2024-06-27

ドル円160円突破記念

今の円安金利差が理由ではないよ

から後金利差が縮まってもトレ転はしないよ

 

円安が始まったのは2021年の1月103円から上がり続けてる

実はこの時点で金利差は無い、

アメリカ政策金利を引き上げ始めたのは1年後2022年2月から

そっから急激な円安が始まり2022年10月には149円目前

ここで日本政府為替介入実施

かにこの10ヶ月間は金利差が理由

から介入後は2ヶ月間下がり続けて129円まで20円下げた

 

介入効果が切れた2023年初頭から円安反転して再度上がり始めるが、こっから金利差よりも「弱い日本」売り

国力、経済力に見限られた円の投げ売り

 

日銀財務省はそれを認めたくないので「金利差」を言い訳にする

 

2024年4月に実施された介入は実質1-2日、介入分しか下げなかった

二年前の介入では市場は反応し2ヶ月下げ続けたのに

金利差を理由の円売りドルいであったならば金利差差益が相殺される円高に対して

ポジション整理されるはずなので暫くは円高進行になるはず(二年前はこれ)、

しかし2024年GWの介入に対して市場はすぐに円安進行に戻ると予想した

 

2022年10月は当面金利差は開いたままだろうと予測されていたにも関わらずだ

2024年4月はアメリカは早々に政策金利を引き下げる予想が優勢であったにも関わらずだ

 

この挙動の違いは金利差では説明がつかない

 

さら問題なのは金利差」が理由であると誤認識しているファンダメンタルズ一定数ある

地獄はここから始まる

金利差が理由ならば金利差が解消されれば円高に反転する

現時点でもいずれ解消されるだろう金利差を目論んだ圧力円安進行を阻止している

 

だが、まず第一点、金利差は縮まらない

アメリカ平常運転政策金利は0.25%で長らくこの付近が「常識」だった

ところが2-3%で良くね?そっちのほうが安定して経済成長するんじゃね?

ってのが新しい「常識」になりつつある

コロナ対策でやった5%金利がすこぶる調子がよく予想されてたハレーションが起きなかった

 

とはいえ5%金利アメリカにとっても負担大統領選挙が終われば引き下げを始めるだろう

しか円安が止まらない

金利差が理由円安ではなく、アメリカ政策金利を引き下げても「弱い日本」が解消するわけではないので円安は進む

 

金利差が解消されているので日銀財務省は「金利差がぁ」の言い訳も使えない

金利差が縮小してもトレンド転換しない市場を見れば

否が応でも「あぁこれ日本売りだわ」と認識せざるを得ない

 

金利差と誤解して人たちが認識を改める

こうなるともはや円を買うプレーヤーは皆無になる

 

財務省は場当たり的な為替介入をやるだろうが

まったく効果がないのが観測されるだけでむしろ日本売り」の実証となり円安が加速する

200円目前となればさすがに金利の大幅上げが実施されるだろう

 

地獄の第二弾はそこから始まる

「それでも円安は止まらなかった」

 

金利上げのハレーションは甚大で地銀中小企業破綻物価上昇の加速

売りが売りを呼ぶ

こうなると250円300円が見えてくる

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