みなさんの住んでいる地区にもおそらく存在する消防団という組織。
多くの人は、災害時の活動や消防団内の不祥事を報じたニュースをときどき目にするくらいでほとんど知識がないと思います。
自分も現役の団員ですが、実際に活動してみていろいろと感じるところがあります。
今後も災害時に地域のために働く存在として必要なのは間違いないと思います。
様々な理由があると思いますが、思いつくものをいくつか挙げてみます。
消防団活動でメインとなる方は大体25~45歳位でしょうか。仕事や子育てで大変忙しい世代です。とても地域の活動に協力できる時間的余裕がないという方もいると思います。
火災時の対応に加え、台風・大雨時の水防活動、地域の防災訓練への協力、タイトルにもあります操法大会への参加等、年間何十回も参加するのは大きな負担です。
上下関係が厳しく、酒飲み・タバコ・風俗等、いかがわしいイメージで消防団を敬遠される方が多いと思います。(※いろいろな団があると思いますが、クリーンな消防団も増えていくと思います。私もそういった昔のおっさんみたいなダサいことはやりたくありません。)
昔は順番で必ず入らなければいけない、入らなければ村八分に近い状況になってしまうような地域の圧力が存在していました。しかし現在は、昔からあった地区は別として、新興住宅街などにはそのようなものはありません。
まとめると 仕事や家庭で忙しい時期の男性が、負担の大きい活動を、酒飲み等で拘束されながらやらなければいけない。絶対に入りたくないという気持ち理解できます。
消防団のなり手不足を解消するために、行政もいくつか取り組みを行っています。
地元の飲食店に協力してもらい、消防団が飲食したときに割引を受けられるサービスなどを作りましたが効果はないでしょう。私もまったく利用していません。
これは行政がなり手不足問題への対応として消防団員へのサポートを一応やっていますよというアピールでしかないと思います。なかなか手をつけにくいとは思いますが、ぜひ以下の負担軽減策を断行してほしく思います。
youtubeにも多くの動画が上がっていますので、ぜひ一度見てください。
・ホースの展張 管鎗との結合
・管鎗の扱い方 放水のノズル操作、放水時の態勢
など、火災時に役に立つ技術を身に付けることもできるかもしれません。
しかし規律と呼ばれる動作や団員の動きをシンクロさせるなど、実戦でまったく役に立たない動作の練習に多くの時間が費やされています。※なかなかイメージが湧かないと思いますので、ぜひ動画を見てみてください。ロボットみたいな不自然な動きじゃないですか?
うちの部も、集合するときに白線ぴったりに並ぶとか、ポンプ車のドアの開け閉めをシンクロさせるとか、一つ一つの動作に決められた規律を入れるとか、そういった不毛な練習をやっています。
確かに消防の技術を習得できる面もありますが、それは部内で先輩から後輩へ教えて行けば済むのであって、こんなバカみたいことに大切な時間を使わなければいけないのが本当に馬鹿らしいです。
今後も行政は毒にも薬にもならない対応を続けるでしょうが、最後は団員の負担軽減として操法大会は廃止されると思います。
廃止してすぐに団員が確保できるとは思いません。でもせっかく地域のために頑張りたいと手を挙げてくれた人がつまらないことで苦労しないように、できるだけの負担軽減はしてほしいと思います。
商店街の人以外でやってる人いるの?
昔からの付き合いとかでやってるやついるわ。
うちの地域老人が多くて、総出でやってる。火の用心。
火災訓練の時に言われたんだけど ホース伸ばし終えるまでベルのボタン押してはいけないのなんなん? ベルが鳴らないと火事に気づかない人もいるかもしらんやん? 実は「強く押す...
そんなことは無いw 古い形式はわからんが今は間違いなく電磁気タイプのリレー使ってるから通電した時点でリレーが作動する リレーが作動すりゃ通水され誤ってバルブが開いてたら...
てことはやっぱり火を消すの無理そうだったらベルも鳴らさず逃げるほかないよね
バルブ開いてないか確認してからなら良いよ 公共施設とかなら定期的に放水テストしてバルブ締めてるだろうから押しても問題ないとは思う 怖いのはビルとかやな
キーワード「操法」で検索するとなかなか面白い