俺は反出生主義思想を開陳するのが大好きで、中でもTea Consentと絡めた「生誕のプロセスには生まれてくる子供自身の意思が一切介在していないので、泥酔レイプと似たようなもんであり、大変まずい」という論が好きなんですよ
一応言っておくと、俺は泥酔レイプを正当化するために生殖を批判してるんではなく、本当に心から、泥酔レイプがダメだと判断できる論理性があるなら生殖なんかできねえはずだろ!と思っている
紅茶の例えでいうなら、子供は眠ってすらいなくて、存在していない状態なのに、生まれてから毎日ずっと紅茶を飲まされることを決められてるようなもんで、……まあこの話はいいや
ただ、最近話題のAEDで思い出したんだけど、AEDも本人の同意がないって意味では同じようなもんなんだよな
普通発作で死にたくないだろ!みたいな反論をしたくもなるんだが、それはあくまで「普通」の話であって、「発作で死にたい」「絶対に体に電流を流したくない」「AED使用のために服をはだけられるのは死ぬより苦痛だ」みたいな人がいる可能性は否定できない
発作で死にてえなら街に出るな、家で死ね/お前普段電気信号で動いてんだから一緒だろ/じゃあ服にでもそう書いとけ!
と思うんだけど、そんなこと言っちゃうと、本質的に強姦魔・強産魔と同じ主張をすることになってしまう気がする
そうなんだ
思想の一貫性を保つためには、俺は同意なきAEDの使用を否定しないといけない
「"普通に考えて"AED使われるより放置されて死ぬ方がいいなんて奴はいない」「いたとしても、圧倒的に数が少ないんだから、公共の福祉を重視してバンバン使っていくべきだ」
この理屈を採用すると、特に反出生主義を同意の有無方面のアプローチで主張するのが結構キツくなってしまう
本丸・ベネターさんはまったく別のアプローチでやってんだから別にいいといえばいいんだけど、俺は、誰にでも分かりやすくて否定しにくいTea Consentがそのまま生殖に刺さるという構図が大好きだから、生誕に同意ねえじゃん問題をできるだけ擦っていきたいんだよな
反出生寄りだけど同意というか整合性?で考えてることが多いかもしれない。でも同意に近いのかもしれないこれも。 要は自分ですら納得していないものを子どもに押し付ける理由はな...
親に聞かせてやりたいよ
同意の有無だけに着目してたらどちらも同じという結論しか出ないな 同意なき性交と同意なきAED使用には何か本質的な違いがあるという方向に進むしかないんじゃないか?ロジックのシ...
まだ生まれてない人間が生を望むかどうかは不明だけど、今生きてる人間が、特に十分な判断力を有すると推察される程度の大人が、死を望まないのは黙示的な合意があると考えて良い...
アポカリプティックな合意!?
全てにおいて同意を得てからするべきだという同意を全てのひとに対して得られているのだろうか。