AEDを両腕につけてドカンでなんとかならないか?とか、なんで皆さん都合よくAEDの前で心肺停止の救助をする前提の話になるん?だいたいそんなのレアケースやん。
それと胸をもんで訴えられたら?ってのも、都合よく知らない女性の救助現場に居合わせる話になるのもどうかね?
多分、「普段仲の悪い義理の父」とか「突然倒れた徘徊老人」とか、そっちのほうが確率は高い。
あれだろ?結局、合法的に知らない若い女の乳を揉みたい妄想の裏返しなんだろ?リビドーだだ漏れが透けて見えるよ。
あとね、「AEDに従ってやれば胸を触らない」派の人、残念。胸には触ることになる。ただし。そう、但し書きがある。そうそう訴えられることは心配しなくて良い。
AEDの講習を受けたことも無い人が空論に空論を重ねて、ホント無駄。
ざっと現実的な対応のシミュレーションをしよう。消防署でAEDの講習を受けたら、まずこの流れのはずだ。
1.倒れている人発見→声をかけて意識がないか返事を待つ。呼吸はあるか。脈はあるかの確認。いきなりAEDとか心臓マッサージはやらないよ。
2.脈がなければ、近くにいる人を2人捕まえる。一人には消防署に連絡することを指示。倒れている人の性別とぱっと見の年齢を伝える。
もう一人にはAEDを持ってこさせる。コンビニが近くにあれば幸い。他に仲間を募ってもいい。一人で勝手にやる想定はしないことだ、これ重要。
3.さて、AEDが届くまでじっとしてるのか?届くまでとにかく胸骨を押せ。頑張って押せ。骨折の心配なんかするな。骨折はやがて治るが止まった心臓を放置すると戻ってこないよ。
よく事態を考えてみて。胸を触られたとかで訴えられたほうがまだいい。訴えられるように戻ってこれて良かったね、という話だ。(訴えられるかどうかはここで判断しないで最後まで読んでね)
痛い!とかギャーとか言えば、そこで終了。心配ないから。なんらかの理由で回復できたんだろう。でもまあ、1の状態を確認したあとでそうなってくれる確率は少ない。
心臓マッサージなどとにかく自己流でもなんでもいい。腕が辛くなり過ぎたら周りにいる人に替わってもらえ。
4.AEDが来たら音声指示に従えば良い。もってこさせた人にやらせてもいい。
というわけで、そもそも関係者=目撃者として巻き込んで、さらに救急隊員も目撃者になる。すなわち、皆証人だ。
救助の末に助かったら、皆、こう言うだろう、あなたがいなければ助かってなかったと。
また、そう言われるだけの行動をすればいいだけの話だ。
レアケースだってあるのでは?とか、レアケースが気になって行動できない。とか言ってる人は本当にそうかね?
レアケースでなければ…たとえば、君のおばあちゃんが君との散歩中に突然倒れたら?ちゃんと行動できるの?