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はてなキーワード: 戦国策とは

2024-03-14

「先ず隗より始めよ」はどう使っているだろうか。

まあたぶん「授業で習ったけどそれ故事成語だとは思ってない」って人が大半だとは思う。いちおう先従隗始という四字熟語にもなっているのだが、手元のIMEでは登録されていない。まあその程度の認識だったと思う。

はいものの、四字熟語辞典に載っている、ということはまあ故事成語ではあるのだ。たぶん、これも「妙齢」と同じように、人によって意味を違って取るために使われなくなった言葉だろうと自分は思っている。

初出

戦国策」「史記」「十八史略」といろいろあるらしい。まあ十八史略はあとからの切り抜き編集まとめみたいなものだしね。

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E6%BC%A2%E6%96%87/%E5%85%88%E5%BE%93%E9%9A%97%E5%A7%8B

ここにその原文の1つが載せられている。

今王必欲致士、先従隗始。況賢於隗者、豈遠千里哉。

読んで見れば分かる通り、この故事はもともと「隗」って人の自己PRなのだしかも、自分の有能さをPRするのではなく、自分が大した人じゃない、ってことを前提に、自分を雇わせるための言い訳、そしてそれをやる戦略について語っているわけだ。

現在

ところが、この故事成語現在では「まず自分がやれよ」という意味、もしくは「身近なことから始めよう」という意味になっている。まあ「隗」は一番身近な人の1人だったわけだから後者意味はとれなくもないのだけど、前者ちょっと意味を取り違えているんじゃないかという意味になっている。

https://shingakunet.com/journal/exam/20201124000002/#:~:text=%E3%80%8C%E5%85%88%E5%BE%93%E9%9A%97%E5%A7%8B%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89,%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

「先従隗始』からまれ格言は『隗より始めよ』。読み方は、「まづ かいより はじめよ」と読む。

その意味は「言い出した者から実行せよ」で、物事を行うときは、まず身近なことから始めるべき、という教えになっている。

個人的には、この言葉がまともに使われなくなったのは、このなんか微妙意味違いにあるせいじゃないかと思っている。

anond:20240313182336

「先ず隗より始めよ」はどう使っているだろうか。

まあたぶん「授業で習ったけどそれ故事成語だとは思ってない」って人が大半だとは思う。いちおう先従隗始という四字熟語にもなっているのだが、手元のIMEでは登録されていない。まあその程度の認識だったと思う。

はいものの、四字熟語辞典に載っている、ということはまあ故事成語ではあるのだ。たぶん、これも「妙齢」と同じように、人によって意味を違って取るために使われなくなった言葉だろうと自分は思っている。

初出

戦国策」「史記」「十八史略」といろいろあるらしい。まあ十八史略はあとからの切り抜き編集まとめみたいなものだしね。

https://ja.wikibooks.org/wiki/%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E7%B7%8F%E5%90%88/%E6%BC%A2%E6%96%87/%E5%85%88%E5%BE%93%E9%9A%97%E5%A7%8B

ここにその原文の1つが載せられている。

今王必欲致士、先従隗始。況賢於隗者、豈遠千里哉。

読んで見れば分かる通り、この故事はもともと「隗」って人の自己PRなのだしかも、自分の有能さをPRするのではなく、自分が大した人じゃない、ってことを前提に、自分を雇わせるための言い訳、そしてそれをやる戦略について語っているわけだ。

現在

ところが、この故事成語現在では「まず自分がやれよ」という意味、もしくは「身近なことから始めよう」という意味になっている。まあ「隗」は一番身近な人の1人だったわけだから後者意味はとれなくもないのだけど、前者ちょっと意味を取り違えているんじゃないかという意味になっている。

https://shingakunet.com/journal/exam/20201124000002/#:~:text=%E3%80%8C%E5%85%88%E5%BE%93%E9%9A%97%E5%A7%8B%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89,%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

「先従隗始』からまれ格言は『隗より始めよ』。読み方は、「まづ かいより はじめよ」と読む。

その意味は「言い出した者から実行せよ」で、物事を行うときは、まず身近なことから始めるべき、という教えになっている。

個人的には、この言葉がまともに使われなくなったのは、このなんか微妙意味違いにあるせいじゃないかと思っている。

anond:20240313182336

2022-12-07

「先ず隗より始めよ」と「死馬の骨を買う」のどっちかでよかったやろ感

これ、同じ文献(戦国策)の同じ章っていうか「先ず隗より始めよ」を納得させるために「死馬の骨を買う」を持ち出してる一節なんだよね。

 

「いい馬が欲しかったら死んだ馬の骨でもいい値段で買いなさい。そうすれば、生きてる馬ならいかほどかといい馬の持ち主が向こうからやってきますよ」という話があってですねぇ、同じようにいい人材を獲得したいなら、まず私のようなしょうもない人間を取り立てれば、もっと優秀な俺ならどんなもんじゃいと向こうからやってきますよ。

 

要するに死馬の骨を買ったみたいに先ず隗から始めたら?っていう、一つの故事なんだよね。

しかも同じ話を繰り返してるだけ。

 

から、これ、どっちかでよかっただろ。

なんで一つの、同じことを繰り返してる故事を分けて2個の慣用句にしちゃったんだよ。

2019-11-14

anond:20191114104317

故事から考えたら「身近なところから始めろ」にしかならないだろ、言い出しっぺがやれはちょい違うと思う。

中国戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」燕策の故事から

カイくんが王に進言したって故事から言い出しっぺがヤれって要素はあんまり見当たらないし、賢者を招くためにまずは身近なことからって要素のほうが強いと思う。

2019-07-06

三国時代三国志を読めばええやろ

春秋戦国時代戦国策とか左伝とかを読めばええんやろ多分

じゃあ五胡十六国時代って何を読めばええんや

2017-10-16

anond:20171014202631

竜虎相搏つ」の出典とされる『戦国策』を見ると、

楚嘗與秦構難、戰於漢中。楚人不勝、通侯、執珪死者七十餘人、遂亡漢中。楚王大怒、興師襲秦、戰於藍田、又郤。此所謂兩虎相搏者也。

適当訳)楚はかつて秦と事を構えて、漢中で戦った。楚は勝てず、身分の高いものが七十余名も死んで、とうとう漢中を失ってしまった。楚王は大いに怒って、軍を起こして秦を襲い、藍田というところで戦って、また敗れた。これがいわゆる両虎相打つというものだ。

みたいな感じで、つまり元は「両虎」なんだけど、まあ竜と虎が古くから対比して語られてきたのは確かだし、あんまり本質的な答えではない気がするね。

2016-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20160907174215

まず、手始めにわしを愛することから始めるにゃー (=^・^=)

中国の史書・戦国策にも「猫より始めよ」と書いてあるにゃん。

 
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