はてなキーワード: 虎キチとは
サッカーおたく(サッカーオタク/サカおた/サカオタ)という表現は電子掲示板2ちゃんねるのみで使われていたと言っても過言では無いくらい利用される環境が限られていた蔑称だった。
別サービスで使われることもあったがほぼ2ちゃんねる用語みたいなものでリアルでサッカー好きへ「サッカーおたくなんですね」なんて言うと決まって言われた方のサッカー好きは不機嫌になったものだ。
特にその不機嫌となる傾向は国内サッカーだけでなく欧州サッカーをもフォローしているようなサッカーへ深い理解を持っているサッカー好きほど強く、何ならサッカーおたくと言われたサッカー好きは暴言を返すまであった。
その当時の国内サッカー普及度を考えれば欧州サッカーを知ってるサッカー好きなんてサッカーおたく以外なにものでも無いのだが自身がオタクであることを決して認めないどころか怒り狂うほどオタクと呼ばれるのを毛嫌いしたのだ。
ちなみに野球好きはどうなのよ?と思うかも知れないが、“野球おたく„なんて言葉が登場する前から“野球狂い„や“虎キチ„“ドラキチ„などという“野球おたく„の上位互換のような表現があったので、そのように呼ばれる野球好きは別に怒り狂うなんてことはなかった。
野球狂いなんて呼ばれても不機嫌になる人も居たが極少数だった。“アンチ巨人„なんてむしろ誉れくらいに思ってる人が居るような文化だったのだ。
今はTwitterなどでサッカーおたくやサカオタなどと検索すると普通に自称しているヒットするようになっており時代は変わるもんだなぁとしみじみ思う。
約30年前はサッカー部員が、というよりも運動部員がオタクをいじめてたりもしてたわけだけど、20年くらい前、2ちゃんねる登場以降から状況が変わり始めて、今やサッカー好きもサカオタですよ。
そう言えば女子も“ジャニーズ女おたく„なんて言われると嫌がってたなぁ。
あぁそうそう“おたく„って当時は男性詞だったのよ。男性詞だったから女性のおたくは“女おたく„だったわけ。
そんなことを考えると、これから10年20年も経てば“フェミニズムおたく„って表現が一般化したりしてね。
フェミオタの皆さん、同じオタク同士仲良くしようぜ?サカオタだってコチラ側に来たんだからフェミニズムもオタク趣味の一部になれるよ。