丸山議員の憲法審査会発言に「暴言」批判 撤回謝罪(16/02/17) - YouTube
https://youtu.be/J1Ikg1QbjSg?t=34s
このテレ朝の報道による限りだと、時事通信や与党幹部は全くちゃんと発言の全容を見てない。酷いわ。肌の色や人種では差別されないが、発言が差別的と一旦勝手に決めつけられると、途端に差別される。同害報復じゃないんだからさ。これは憲法審査会における舌禍ですよ。
これじゃどっかに誰かが発言を「歪曲された」ってあの時のと全く同じことを今度は右派が自分でやってるだけじゃん。
ていうか義務教育レベルの漢文の知識とかもなさげだ。だって、これは奴隷ですよ
ってのは、テンスやアスペクトの標示が抜けてるだけなんだから、要するに。曾て奴隷、今は国家の総統、その時の基準からすれば全くただの奴隷、それなのに今は現に大統領、アメリカで一番偉い、っていう。日本語的には全然問題ない解釈だし語法だ。日本語でも話し言葉でかつ文脈次第ではmandatoryじゃないんだ。
歴史的に間違ったことを言っているわけでもないし、自らの差別的意思表示をしたわけでもない。日本語を話しただけで罰せられるに等しい。これを以って暴言と言う奴は頭湧いてるとしか言いようがない。国語の読解能力がゼロに等しい。
そして弁護士なのに自らの趣旨を明確に説明した上で謝罪したわけじゃないというのだろうか?その点じゃ誰も謝罪の内容は碌に聴く姿勢が無いことになる。
確かに、一体どういった向きで51番目の州になるという憲法上の可能性について議論することになったのか、この映像からは突飛な印象が拭えないし、オバマは誰が見ても奴隷なのに奴隷が大統領になってもいいっていうことになったんだ、っていう趣旨に取れないこともないが、それこそ正しく読解上のエラーであって、かつては奴隷の烙印を捺す以外に何もしてこなかった相手を、今はそうしないばかりか、天と地がひっくり返ったかのように、POTUSと呼ぶことにしている、それくらいアメリカは短期間のうちに進歩することが出来た、という解釈の可能性を軽んじれば、落第は免れないだろう。
いわば集団ヒステリーのようなものであって、これを「暴言」として詰り、その後も訂正しなかったとすれば、学位を返上するしかないのではないだろうか。
あるいはタレント時代のキャラクターが先入観として働いたのだろうか。だとすればやはり憲法の理想に悖る人間的過ちではないだろうか。