2023-05-15

地方自治体システム開発の実情

地方自治体システム開発は大体2パターンある

もちろん公募で入札となるのだがなかなか闇が深い。特に後者だ。

前者の場合、腐っても大手なので知識経験が多く価格は調整しやすい(ただ知識経験に疑問を持つ出来事ちょっとから散見されている)

しか大手政令指定都市とかデカいとこには手を出すが町レベルになるとなかなか手を出さない。大半のシステム会社はそういう自治体に入札して他社営業の際に紹介するの実績にしようと思う。

自分の務める会社もある地方自治体システムの入札に参加し結構な最終まで進んだが結果は通らなかった。取ったのは我々から見ても四半世紀レベルの出来損ないシステムをその自治体に納品し、未だに御用聞きレベルで面倒見ている地元システム会社だった。そしてその内容は弊社とほぼ同じで価格けがあちらの方が安かったのだ。

提示されていた地域課題テーマがある程度大雑把だったとはいえ余りの一致っぷりに「結局都会のシステム会社安値ITコンサルさせて要件インフラ周りの設計が分かったら付き合いのある会社に流して入札させてるのかな?」と思ったが真実は闇の中。ただ技術力が無いのかたいしたことないシステムなのに結構時間かけて実証実験適当に本番稼働した挙句エラー出してたのでウチの内容理解できなかったのかなと少し同情もした。

そんな感じで地方自治体システム化なんて当分は勘弁。そして進まないのは利権でズブズブな為なんで便利な生活したければ市民監視が厳しい大都市移住しよう。デジタル庁の旗振りも大変だろうな。

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