ついぞ、Amazonと楽天の比較みたいなブロガーさんの記事を読んでいて思ったのだが、ああいったマーケットプレイス型のモデルは伝統的に顧客と売りてだけがいるビジネスではないので、消費者だけの視点の意見は少なくとも運営企業にとってあまり意味のない意見だなと。
じゃあ誰の意見も聞くべきか?
それは出店者なのである。
一部は無料で利用もできる彼らが効率的に集客とマーケティングを出来ることが、マーケットプレイスビジネスモデルの存在価値である。(私は詳しくないが、コミケのサークルとコミケイベントそのものを運営している団体の協業関係と似ていると思う)
もちろん消費者にとっての使いやすさ、安さなどはネットの言論でもっとも大きく意見が出てくる所ではあるのは承知のうえだが、必ずその関係や廻っているシステムそのものを理解して、どういったお金と流通が動いているのか想像しながら批判、批評する事ができるブログやメディアは殆ど無いのが現状だ。
大抵残念ながら、目先のお金の動きだけに終止してしまうのが残念な所。(とはいえネット言論の主要なユーザーがビジネスサイドではなく消費、精算やクリエイティブに偏りがある現状では仕方ないが)
ビジネスを回すことでのステークホルダーはよく、3方よしなどというが、3方どころではないのである。
消費者、従業員、サプライヤー、株主、従業員の家族、経営陣、金融機関など他方の協業関係が初めて目の前の、数百円の商品が手元に届く事を支えているのである。。