2024-07-15

女子アスリート性的問題について

少し前に女子アスリート盗撮問題になっていたけど、正直めちゃくちゃ難しい問題だと思う。

判断の難しさ

正直、どんな物でもそれに興奮する人はいる。ユニフォーム露出度が高くないスポーツでも興奮する人はいるし、股間をアップしたり赤外線で透かした写真でなくても興奮する人はいる。

体操競技では布面積の大きいユニフォームを着用する動きがあるけど、体型さえ分かれば良いという人もいるだろうし、効果限定的な気がする。

もっと言えば男性肉体美に興奮する人も多いと思うし、女性に限った話じゃなくなっている。

羞恥主観頼み

やはり問題は撮る側ではなく撮られる側の感覚になると思う。

しかし、誰でも股間とかをアップされるのは嫌だろうけど、それで撮影自体禁止するべきなのか疑問がある。カメラを向けられるだけで嫌だと感じる人もいれば、肉体美に自信を持っていて筋肉や体格を見せつけるアスリートもいる。ビーチバレーでは自信からあえて布面積の小さいユニフォームを選ぶ選手もいると聞く。

いま「私は肉体を見てほしい」と主張したら、規制の動きに冷や水を浴びせるものとして批判も受けるかもしれない。

興行との兼ね合い

陸上体操がなぜ布面積が小さいかというと、筋肉や関節の動き、体型に合わせて進化した結果としか言えない。となると、布面積を大きくしてしまうと、代わりに記録が損なわれて興行としての魅力が小さくなる恐れがある。正直、女子競技男子競技と比べて迫力に欠ける面があり、記録が後退するのはかなり痛い問題となる気がする。

そもそも体型や肉体美重要な要素となる競技では特に競技自体の魅力に影響する。例えば体操フィギュアスケートは手足の長さを見せられるユニフォームの方が動きが美しく感じられる、審査上も有利となる。ビーチバレーは男女問わず躍動する健康的な肉体も競技の魅力の一つに思う。

また、ビーチバレー撮影禁止したら人気が落ちたから一部解禁した、なんて話もあるらしい。カメラ撮影が全て性的動機によるわけではない。海外では観客に撮影する権利が当然にあるとされているから、同じ日本国内大会であっても国内大会撮影禁止国際大会撮影OKだったりする。

まとめ

アスリートを守るための規制によりスポーツ価値が損なわれたり、観客だけでなくアスリート自身も魅力を感じなくなったり、競技自体喪失したら元も子もない。しかし当然ながら過激盗撮魔を放置するべきではないから、絶妙規制のあり方を検討していかないといけない。外野ではなく、競技に取り組むアスリート自身で考えていかないといけない気がする。

  • 女子バレーボールをエロい目で見るなってのは無理がある 自然の摂理に反してる

    • 東洋の魔女のときはそそられなかった 栗原、木村沙織あたりからおかしくなってきた たぶんフジテレビのせい

    • 正直、エロい目で見てもいいとは思う。それが目的になるのは良くないし、それを選手に求めるのは言語道断だけど、少なくとも頭の中だけなら精神的自由権があるんだから。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん