東京視点ではなく、地方視点で。
先日、政投銀が鬼怒川ゴム工業へTOBとの報道があった。政投銀に関しては色々意見はあろうが、地方視点で自身と知人を見ていて思う所は。
・地銀のネットワークはやはり強力
地銀のOBはそれこそ地元企業の財務などのあらゆる所にOBを送っている。もちろん事業現場とは一線を画すが、事業再編、後継者問題、事業売却などという経営の裏方の出番が来ると、彼らは強力に力を発揮する。
基本的に地場の産業同士で人を融通する方が現地雇用も安定するし、好まれる事もあるし、何しろ市場をよく知っている企業によって再編するほうが、成功や存続確率が高い。
本来はPEが得意とする分野は伝統的な日本の金融システムが既に効果的に代替できているのではないか、と思っている。
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