今回は匿名関連。
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
私に聞くのか? まあ答えよう。
センセーショナルな、インタレスト(よく見るタグだが意味はよく分からん)な題材を用いることが基本だろう。無知で無理解に振舞えば更に確率は上がる。
一発ネタでもいいが、大事なのは逆にうまくやろうとしない、ナンセンスであることだ。あまり秀逸だと理解できない人が出てくるし、ブコメとかでそれより面白いことを書かなければいけないと萎縮してしまう。
が、文才すら必要ない、誰でもってなると……そうだな。
「欲しい」と声高に叫べばいい。「ブクマや星が全然貰えない」と嘆いてもいい。それでも貰えるし、下手すればそちらのほうが貰える。恐らく、毎日星やブクマを欲しい意を示した簡素な文章を投稿したほうが、貰える率は格段に高いと思う。
君も理屈の上では理解しているだろうけれど、ブクマや星に本質的には価値はない。どのような方法で手に入れたところで、そこに貴賎はないのさ(お金を“洗浄する”仕事などもあるが、それは一つの極致だね)。
でも、それらを求める人が多いのは、個人がそこに価値があると感じるからだ。つまり物差しや天秤が不安定なわけだね。無価値と紙一重だ。
……ここで最後に「星ください」で終われたら楽なんだけどね。
君は少し誤解している。その人は恐らく書き逃げしているわけではないのだよ。それにはここ匿名ダイアリーのデザインが関係している。
例えばトップページだが、これは新着順に1ページにつき25件表示される。これは内容に関わらず25件だ。
君がブックマーカー(苦笑)だとしよう。どうやってここで面白そうなエントリを探すだろうか。
そのホッテントリはブクマ数によって成り立っている。つまり、ここ匿名ダイアリーで、ホッテントリになる前からブクマしている人がいる、ということだ。
では、その人たちはどこからそれらを見つけているのか。注目エントリだ。だが、この注目エントリも小規模なホッテントリだといっていい。ブクマされなければ始まらない。まずは閲覧者たちの目にとまることが肝要となる。
だが、ここ匿名ダイアリーは漫然とエントリを探すには向いていない。トップページからだと、新着順から表示されていき、良エントリがあっても他の人が投稿すれば、どんどん流れていく。関心のあるワードを検索してもいいが、そもそも関心のあるワードがなければならない、ということでもある。
ここでホッテントリを狙う一部の人たちは、書く内容はもちろんのこと、投稿する時期や偶発的な要素をもって日々投稿しているわけだな。
だが、そんな志がやたらと高い人がいたり、或いは「名前を隠して楽しく日記。」にやたらと忠実な人と、多種多様なのがこの世界だ。そんな人たちが思い思いのことを書いていることが醍醐味でもあるが、UIの問題もあって閲覧者にとってはその全ての記事が目に留まるわけではない。
匿名掲示板よろしく、トラックバックをつけて議論を白熱させていることもあるが、そうなるとトップページのエントリはすごい勢いで流れていく。誰かが書いた良エントリも、そのまま埋もれてしまうかもしれない。
さて、いよいよ君の回答で出てくる人の手法を説明しよう。君の記事に何か言ってやりたい、でもレスポンスのためだけに他の人の記事が流れて欲しくない。さらに、自分のレスポンスに更にレスポンスがくれば、元の記事の話題でトップページがあふれてしまうかもしれない。その流れを辿って、閲覧者が君の記事をブクマする可能性は出来る限り排除したい。
ではどうするか。書いてすぐに消せばいい。消しても見出し部分は読める仕様だから、君の記事にはしっかりと爪あとを残せる、というわけだ。
ともかく、自分の些細な記事で他の人のエントリを流したくないという気遣いもあると考えると、かなり印象は変わってくると思わないかな? まあ反論されたくないだとか、書き逃げだとかの側面もあるかもしれない。書いたあとでやっぱり違うと感じて消すということだってあるだろう。
もし、何らかの対処法があるとするならば、消した記事は見だし含めて読めなくなる仕様にしてもらうしかないだろうね。まあ、運営の匿名ダイアリーの扱いから考えて、可能性は低そうだが。
今回はピックアップ関連。 真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。 Q.あなたよりも多く知っていて、あなたよりも深く知っている人間いるならば、それで...