id:pseudomemeさんのリクエストで書きます。
ネタバレ有り有りなので、最初の数行を読んで、とにかく買いに走りましょう。
最初にハッキリと言おう。
「カオスチャイルドは科学ADVシリーズの最高傑作である」と。
「え? 科学ADVってシュタゲ以外ゴミじゃんw で、そのシュタゲ越え? 嘘つくなよwww 痴漢はこれだから困る」
と言いたくなる気持ちはよおくわかる。
よおくわかった上で、もう一度書こう。
「カオスチャイルドは科学ADVシリーズの最高傑作である」と。
まず始めに、今回カオスチャイルドを読み解くにあたって、科学ADVを
「孤独と向き合うシリーズ」という解釈のもとにざっくりと解説したいと思う。
「孤独の観測者だから寂しいと思うかもしれないけど、人は大なり小なり孤独なんだよ、だから寄り添い合って生きていこう。そのためにも仲間や恋人は絶対必要!」
○ロボノでの孤独の向き合い方
とまあ、一口でまとめるとこんな感じだったと思う。
その象徴となるのが、人は微小ながらリーディングシュタイナーをもっている、って伏線はあったよ
にしたってそのラストは御都合主義過ぎないかい? と多くの人が疑問を抱いたシュタゲのラストでしょう。
もちろん、この作品構造自体に点数をつけて比較することに意味はありません。
あーもう、これがたまらない!
ただ、作中に起こった事実だけを羅列すると、
辛くて悲しいバッドエンドとしか思えないかもしれません。
姉や妹や友人たちとは離ればなれになり、自分の分身とも言うべき幼馴染みとはもうこれから一生心を通わさないことを誓います。
オカリンやタクやカイと違い、宮代は残念ながら誰からも祝福されず、孤独な終わり方をします。
ですが、それが全く悲しくない。
むしろ、これでよかった、こうじゃなきゃいけない、という読後感が沸いてきます。
それがカオスチャイルドの「孤独全肯定感」の面白さであり、楽しさでもあります。
けれども、宮代の「子供っぽさ」は否定され、ボロボロになりながら終わります。
あーもう、まだトゥルーエンドの興奮が冷めきらない!
二週目してくるんで、早くXboxOneごと買いましょう!
それでは! あでぃおすぐらしあ〜。