2018-02-19

オタクじゃなくなりました

ツイッターアカウントを消した。Pixivとか、オタク系、創作系のアカウントも以前に消してある。もう、アニメ漫画を今までのように楽しんでる場合じゃないと切実に感じたからだ。

田舎に生まれた俺は、思えば子どもの頃から本好きで、そのままマンガ好きになり、でも同人誌かには強い拒否反応を持っていたし、オタク気持ち悪いと思っていた。

その一方で、漫画アニメゲームを本当に楽しんでいた。生き甲斐だった。周りの人間がこの面白さを理解できないってことが理解できなかった。

でも、漫画アニメゲームがメインの趣味人間は「オタク」だという、そういう時代だったので、今でいう「陰キャ」として高校時代を過ごした。

大学に入って某都市に住むようになると、周りには堂々とオタク的な趣味謳歌している人たちがいた。そんな人たちとの交流は本当に楽しかった。

大学卒業して地元に戻った。自分オタク的な要素は、職場ではなるべく隠して暮らしていた。いろいろとままならない事があり、東京に出て働くことになった。

東京に出て、インターネットを本格的に使うようになった。ニコニコ動画が全盛期だった。インターネット上では、自分オタク趣味を存分に発揮できるという事に気づき

ツイッター趣味つぶやきをしたり、ペンタブを買ってイラストを書き始めてみたり。コミケにも何度か参加して、ネット上で交流がある人と会ったりして、とても充実していた。

諸般の事情で再び地元に戻った。もう、自分同級生には大きな子供がいる。俺がそういう人生を遅れなかったのは、オタク趣味のせいではなく、ただただそういう人生に興味が持てなかったからだ。

しかし、今になって、そういう人生の方が価値があると思ってしまった。素晴らしい創作物人生を豊かにすると思っていたけれど、創作物に耽溺したまま生きていくことは自分にはできなかった。

幸い、数は少ないけど、オタク趣味とまったく関係無いところで仲良くしてくれる友達がいる。そちらの方向にに進んでいきたい、と心から思う。そのために、努力し続けなければいけない。

面白い創作物にはまったく罪はないのだが、今の自分には、時間無駄に過ごしているという焦りが強くて、心から楽しむことができない。

オタク女の子恋愛したいという願望はあったのだが、俺が付き合った数少ない女性は、皆オタク気のない女性だった。自分オタク部分を隠して付き合っていたわけだが、特に問題はなかった。

自分資質問題で長く続かなかったのだが、もし上手く続いていたら、もっと早くオタク的な部分が自分から消えていったのかなあ、とも思う。

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