ここ最近のラブライブの炎上が凄まじい。以前からラブライブというコンテンツのファン層は悪く定期的に迷惑行為や炎上が目撃されることで知られていた。
特にライブやイベント、何か限定的な関連商品が発売される際には必ずと言っていいほどの迷惑行為が起こり、ネット上を賑わせる。
ゴールデンウィーク期間中は連休で催し物も多かったせいか特に炎上が集中し、多くの人々の注目を集めた。
TVやゴシップ誌に立て続けに特集を組まれたことも響いた。これによりラブライバーと他の層で意見が対立、ゲハブログの煽情的な記事も手伝ってラブライバーの印象は加速度的に下がり、今もなおネット上には不穏な空気が漂っている。
タイミングの悪いことに、GWが明けて週末には神田明神での祭りがあった。言うまでもなくラブライブの聖地の一つである、多くのラブライバーが足を運ぶことは想像に難くない。
平穏無事に祭りが終わるとは最早誰も信じてなかっただろう。大方の予想通り祭りに居たのは多くの武装したジャラジャライバーであった。武装の程度の差はあれど、これが少しどころじゃなく結構居るから驚きだ、さぞ一般客の皆様は驚いただろう。
中でも一番大きな出来事は万引きである。ラブライブグッズを万引きした男がアキバカルチャー前で捕まっている、ググればすぐにわかるがこれは紛れもない事実である。
話を戻そう、ちょっと最近のラブライブは異常ではないだろうか?あまりにも炎上が多すぎて辟易する。これで偏見を持つなという方が無理な話だ。
先述したゴシップ誌には「犯罪者集団」「社会不適合者」の烙印を押されたばかり、それをファン自らの行動で示していては否定しようにも説得力がない。
こういう炎上の際に決まって口にされる擁護のキーワードは“一部”という言葉である。この言葉を使うことにより、マナーの悪いファンはあくまでノイジーマイノリティーであり、全体的に見れば良い人の方が多いという理論に逃げることが出来る。
或いは“ファンの母数が多い”というワードも使われがちだ。母数が多ければマナーの悪い人もその分多くなるので民度が低く見えるのは仕方ないとラブライバーはしばしば強調する。
考えてみればラブライバーのマナーの悪さが露見してからもうかれこれ2年ほどは経つだろうか、彼らはいつも決まってこの論法に逃げている印象を受ける。
ラブライブへの偏見が強まる度にラブライバーは責任転嫁と自己正当化に逃げ、ここまでやってきた。
スケープゴートに利用するのはいつも決まってアイマスだ、ラブライバーにとって都合の悪いことを全てアイマスファンのせいにしていることが、アイマスファンがラブライブを嫌う大きな理由の一つでもある。
華やかな部分にばかり目を向け、都合の悪い真実から目を背け続ける。臭いものに蓋をする日本社会の縮図を見るようにラブライバーにもそれが当てはまる。
ラブライブの話題はとにかくブログアクセスやツイッターのリツイートが伸びやすい。その特性を利用して少しでも粗が見つかると晒され馬鹿にされるのが今のラブライブだ。
ファンの反応もそれを助長する。ラブライバーは少しでも煽ると顔を真っ赤にして発狂するという悪い癖がある。
それはファンの年齢層が低いことに起因するので改善はなかなか難しい。この発狂がネット住民の目にはいいおもちゃに映るのだ。
不憫なことに、これによりラブライブは通常のジャンルに比べて理不尽な中傷に耐えることを余儀なくされている。
謂れのない中傷に正当性のある反論をしても、それだけで「こんな必死に反論している、やっぱりラブライバーはクソだな」と思われ、害悪コンテンツを擁護する異常者のレッテルを貼られてしまうのだ。
しかしながらそれはラブライバーが理不尽な暴れ方をして関係のないところにまで迷惑をかけてきたツケでもある。
ラブライバーは“一部”という言葉に逃げて自分には関係ないと見て見ぬふりをせず、今一度全員で過去の罪を共有し、清算すべきだろう。
もはやラブライブへの偏見は取り返しの付かないところまで来ている、ここから個人の意識改革でマナーを改善し、好印象に転じることはほぼほぼ不可能と言っていい。
あるとすれば、それはすなわちラブライブというコンテンツが世間から飽きられ見向きもされなくなった時である。
実際、ラブライバーの厄介さに嫌気を指しラブライブへの熱が冷めてしまった者、或いはラブライブというコンテンツは好きだがラブライバーは嫌いという者もかなり多いのではないだろうか。
事実上“ラブライバー”という言葉は蔑称のイメージが強くなり、ファンは名乗りたくても名乗れないでいる現状がある。
劇場版やサンシャインを控え、コンテンツはまだ続いていく。それに伴いファンのイメージは現在進行形で悪くなっている。
ネット民のおもちゃにされ続けるのか、犯罪者集団という認識は真実なのか。その是非を問うためにも、今後ともラブライバーから目が離せない。