全部無視されてるけど。別れた女にくっついている子供は自分ともう関係ないとでも思ってるんだろうか。
東京医大の件も、世の中にある女性差別も、アグレッシブに差別してやろうとしているのではなく、それが当然のことと思っていいる男性と、それに慣らされた女性によるものじゃないかと思う。
今日も女は元夫叩き
これは子供作ったら当然結婚しているというミスリード文章 元夫でなく元彼
高給の立場を用意してくれる職場なのに女医師は忠節を果たさずそれでいて自分は男女平等という社会正義を求める二枚舌だってことでしょ
結婚してないから彼が稼いだお金は私の財産ではないとおもっていた。 これはその通りですよ、結婚していないならあなたの財産ではありません。 例え認知届出していてもあなたの子...
それが当然のことと思っていいる男性と、それに慣らされた女性によるものじゃないかと思う。 おっ、ついに女側の責任を理解し始めたか。 猿でも四六時中同じことを考えていれば...