今の日本で、お客様は神様だ、などという考えを持っている人は少ないだろう。
一昔前と比べると「お客様は神様だろうがッ!!」などという横暴な考えを持つ消費者は減ってきたと思う。
この変化はきっと、少なからずインターネットの普及と相関しているのでは、なかろうか。
インターネット普及した今、ネットというツールが少なからず道徳や思想を矯正しているように感じる人もいるだろう。
私自身もそう感じている。
矯正というと少しネガティブなイメージを抱くかもしれないが、私はこの変化を歓迎している。
今まで無視され続けたマイノリティーの意見、問題提起が取り沙汰されることとなった。
これらの問題はずっと前からあったが、今まではこんな大きな話題となることは無かった。
今まで不可能だったことをネットは可能にした。
一個人が何か(ブラック企業など)を糾弾できる力を得たように思う。
力を持つということは、その力が自信に向かう危険性も孕みえる。
この変化は、私たちが相手を一方的に糾弾する刃を得たのではないのだ。
その危険性を理解した上でも、私はこの変化を歓迎すべきだと思う。
現状まだ、真新しいその力(情報の発信)の使い方を間違った人も多くいて、それが今問題になっている。
良くも悪くも、これも今まで問題とならなかった案件がネットによってメスが入れらることとなった。
私個人は、一部の真面目なバイトを除く、多くのバイトの不誠実な勤務態度などに
焦点が当てられることをうれしく思う。
雇用者が被雇用者という立場的に弱い立ち位置に回りやすい者たちを
不当な条件で働かせればブラック企業と叩かれる。このことに文句を言う者はいないだろう。
バイトは、いつでも辞めてほかにいけるために仕事に対する責任感などは薄い。(皆無の者をいる)
被雇用者であるが、その雇用者にしがみつく必要がないから、一部バイトは雇用者に対し異様に強気な態度をとる。
辞めても次を探せば良いという考えを持っている。だから、勤務態度も悪く、仕事も中途半端。
「解雇すれば良い」そう言えば、それが一番良い解決策にも思える。
しかし、多く場合、バイトは不足しているし、突然辞める者もいる。
雇用者はそんなバイトですら簡単に解雇できないのだ。研修させて、時間をかけ使える人材に育てたバイトには
既に雇用者は投資しているのだ。だからコンコルド錯誤を起こし「辞めさせる」という選択肢はどうしても選ればれにくい。
正社員など被雇用者は、雇用されなければ生活できない。雇用者は社員の首根っこを掴んでいるから、
強気になり、不当な条件でこき使う。そうやってブラック企業が生まれる。
一部バイトは、いつでも辞められる(人手が多く必要なかき入れ時に辞職をちらつかせ脅迫に等しい事をする者もいる)ために雇用者に対して強気になる。
しかし、その可能性は高いと私は考えている。
なぜなら、私もバイトであり、現状を今この目で見ているからだ。
私の働いている所は飲食店ではないが、見るに堪えない放漫な態度のバイトが多くいる。
私からすれば、彼らが炎上するのを見ても自業自得としか言いようがない。
彼らは日常的に、迷惑行為を働き、不誠実な仕事をしているのだ。