2019-07-29

消防団操法大会廃止しろ!!

みなさんの住んでいる地区にもおそらく存在する消防団という組織

多くの人は、災害時の活動消防団内の不祥事を報じたニュースときどき目にするくらいでほとんど知識がないと思います

自分も現役の団員ですが、実際に活動してみていろいろと感じるところがあります

今後も災害時に地域のために働く存在として必要なのは間違いないと思います

しかし今、消防団員のなり手が少なくなっています

どうしてなり手がいないのか?

様々な理由があると思いますが、思いつくものをいくつか挙げてみます

生活が忙しく、消防団活動をする時間的余裕がない。

 消防団活動でメインとなる方は大体25~45歳位でしょうか。仕事子育てで大変忙しい世代です。とても地域活動に協力できる時間的余裕がないという方もいると思います

活動負担が大きい

 火災時の対応に加え、台風・大雨時の水防活動地域防災訓練への協力、タイトルにもあります操法大会への参加等、年間何十回も参加するのは大きな負担です。

・前時代的な悪いイメージ

 上下関係が厳しく、酒飲み・タバコ風俗等、いかがわしいイメージ消防団敬遠される方が多いと思います。(※いろいろな団があると思いますが、クリーン消防団も増えていくと思います。私もそういった昔のおっさんみたいなダサいことはやりたくありません。)

地域による圧力の低下

 昔は順番で必ず入らなければいけない、入らなければ村八分に近い状況になってしまうような地域圧力存在していました。しか現在は、昔からあった地区は別として、新興住宅街などにはそのようなものはありません。

まとめると 仕事や家庭で忙しい時期の男性が、負担の大きい活動を、酒飲み等で拘束されながらやらなければいけない。絶対に入りたくないという気持ち理解できます

行政による消防団サポート事業について

消防団のなり手不足を解消するために、行政もいくつか取り組みを行っています

地元飲食店に協力してもらい、消防団飲食したときに割引を受けられるサービスなどを作りました効果はないでしょう。私もまったく利用していません。

これは行政がなり手不足問題への対応として消防団員へのサポートを一応やっていますよというアピールしかないと思います。なかなか手をつけにくいとは思いますが、ぜひ以下の負担軽減策を断行してほしく思います

団員の負担軽減におけるベストの策 操法大会廃止

一般の方は操法大会をまったく知らないと思います

youtubeにも多くの動画が上がっていますので、ぜひ一度見てください。

操法消防技術の向上を目的としています

ポンプ車の操作の仕方 揚水から放水まで

ホースの展張 管鎗との結合

・管鎗の扱い方 放水のノズル操作、放水時の態勢

など、火災時に役に立つ技術を身に付けることもできるかもしれません。

しか規律と呼ばれる動作や団員の動きをシンクロさせるなど、実戦でまったく役に立たない動作練習に多くの時間が費やされています。※なかなかイメージが湧かないと思いますので、ぜひ動画を見てみてください。ロボットみたいな不自然な動きじゃないですか?

うちの部も、集合するとき白線ぴったりに並ぶとか、ポンプ車のドアの開け閉めをシンクロさせるとか、一つ一つの動作に決められた規律を入れるとか、そういった不毛練習をやっています

かに消防技術習得できる面もありますが、それは部内で先輩から後輩へ教えて行けば済むのであって、こんなバカみたいことに大切な時間を使わなければいけないのが本当に馬鹿らしいです。

操法大会廃止になれば、団員の負担は半減されると思います

今後について

 今後も行政は毒にも薬にもならない対応を続けるでしょうが最後は団員の負担軽減として操法大会廃止されると思います

 廃止してすぐに団員が確保できるとは思いません。でもせっかく地域のために頑張りたいと手を挙げてくれた人がつまらないことで苦労しないように、できるだけの負担軽減はしてほしいと思います

  • 商店街の人以外でやってる人いるの?

  • 火災訓練の時に言われたんだけど ホース伸ばし終えるまでベルのボタン押してはいけないのなんなん? ベルが鳴らないと火事に気づかない人もいるかもしらんやん? 実は「強く押す...

    • そんなことは無いw 古い形式はわからんが今は間違いなく電磁気タイプのリレー使ってるから通電した時点でリレーが作動する リレーが作動すりゃ通水され誤ってバルブが開いてたら...

      • てことはやっぱり火を消すの無理そうだったらベルも鳴らさず逃げるほかないよね

        • バルブ開いてないか確認してからなら良いよ 公共施設とかなら定期的に放水テストしてバルブ締めてるだろうから押しても問題ないとは思う 怖いのはビルとかやな

  • キーワード「操法」で検索するとなかなか面白い

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