2023-12-16

ダセえファッションでいようとしてるところがある

流行りのファッション(これって冗語か?)、お洒落な格好、みたいなものに反感があって、俺は逆にお洒落度の下限、逆ファッションリーダーになるぞっつう気概を持って生きてる

こう思うようになったのは、大学時代友達が受けた講義教授が言っていたらしい言葉きっかけだ

ファッションに気を遣わないのでは、獣と同じですよ」 だいたいこういうニュアンス

ファッションに気を遣うのは人間だけ、人間らしさの大きな要素にファッションがある、そういう話だと思う

ぶっ殺すぞ

俺の実家で飼ってたネコは日がな一日自分身体をベロベロやって毛並みを整え、たまに毛玉を吐いていた

コイツ、おのれの身体を舐めて毛並みを整えるくらいしか娯楽がないのか?なんて矮小生命なんだ、と俺は思っていた

何に見せんのかもよくわからん(去勢されてたし…)のにずっと毛並みを気にしているネコの姿は、高校時代休み時間の半分くらいを男子トイレの鏡に向かって髪を整えるのに費やしていた長髪のヤンキーに通じるものがあった

ああファッションってネコの毛繕いと本質的に同じなんだな、というのが俺の至った結論で、俺はこの結論にけっこう満足していた

それがなんだ ファッション人間にのみ許された特権なんですゥ〜? フザけんなよ むしろ逆だっつうの

砂の城を築いて壊す、みてえなことをやってるほうがまだマシだ 万物の霊長としての矜持がすこしは感じられる

身体に巻く布の色や形を変えて喜んでるのは、ネコの毛繕いと同程度の営みで、魂のレベルが低い

Tシャツと短パンで出かけるべきなんだ すべての場所に 

冬は毎日同じダウンジャケットを着て、下に着るのは中学生の時から着てるダルダルトレーナー

それが人間らしく生きるってことだ

着飾りたい その気持ちに蓋をして、逆に着飾らないこと どうすれば一番着飾らないでいられるかを考える いや、考えない

なにも考えないってことなんだ

気候に合っていて肌に不快感のない服を着る それだけだ

あっでもこれ逆に快不快しか判断基準がない下等生物っぽさがあるな

やっぱ、考えましょう

どうやったら着飾らないでいられるかを考えるってことだ

これは、「着飾らないオレを見て!」とか「ありのまま自分評価してくれる人がいるハズ!」みたいな話ではない

逆だ

着飾らないことで、よりモテなくなる

繁殖本能の逆を行く 何の意味もなく逆を行く

そのまったく無意味営為を、確かな意志自我をもって完遂することで、ひとつ万物の霊長としての矜持を貫くことができる

俺はそう信じています

  • これは全くその通りで毎日作務衣がベストということ

  • まあ鍛えてもろて 筋肉が一番のファッションですよ

  • ここまで明確ではないが、ファッションに対する反感は俺にもあるな ある精神科医の選んだ名言集にあった宇野千代の言葉「お洒落をしない人間は泥棒より醜い」を、元発言者と選者両...

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