2015-12-13

読みたい本なんかない

今日は久しぶりに三条大型書店に行った。

12月に入ってから、昨日まではあまりにも忙しかった。

大抵の時間自分の通う学部特有のクソグループワークでうんざりさせられていた。

ある晩には転籍要項を覗いてみると既に焼却済みである前期の通知票が必要だと発覚した。一睡も出来ず、朝一に事務室相談に行って理由を話すと成績表の写しをくれた。

驚くのは、名前も学籍番号も職員に話していないのに、自分名前が入った書類をくれたのだ。

転籍に必要な成績表を無くしたとしか話していない。

以前、転籍の相談をしたから転籍=自分なのだろう。

どこに転籍しようとするかというのは微塵も決まっていない。

午前中、2回くらいしか出席していない源氏物語の授業のオンラインテストをやりながら、自分京都のクソにしかイケなかった理由を悟った。

末摘花はいつ読んでも不憫だ。

大型書店に行ったが、微塵も読みたい本がない。

家では生協で買った本が山積みだし、英語勉強も微塵も進んでいないので、本当は文字なんか理解する知能も気力も殆どない。

ただ容姿が悪くてセックスが出来ず、己の精神優位性を保つために意地でも文字を読もうとしているのだ。

そして、大学馬鹿を見下す。

なんとか読む気力が出そうな文庫本棚の前にたっても、なにも思わない。

美少女の表紙の本を手にとったらルッキズム助長する気がするし、権力側の人間能力がある人間の話は腹が立ってくるので読む気にならない。

からといって、それ以外の人間お話は読んでいてつらい。

読める本がない。

そう思って立っていると、ひどい癖毛の女が歩いているのが見えた。

自分と同じくらい、もしくはもっとひどいくせ毛だ。

一生殆どヘアスタイルなんか関係ない髪だ。

女はおしゃれはしているが酷い髪のせいで醜い

しかし、それまたくせ毛な男を連れていた。

最初は酷く驚いたが、母親らしき人間が登場してきたので、兄妹なのだろう。

女はあんな髪でなければ、男を連れていたはずである

自分容姿の醜い女を見て苦しくなった。

自分も同じような酷いくせ毛であることから、万が一金のチカラで女の子宮に精子をぶち込むことが出来ても、あんなにも惨めな子供が生まれる可能性が大なのだ

そして、本やマンガの表紙を見ると、描かれている人間は皆ストレートヘアーである

皆、醜いのは嫌いなのだ

仕方なく、本屋から出てバスに乗った。

高校生の時に勉強がやる気が出なかった大きな理由に、容姿が醜いというのとやっても出来ないというのがあった。

今までも、これから自分能力はないことがよく分かった。

志願先の学部を決めなければ。

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