自分は別に有能ではないが、質問はできる方だと思うので 普段よく使ってる小技を晒しておく。職場の先輩への質問、説明会などの場での質疑応答を想定している。
挙手制なら司会や登壇者がこっち向いたなってタイミングで手を挙げる。顔出しなしのリモート会議、顔を頑なに上げない先輩には「すみません」「お疲れ様です」「ちょっといいですか」と声をかける。
質疑応答の場でない場合、質問したい意図を伝える。「聞きたいことがあって」「〇〇について質問したいのですが」「〇〇を教えてもらいたくて」あたり。「お時間いいですか」「〇〇分くらいもらってもいいですか」まで言えると良いけど、そこまで言わなくても忙しい人は「ちょっとまって」と調整フェーズに入ってくれるケースのほうが多い。
待ったが出された場合、「〇〇時くらいでいいですか」「何時なら大丈夫ですか」「メール送っとくので見てもらっていいですか」みたいになんとしてでも質問したい意思表示をする。
「〇〇ってなんですか」「〇〇はどういう意味で使ってますか」みたいに言葉の定義レベルで質問する。
自信がない場合、枕詞に「初歩的なことで恐縮です」とか「今更かもしれないですが」とかはつけてもいいが「この分野では素人なのですが」はつけてはいけない。
「〇〇ということで、☓☓の場合は当てはまらないんじゃないかと気になりました。実際のところどうですか」「〇〇を知りたかったのですが説明の中にはなかったと思います。教えていただけますか」「〇〇って相談がきてて☓☓と答えようと思っていますが正しいか自信ないです。どう思いますか」みたいな、話を聞いた結果or考えた結果の質問ですよアピール。
自信がなければ「見逃したかもしれませんが」「理解が追いついてないだけだと思うのですが」などの枕詞をつける。それでも自分で考えろと言ってきたら相手は無能。
「〇〇について理解しきれなかったのでもう一度説明をお願いします」「以前教えていただいた〇〇のこともう一回聞いてもいいですか」みたいなやつ。
全く同じ説明を繰り返された場合は「その〇〇というのは…?」みたいにキーワードを更問いする。
「〇〇ってことですね、理解しました」「〇〇で承知しました、ありがとうございます」という形で締めると相手も安心。
自信がなければ「〇〇って理解であってますか」と確認するのもよし。
誤解があれば訂正できるし、なければ双方安心して終われる。
結局その気にならなければ質問は難しいので、なんかのパターンにはめてでも質問してやるぞくらいの心持ちで会話に臨む。
単語一個でも拾えれば勝確。
「〇〇が気になってたけどさっきの説明にあったので大丈夫です!」と言えれば一番堂々としてる(本当に気にしてたかどうかは重要ではない)。
そこまで言えなくても「聞きたいことはだいたいすでに説明していただきました!」でいける。
「頂いた情報でやってみるので、行き詰まったらまた相談させてください」的なことを言えると次に繋がって完璧。
内容がどうであれ質問する行為は自分から発信しようとする能動的な行為であり、コミュニケーションに積極的な社会的行為である。