2015-09-26

日本ユニセフピンハネしているとかいう完全なるデマ転載自由

なんとなく調べて書いてみたけどブログも持ってないのでここに投下。

日本ユニセフ募金額のうち約20%を活動費に回しているが、これは結果論だと言う理解大事、という話。

25%までの要求

ユニセフはその窓口機関日本ユニセフユニセフ公式な窓口機関である http://www.unicef.org/tokyo/jp/15408.html )に活動費を全募金額の25%に納めることを要求している。これは募金額の25%を好きに使っていいということではなくて、30億円活動費に使ったら120億円の募金成果を出さなきゃいけないってことだ。

ユニセフ目的は「お金を集めて慈善事業に使う」ことだが、支出に対して必死収益を上げなきゃいけないという仕組みは営利企業と同じものになっている。その方が不正も少なく、より寄付が集められるからだ。

窓口機関活動費をかければかけるほどその4倍という寄付を集めねばならず、活動費を私的流用するような余裕は少ない。仮に私的流用をしたい悪い窓口機関があった場合、その分ユニセフに渡る分の寄付金も集めることになり、結果的ユニセフに集まる寄付が増える。

要するに、不正をするのは高くつくシステムになっている。

25%以下は営業努力の結果

また何度も言うが募金額の25%を自由に使っていいということではないので、募金額に対する活動費の割合はその都度変化する。

2014年度の日本ユニセフは30億円の活動費で170億円募金を集めたから、20%以下の活動割合になっている。ユニセフ要求より効率的募金を集めていることになる。

仮に170億円の寄付に加えて130億円(合計300億円)の寄付があった場合、130億の20%がさら日本ユニセフ活動費になるわけじゃなくて、30億/300億=10%の活動割合に抑えられるということである

因果を間違えてはいけない。日本ユニセフ現在活動割合が「20%」というのは、募金額がそこそこ日本ユニセフノルマクリアできる程度に)集まったということを示すだけの結果論にすぎない。

結論:完全なるデマ

要するに、日本ユニセフ寄付したら必ず20%をピンハネされるというのは一ミリも正しいところのない完全なデマ(正確には最低25%〜限りなく0に近い割合まで、活動費の割合募金の額に従って変化する。活動費をピンハネなどという穿ち方をすればだが)。そもそも疑問に思うこと自体会計の基本のキもわかってない頓珍漢な疑惑であることがわかる。

ちなみに日本ユニセフ拠出率(募金額のうちユニセフに渡る割合)は世界トップレベルらしいですよ。

http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_report.html監査付きの収支報告)

これはつまり日本ユニセフの頑張りに対して標準以上に日本人寄付をしているということを意味する事実なので、日本人なら誇りに思うべきことかな。(かと言って、だから活動費なんかもっとかけずに同じ額が集まるはずだなんて言うのはナイーブ過ぎるがね。)

さて、あなたはこれでもピンハネデマを信じ続けますか?

転載自由

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