はてなキーワード: 手塚治虫漫画全集とは
女「マンガってどんなの読むんですかぁ?」
ぼく「え、あの、その、あー、あの、手塚治虫の…あー、えっと、ブラック・ジャックとか…(個人的には短編の方が好きなんだけど、いうてもわからんやろなぁ…)」
女「おー!ブラック・ジャック?私も読んでましたぁ。ちなみに、他のマンガだと何がおすすめですかぁ?」
ぼく「(お、こいつ、イケるクチか?)やっぱり個人的には「新選組」だよね。いかにも青春マンガっぽいけど、深草丘十郎と鎌切大作の親友としての関係は、周囲の状況に影響されながらも終始美しいままだった。しかも連載打ち切りになったにもかかわらず、たった一巻でほぼ完璧に結末がまとめられるものかと最初読んだときは驚いたよ。ただ、短編マンガは知名度低くなりがちだからね。世間一般の覇権は「火の鳥」「リボンの騎士」「アドルフに告ぐ」だろうね。Twitterやpixivでも人気があるのがよくわかる。「鉄腕アトム」は、結末が「アトム今昔物語」「鉄腕アトム(別巻)」「鉄腕アトム(虫プロ制作)」それぞれ全く別の、どれも悲しい最後だから、子供向けだと侮ってたらえらい目に合うんだよね。手塚作品は単行本化するときに内容を大幅に描き直ししたものも多かったりするから、単行本化前後の読み比べをするのもすごく面白いよね。最近読んだのは「ダスト18」で、とくにNO.8とか、絵を変えずにセリフを変えるだけで、展開も結末も全く異なる作品にしてしまうあたり、マジで手塚治虫の脳みそやべーなって思ったわ。それとは別に、マンガの扉絵に関して言えば、作品全般に言えることだけど、ダイナミックでバランス感覚に優れていて、目に付きやすく作品の中身を推測しやすい構図ものが多いよね。あとマンガじゃないのと、実験アニメだから周りには言ってないけど「おんぼろフィルム」あたりは数分で終わるけど、吹き替え無しでも楽しめるユニークな日本版「トムとジェリー」みたいな感じで、見ていて飽きないね。」
女「へぇ~(無関心)」
ぼく「そうだ、家に手塚治虫漫画全集100冊くらい持ってるんだけど、読んでく?本当は400巻すべて揃えて、文庫全集200巻揃えれたら最高なんだけど…ここだと積もる話もしにくいし、せっかくだし家でじっくり話さない?」
女「いえ、遠慮します(死んだ魚の眼)」
なんで?(殺意)