はてなキーワード: NVCとは
下品で攻撃的な言葉をこどもが使うなら、まずは正しい言葉を教えてあげなさい、親なら。
こどもなんて言葉の意味を理解せず使ってるので、そんなので腹を立ててる場合ではない。
ダメな言葉を使ったときに禁止したり、おこったりするのは簡単。
でもそれだけで終わらせてはダメ。
それでは子供は自分の感情の上手な伝え方が分からないままになる。
上手にゲームがプレイ出来て優越感に浸りたい事は、自然な感情で悪い事ではない。
今回は、こどもが知っている言葉が「クズ」だったので、使ってみた。
親にめちゃくちゃ怒られたけど、どうすればよかったのかわからない。
そもそも優越感を感じるのがダメなのか、どうすればよかったのかも分からないまま。
このままだと、親とのコミュニケーションがうまくできなくなっていくし、それ以外の他人とのコミュニケーションスキルも低いまま。
これでは残念過ぎる。
ゲームプレイが上手な事を自慢したいことは悪くない感情、認めて欲しい気持ちも悪くない感情、言葉選びが悪かっただけであることをしっかり教える必要がある。
「クズ」という言葉は、ほとんどの場合で相手を傷つけ、嫌な気分にさせるって事を知ってもらう。
こどもって、言葉の選び方によって、相手への影響が大きく変化する事を理解してない。
言葉を学んでいる最中で、言葉の細かいニュアンスも理解できてない。
それこそ家庭で親が教えてあげるべき事。
これはとても大事。
例えば、今回だとこういう言葉を教える。
「もしかして私ってうまいんじゃない?」 とか「今のすごいと思わない?」など共感を求める方法。
「今のプレイ、ちょっと褒めてよ」など相手に何をして欲しいかを伝える方法。
そうやって相手を傷付けず、自分自身の感情(優越感や達成感)を満足させる方法を学ばせる。
ゲーム、テスト、運動などで負けると相手に対してずるいってよく使ってて気になってた。
よくよく聞いてみると、「ずるい、卑怯」という言葉に、抜け道や不正な方法を使うってニュアンスがある事を知らなかった。
なのでまず「ずるい、卑怯」の意味をきっちり教えた上で、「強すぎる・賢すぎる」,「悔しい」,「すごい」,「手加減してよ」など様々な言い換え言葉を、何回も教えた。
数か月かかったけど、ずるいや卑怯を全く使わなくなりました。
これ以外にも様々な言葉で誤用してるなあと思う事はありました。
全部は注意できないけど、他人とのコミュニケーションに問題が生じそうな誤用は、注意して意味を教えてます。
言葉の正しい意味や代替の言葉を知るようになって、親の気分を害するような言葉はほとんど発しなくなりました。
感情や要求の表現方法のバリエーションも増加し、正しく利用できるようになってきたので、コミュニケーションがかなりスムーズになったと感じています。
今でも、あまりにも大きな不満がある時には相手を傷つけるような言葉をこどもが敢えて使う事はありますが、それはそれで正しい使用かなと思ってます。
要求や感情の伝え方について知ると、より円滑なコミュニケーションが可能になると思います。